理工学部Faculty of Science and Engineering
HUI200XE(人間情報学 / Human informatics 200)画像診断装置概論Overview of medical imaging apparatuses
尾川 浩一Ogawa KOICHI
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 理工学部Faculty of Science and Engineering |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2021 |
授業コードClass code | H6033 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 秋学期授業/Fall |
曜日・時限Day/Period | 火1/Tue.1 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 小金井 |
教室名称Classroom name | |
配当年次Grade | |
単位数Credit(s) | |
備考(履修条件等)Notes | |
他学部公開科目Open Program | |
他学部公開(履修条件等)Open Program (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Program | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
カテゴリー<理工学部>Category |
応用情報工学科 学科専門科目 |
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Outline (in English)
In modern medicine, various advanced engineering techniques are used for diagnosis and treatment. The theme of this lecture is to get an overview of the diagnostic imaging equipment that supports medical care. In the class, we will take up various diagnostic imaging devices, learn the physical and mathematical basics for generating images for each device, and understand how these devices are used in the medical field.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
現代の医療ではさまざまな高度の工学的技術が利用され診断と治療が行われている。このうちの医療を支える画像診断装置の概要を知ることがこの講義のテーマである。授業の中では様々な画像診断装置を取り上げ、それぞれの装置に関し、画像を生成するための物理学的基礎、数学的基礎を学ぶとともに、これらの装置が医療の現場でどのように活用されているかまでを理解する。
到達目標Goal
本授業を通して、さまざまな物理現象を利用して人体内部を映像化している装置の原理と最先端の技術の概要が理解できる。具体的には、それぞれの装置でどのような物理現象をもちいて画像を映像化するための信号の検出が行われているか、そしてどのような原理で画像がつくられているかが理解できる。この講義で取り扱う画像診断装置は、ディジタルX線撮影装置、マンモグラフィ、超音波エコー(US)、磁気共鳴映像化装置(MRI)、X線計算断層像装置(CT)、単光子放出CT装置(SPECT)、陽電子放出CT装置(PET)などである。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP1」と「DP2」と「DP4」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
授業の実施方法は基本的に対面形式を目指すが、社会情勢により双方向型オ
ンライン形式かハイフレックス型の授業の形態となることも予想される。毎
回の講義内容に示したものは予定している pdf 資料または動画のおよその内
容となるが、第何回と示されたものが、毎週提示される訳ではなく、この科
目の授業全体でこのような内容の pdf 等のコンテンツがこの授業支援システ
ムにおかれるものと理解していただきたい。各回の授業計画の変更があった
場合は、学習支援システムで提示する。また。課題や小テストについてのフィードバックは授業支援システムまたは授業内で行います。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回 :はじめに
授業の概要とガンマ線、X線が日常生活でどのように利用されているかの解説
第2回:イメージングの方法
波動(放射線、電磁波、音波)と物体との相互作用で画像を得る原理の理解
第3回:イメージング物理の先駆者
キュリー夫妻の科学技術の発展に対する貢献と現在の医療現場での放射線の活用について
第4回 :イメージングの基礎物理
放射線、放射線と物質の相互作用
第5回:イメージングの基礎数学
画像工学の基礎
第6回:透過波を用いた映像化1
デジタルラジオグラフィの原理と装置の構造
第7回:透過波を用いた映像化2
デジタルマンモグラフィの原理と装置の構造
第8回:放射波を用いた映像化1(電磁波)
磁気共鳴イメージングの原理と装置の構造
第9回:反射波を用いた映像化
超音波エコーの原理と装置の構造
第10回:透過波を用いた映像化3
X線CTの原理と装置の構造
第11回:透過波を用いた映像化4
画像再構成法
第12回:放射波を用いた映像化2(ガンマ線)
シンチグラフィの原理と装置の構造
第13回:放射波を用いた映像化3(ガンマ線)
SPECTの原理と装置の構造
第14回:放射波を用いた映像化4(ポジトロン)
PETの原理と装置の構造
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
本授業の予習、復習の時間は 1 回あたり 4 時間です。予習としては事前に配
布したハンドアウトの通読を行い、復習は毎回の授業に対しての理解度を深
めるための小テストを通じて行って下さい。なお、授業は録画していますの
で、この録画画像をオンデマンド教材として見直すことも可能です。
テキスト(教科書)Textbooks
自作の教材をpdfで配布する。
参考書References
医用画像工学ハンドブック 日本医用画像工学会編 平成24年
成績評価の方法と基準Grading criteria
「評価方法」毎回の授業の後で実施する重要な点を理解したかを確認する小テスト(100%)
「評価基準」本科目において設定した達成目標を60%以上達成している学生を合格とする。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
授業時における演習問題では、基本的な事項が理解できたかを確認するにと
どめ、負荷がかからないように配慮する予定である。授業の内容に対する質
問や、問題の解答例に対しての質問などは随時メール等で受け付けますので
遠慮無く送って下さい。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
オンライン形式の授業の場合には大学から貸与されたノート PC が必要にな
る。また、自宅等での聴講の場合には WiFi 環境が必要となる。
その他の重要事項Others
本授業は、「法政大学教育学術情報ネットワーク」を利用し実施される。