経営学部Faculty of Business Administration
MAN300FC(経営学 / Management 300)戦略的意思決定論ⅠStrategic Decision Making I
福島 英史Eishi FUKUSHIMA
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 経営学部Faculty of Business Administration |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2022 |
授業コードClass code | A4409 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 春学期授業/Spring |
曜日・時限Day/Period | 集中・その他/intensive・other courses |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
教室名称Classroom name | 各学部・研究科等の時間割等で確認 |
配当年次Grade |
2~4(経営戦略学科のみ) 3~4 |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | ※ 経営戦略学科の学生のみ2年次から履修できます。 |
他学部公開科目Open Program | |
他学部公開(履修条件等)Open Program (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Program | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
入学年度Admission year | |
カテゴリー(2019年度以降)Category (2019~) | 経営戦略学科専門科目200番台 |
カテゴリー(2018年度以前)Category (~2018) | 経営戦略学科専門科目 |
すべて開くShow all
すべて閉じるHide All
Outline (in English)
The aim of this course is to help students understand theory and cases about strategic decision making of firms, which leads subordinate operational or functional decisions. The goals of this course are to understand the logic, interaction, mechanism, and dynamism of strategic management. Students will be expected to explain firms' move and industrial change using those logic and concepts. Before/after each class meeting, students will be expected to spend four hours to prepare and understand the course content. Grading will be decided based on semester-end examination (85%), and each class assignments (15%).
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
本講義の目的は,経営戦略の意思決定について考えるための概念,論理,視角を学習することにあります.経営現象は,組織内及び組織外での様々な意思決定の連鎖と合成から理解することができます.この授業では,日々の業務に直接関わる業務的意思決定や,開発・生産・販売といった機能分野ごとの管理的意思決定ではなく,特に戦略性をもった思考が必要とされる企業のあり方・事業のあり方に関わる問題をテーマとして考えます. 現実の事例についても織り交ぜながら学んでいきます.
到達目標Goal
経営事象を織りなす様々な戦略の意思決定とその合成過程について,論理的に理解し,説明できるようになることが到達目標です. 戦略の意思決定の背後にどのような経営上の基本的な考え方があるのか.また,自社のみならず,他社の意思決定を考えた場合に,結果としてどのような状況が産業に生じるのか.現実の会社がなぜM&A等で規模位を拡大しようとするのか.産業で市場地位の交代が起きるのはなぜか.一見直接の関係がなさそうな会社に出資したり支援したりするのはなぜか.こういった問題について基本的な説明経路の理解を進めていきます.
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP1-1」、「DP4」に関連が特に強く、「DP5」に関連がかなりある
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
本年はオンライン(オンデマンド)形式で開講されることになりました.学習支援システムにおいて授業教材を配信し,お知らせします.学習支援システム「教材」機能から一定期間以内に配信教材へアクセスし,閲覧・学習を進めてください.事業モデルの選択と競争上の位置取り,環境変化への対応の背後にある戦略上の論理を理解するための枠組みを学びます.ある産業,あるいは企業が収益力において勝るのはなぜか,といった問題にアプローチします.ご質問は学習支援システム授業内掲示板に頂けます.
講義中に,トピックスに関連したエクササイズ(経営学クイズ)を解く課題があります.各回課題の解答は,学習支援システム「テスト」機能から締め切りまでに提出して頂きます.授業内で良答を紹介する等します.詳細は学習支援システム及びそこで提示された授業教材でお知らせします.
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
なし / No
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching:オンライン/online
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
1[オンライン/online]:イントロダクション
講義概要と問題意識の共有
2[オンライン/online]:事業の組立と市場戦略1
製品事業の基本的観点
3[オンライン/online]:事業の組立と市場戦略2
市場戦略の枠組み
4[オンライン/online]:競争の構造と収益性1
競争構造の基本的観点
5[オンライン/online]:競争の構造と収益性2
プレーヤー間の代替関係
6[オンライン/online]:競争の構造と収益性3
プレーヤー間の補完関係
7[オンライン/online]:産業のライフサイクルと費用構造1
市場変動と費用構造
8[オンライン/online]:産業のライフサイクルと費用構造2
キャパシティ
9[オンライン/online]:事業背景と参入・撤退の決定1
参入企業の事業背景と競争
10[オンライン/online]:事業背景と参入・撤退の決定2
事業投資の意思決定と収益性
11[オンライン/online]:事業システムの視点1
事業システムの基本枠組み
12[オンライン/online]:事業システムの視点2
システム内外の競争と協調
13[オンライン/online]:利益配分とパワー構造の変革1
パワー分布と利益配分
14[オンライン/online]:利益配分とパワー構造の変革2
構造の変革
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
各回講義について復習するとともに,身近な事例についてその意味を考えてみる.本授業の準備学習・復習時間は,各2時間を標準とします。
テキスト(教科書)Textbooks
特定のテキストは使用しません.担当教員が作成した教材を学習支援システムに掲載します.
参考書References
講義中に適宜案内します.
成績評価の方法と基準Grading criteria
定期試験(85%)と各回の課題(15%)の合計(100%)で評価します.
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
話す速度を調整し,引き続きエクササイズや事例紹介を充実させていきます.
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
お知らせ,教材・資料配布,課題提出等のために学習⽀援システムを使用します.予め使⽤⽅法の理解をお願いします.オンライン受講が可能な機器・環境が必要です.教材は法政大学専用Gmailアドレス(@stu.hosei.ac.jp)でアクセスしてください.下記が参考になります.https://hic.ws.hosei.ac.jp/network
その他の重要事項Others
講義中の私語はご遠慮ください.理解の促進のため,戦略的意思決定論Ⅱ(秋学期)と併せて履修することが望ましいです.関連科目は,経営戦略や組織論,技術管理論,日本経営論,マーケティング等です.