経済学部Faculty of Economics
PHL200CA(哲学 / Philosophy 200)哲学ⅠPhilosophy I
齋藤 範Susumu SAITO
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 経済学部Faculty of Economics |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2021 |
授業コードClass code | K8013 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 春学期授業/Spring |
曜日・時限Day/Period | 水2/Wed.2 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 多摩 |
教室名称Classroom name | |
配当年次Grade | |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | |
他学部公開科目Open Program | |
他学部公開(履修条件等)Open Program (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Program | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
カテゴリー(2015年度以前入学生) | 経済学部主催 教職関係科目 |
カテゴリー(2016年度以降入学生) | 経済学部主催 教職関係科目 |
カテゴリーCategory |
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Outline (in English)
In this lecture, students acquire the basic knowledge about philosophy, and consider philosophically about human beings and the world.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
受講生が教職に就くことを前提とし、「世界とは何か」という問題を中心に据えながら、哲学および思想文化の基本的な問題や概念や考え方について学ぶ。
到達目標Goal
この授業では、哲学の基本的な問題や概念について正確に理解し、現代のさまざまな哲学的課題について自ら主体的に考察し、さらにその考えを論理的かつ適切に表現する能力や態度を養うことを目標とする。具体的には、人間観や世界観を先哲に学び、それらを自分とのかかわりにおいて捉え、自ら思索しつつ形成できるようになるということである。
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
授業形態は講義で、音声収録を行ったmp4ファイルの教材をGoogle Classroomにて視聴する「オンデマンド配信型」で実施する。Google Classroomへの案内や入室に必要な「クラスコード」は、Hoppiiのお知らせにて告知する。また、前回の授業で受講生から出た質問や考察や感想をいくつか取り上げて、全体に対してフィードバックを行う。授業では、古代から近世までの哲学と思想文化全般について時代を追って解説し、哲学が何を問題とし、またどのような概念を用いて思考を展開してきたか、講義する。過去のそれぞれ哲学は、一方では各々の時代背景や社会情勢に固有な特殊性を有しつつも、他方ではどんな時代や社会にも通底し、現代においても十分参照する価値のある普遍性を有している。この授業では、そうした特殊性と普遍性の両方を広く視野に入れながら、世界観や人間観に関してこれまでどのような議論や考察がなされ、また現代においてもなされつつあるか、概説する。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
春学期
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
1:哲学とは
学問の紹介と中学社会・高校公民の教育における本授業の意味
2:哲学の草創期と初期自然学
古代ギリシアとソクラテス以前の哲学者たち
3:アテナイ古典哲学①
哲学者ソクラテス
4:アテナイ古典哲学②
プラトンの哲学
5:アテナイ古典哲学③
アリストテレスの哲学
6:ヘレニズム期の哲学①
キュニコス派・エピクロス派の哲学
7:ヘレニズム期の哲学②
ストア派・懐疑派の哲学
8:ローマ帝政期の哲学
新プラトン派の哲学
9:ユダヤ・キリスト教の思想
宗教思想と哲学
10:中世の哲学①
教父哲学とスコラ哲学
11:中世の哲学②
神学と哲学・普遍論争
12:ルネサンス期の哲学①
宗教や文化や芸術をめぐる新しい思想
13:ルネサンス期の哲学②
フィチーノやクザーヌスらの新しい人間観と世界観
14:復習と試験
総括として教育における哲学の意義の再考と、理解度の確認テスト
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
授業でとったノートを、内容を思い返しながら整理し、併せて疑問点や自分の考えや感想も記録する。授業で配布する資料や、紹介する参考文献を自ら読み、自ら考察して理解を深める。特に「教育」という観点を常に意識しながら学習するとなおよい。これらの授業時間外学習には4時間ほど要する。
テキスト(教科書)Textbooks
教科書は特に指定しないが、必要に応じて適宜プリントを配布する。
参考書References
参考書は特に指定しないが、授業で扱う資料や参考文献については講義のなかで適宜紹介する。
成績評価の方法と基準Grading criteria
成績は、毎回実施する小テスト(40%)と、中間ないし学期末に予定している試験またはレポート(60%)にて総合的に評価する。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
毎回一定量のノートをとることになるため、スライドの構成をできるだけわかりやすく簡潔にしている。ノートをとる際は、学習内容についてよく考えながら、自分自身で理解が深まるように工夫してとること。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
授業はオンライン(オンデマンド)によるGoogle Classroomでの実施となるため、PCとインターネット環境が必要である。