経済学部Faculty of Economics
SOC100CA(社会学 / Sociology 100)社会学ASociology A
松下 峻也Shunya Matsushita
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 経済学部Faculty of Economics |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2023 |
授業コードClass code | K5269 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 春学期授業/Spring |
曜日・時限Day/Period | 集中・その他/intensive・other courses |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 多摩 |
教室名称Classroom name | オンライン/online |
配当年次Grade | 1 |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | 【本授業コードは国際経済学科生・現代ビジネス学科生用】 |
他学部公開科目Open Program | |
他学部公開(履修条件等)Open Program (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Program | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
カテゴリー(2015年度以前入学生) | 総合教育科目 |
カテゴリー(2016年度以降入学生) | 総合教育科目 |
カテゴリーCategory |
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Outline (in English)
This course introduces some of ideas that raised by sociology and the history of Minamata Disease to students taking this course. At the end of the course, students are expected to re-consider the rapid economy growth of post-war Japan. Before/after each class meeting, students will be expected to spend four hours to understand the course content. Grading will be decided based on Term-end report(100%).
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
履修する学生は、社会学が提起したいくつかの概念を学んだうえで、日本の「高度経済成長期」を再考する。現在を生きる学生が、「戦後」が抱える問題に気がつき、それを自分自身で考える力を伸ばすことを目的とする。
到達目標Goal
履修する学生は、社会における「意味」と「表象」、「記憶」と「記録」の理論と思想を学び、「戦後」日本が「豊かさ」を追い求めるなかで発生した水俣病事件をふりかえる。社会学的な概念をふまえて、現在の視点から過去の出来事を読み解くことの意義を、学生が理解することを目標とする。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP4」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
本科目は、オンラインでの講義動画の配信と文書・映像教材の配布をあわせておこなう。くわえて、学生からのリアクションペーパーにたいするリプライ動画を別途配信する。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
なし / No
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching:オンライン/online
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
1[オンライン/online]:イントロダクション①
「あたりまえ」や「日常」を「問う」ことの意義を共有する。
2[オンライン/online]:イントロダクション②
「社会(学)」を考えるためのキーワードを紹介する。
3[オンライン/online]:社会的における意味の成り立ち
「シンボリック相互作用論」について考える。
4[オンライン/online]:記号としての意味の成り立ち①
言語の意味の成立を記号学から考える。
5[オンライン/online]:記号としての意味の成り立ち②
現実の意味の成立を記号学から考える。
6[オンライン/online]:記号として読み解く人間、社会、技術
人間、社会、技術の歴史を記号学から考える。
7[オンライン/online]:社会における過去の意味の成り立ち①
「過去の再構成」としての「記憶」を考える。
8[オンライン/online]:社会における過去の意味の成り立ち②
「集合的記憶」について考える。
9[オンライン/online]:水俣病事件という記憶
水俣病事件の「現在」を考える。
10[オンライン/online]:水俣病事件の記録と表象①
1950年代末の水俣病事件を考える。
11[オンライン/online]:水俣病事件の記録と表象②
1960年代以降の水俣病事件を考える。
12[オンライン/online]:水俣病事件の記録と表象③
1970年代以降の「水俣の闘い」を考える。
13[オンライン/online]:水俣病事件の想起
水俣病事件の現在を「未解決」の問題として再考する。
14[オンライン/online]:鏡としての水俣病事件を研く
水俣病事件の複雑な様相を再考する。
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
履修する学生には、毎回の講義で指定される参考文献、参考資料を読んで予習、復習することが求められる。本科目の準備・復習時間は、合計4時間を標準とする。
テキスト(教科書)Textbooks
使用しない。
参考書References
小林直毅編著,2006,『「水俣」の言説と表象』藤原書店.
原田正純,1972,『水俣病』岩波書店.
成績評価の方法と基準Grading criteria
成績評価は、原則として期末レポートを100%とする。ただし、複数回の講義内課題の提出をレポート提出の条件とする。講義の内容を的確に理解したうえで、さらにみずから考える力を論述によって示しているかどうかが評価の基準となる。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
経済学部の学生には馴染みのない、社会学の専門用語の解説を丁寧におこなうようにします。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
デスクトップ/ラップトップPCと動画再生が可能な通信環境。スマートフォンでの受講は想定していない。