現代福祉学部Faculty of Social Policy and Administration
PSY300JC(心理学 / Psychology 300)障害者・障害児心理学Psychology for Adults & Children with Disabilities
小林 玄Shizuka KOBAYASHI
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 現代福祉学部Faculty of Social Policy and Administration |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2021 |
授業コードClass code | N1318 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | サマーセッション/Summer Session |
曜日・時限Day/Period | 集中・その他/intensive・other courses |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 多摩 |
教室名称Classroom name | |
配当年次Grade | 2~4 |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | |
他学部公開科目Open Program | |
他学部公開(履修条件等)Open Program (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Program | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
入学年度Admission year | |
カテゴリー(2021年度以前)Category (~2021) |
臨床心理学科 専門教育科目 専門展開科目 |
カテゴリー(福祉コミュニティ)Category (Department of Community Development) | |
カテゴリー(臨床心理)Category (Department of Clinical Psychology) | |
カテゴリー福祉コミュニティ学科(2020年度以前入学者)Category福祉コミュニティ学科 (~2020) | |
カテゴリー福祉コミュニティ学科(2021年度以降入学者)Category福祉コミュニティ学科 (2021~) | |
カテゴリー臨床心理学科(2020年度以前入学者)Category臨床心理学科 (~2020) | |
カテゴリー臨床心理学科(2021年度以降入学者)Category臨床心理学科 (2021~) |
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すべて閉じるHide All
Outline (in English)
In this lecture, we will discuss the challengers facing people with disabilities in school, workplace and other life events. Furthermore, consider how effective psychological interventions could be delivered to individuals with disabilities and family members.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
本授業は、障害とは何か、障害児者の心理とはどのようなものかをテーマとする。近年の障害の捉え方の変遷や法律、制度を概観し、障害種ごとの障害特性を理解した上で、個々のニーズに合わせた支援の在り方や家族支援について考察する。扱う障害種は、肢体不自由、聴覚障害、視覚障害、知的障害、発達障害(LD、ADHD、ASD)とする。また演習をとおして、障害当事者の困難さについて理解を深める。
到達目標Goal
① 障害に対する世界的な意識の変化や共生社会、インクルーシブ教育の理念について理解する。
② 障害に関わる法律の基礎的知識を身につける。
③ 障害種ごとの障害特性に関する基礎的知識を身につける。
④ 家族支援について理解する。
⑤ 当事者の困難さについての理解を深め、支援の在り方について考察する。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP2」と「DP3」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
授業形態は、講義形式を基本とし、第13回、第14回は演習形式とする。
授業の振り返りとして、リアクションペーパーの提出を求める。(集中講義のため、半日ごとにリアクションペーパーを提出してもらい、次の授業回の冒頭でいくつかのコメントや質問事項を紹介し学習の発展につなげる。)
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回:オリエンテーション
障害とは
授業内容、自己紹介、講義形式、評価方法の説明
障害とは何かというテーマで国際障害分類、国際生活機能分類について解説し、ディスカッションも行う
第2回:ユニバーサルデザインと合理的配慮
ユニバーサルデザインとバリアフリーの概念について解説し、身近な生活から具体例を探す。また、合理的配慮について具体例を挙げながら理念について解説する。
第3回:障害特性の理解と支援(1)肢体不自由
肢体不自由の障害特性と支援について解説する。
第4回:障害特性の理解と支援(2)視覚障害
視覚障害の障害特性と支援について解説する。
第5回:障害特性の理解と支援(3)聴覚障害
聴覚障害の障害特性と支援について解説する。
第6回:障害特性の理解と支援(4)LD
LDの障害特性と支援について解説する。また、アセスメントについても言及する。
第7回:障害特性の理解と支援(5)ADHD
ADHDの障害特性と支援について解説する。
第8回:障害特性の理解と支援(6)ASD
ASD(自閉スペクトラム症)の障害特性と支援について解説する。
第9回:障害特性の理解と支援(7)発達障害に併存しやすい困難さ
発達障害と関連して、感覚過敏、緘黙、トゥーレット症候群について解説する。
第10回:障害特性の理解と支援(8)精神障害
精神障害の障害特性と支援について解説する。
第11回:当事者と家族への支援
当事者研究の紹介と家族支援について解説する。
第12回:【事例検討】多職種連携による障害児支援
教育、心理、福祉、医療などの多職種が連携して、1人の子どもの支援を行っている事例を紹介する。
第13回:【演習】疑似体験をとおした障害者理解(1)ワーク
発達障害、聴覚障害等の障害について心理的疑似体験のワークを行う。
第14回:【演習】疑似体験をとおした障害者理解(2)ディスカッション
前回のワークをとおして障害に対して新たに理解したことや支援のポイント等をグループディスカッションする。
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
毎回の予習・復習の時間は各1〜2時間ずつを目安とする。
前回の授業の最後に、予習および復習のポイントや参考資料等を提示するので、それを参考に学習を進める。
テキスト(教科書)Textbooks
必要に応じて適宜紹介する
参考書References
必要に応じて適宜紹介する
成績評価の方法と基準Grading criteria
第1回〜12回 リアクションペーパー(5点×12回)60%
第13回〜14回 演習レポート 10%
最終レポート 30%
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
本年度授業担当者変更によりフィードバックできません。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
特になし
その他の重要事項Others
*授業内容は、授業の展開によって、若干の変更があり得る。
大学の行動制限方針がレベル1の場合でも,この授業は原則としてオンラインで行う。