法学部Faculty of Law
POL300LA(政治学 / Politics 300)政治思想ⅡPolitical Thought 2
犬塚 元
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 法学部Faculty of Law |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2023 |
授業コードClass code | A0570 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 秋学期授業/Fall |
曜日・時限Day/Period | 月2/Mon.2 |
科目種別Class Type | 講義 |
キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
教室名称Classroom name | 市BT‐0905 |
配当年次Grade | 2~4 |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | 定員制 |
他学部公開科目Open Program | |
他学部公開(履修条件等)Open Program (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Program | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
カテゴリー(法律学科)Category (法律学科) | |
カテゴリー(政治学科(2021年度以降入学者))Category (政治学科(2021年度以降入学者)) | 選択科目(他学科との共通科目除く) |
カテゴリー(政治学科(2020年度以前入学者))Category (政治学科(2020年度以前入学者)) | 選択科目(政治学科科目のみ) |
カテゴリー(国際政治学科(2021年度以降入学者))Category (国際政治学科(2021年度以降入学者)) | |
カテゴリー(国際政治学科(2020年度以前入学者))Category (国際政治学科(2020年度以前入学者)) |
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Outline (in English)
Hands-on Training in Translation: Translating Hume's Treatise into Japanese. This class contribute to the improvement of your English-Japanese translation skills and your understanding on the history of Western philosophy. Students are required to prepare for the class outside of class time for the time required by the national standards. Students will be graded on the basis of their regular performance.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
「古典を翻訳する」という副題のとおり、英文の古典をわかりやすい日本語に翻訳する作業を一緒におこなうゼミです。担当教員が作成した日本語訳を、毎回の授業で、すこしずつ検討していきます。扱うテキストは、デイヴィッド・ヒューム『人間本性論』(David Hume, A Treatise of Human Nature)という、哲学史で有名な著作です。月曜2限。教養ゼミIの続きです。
到達目標Goal
・翻訳家や編集者の仕事に興味のある人
・古典や哲学に興味のある人
・英文翻訳のスキルアップをめざす人
・機械翻訳(DeepL)の正確さ・精度をたしかめてみたい人
など、各人の目的にあわせた能力を高めます。
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
担当教員が作成した日本語訳を、毎回、すこしずつ(A4用紙で1〜2枚の分量をめどに)検討していきます。
受講者は各回の授業の前に、教員作成の日本語訳を読んだり、英語原文や、既存の日本語訳や、機械翻訳(DeepL)による日本語訳などと比べたりしながら、(1)日本語としてわかりにくい箇所、(2)英語の読解として疑問がある箇所、などをリストアップしておく必要があります。
学期最初は対面形式で実施しますが、慣れてきたら、隔週をめどにオンライン形式で実施することを計画しています。課題等のフィードバックは、授業時間内におこないます。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching:対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
1[対面/face to face]:はじめに
ゼミのすすめかた
2[対面/face to face]:翻訳の検討
『人間本性論』
3[対面/face to face]:翻訳の検討
『人間本性論』
4[対面/face to face]:翻訳の検討
『人間本性論』
5[オンライン/online]:翻訳の検討
『人間本性論』
6[対面/face to face]:翻訳の検討
『人間本性論』
7[オンライン/online]:翻訳の検討
『人間本性論』
8[対面/face to face]:翻訳の検討
『人間本性論』
9[オンライン/online]:翻訳の検討
『人間本性論』
10[対面/face to face]:翻訳の検討
『人間本性論』
11[オンライン/online]:翻訳の検討
『人間本性論』
12[対面/face to face]:翻訳の検討
『人間本性論』
13[オンライン/online]:翻訳の検討
『人間本性論』
14[オンライン/online]:翻訳の検討
『人間本性論』
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
事前に、翻訳文を読んだり、英語原文や既存の日本語訳などと比べたりしながら、(1)日本語としてわかりにくい箇所、(2)英語の読解として疑問がある箇所、などをリストアップしておく必要があります。(大学設置基準に鑑みた場合、準備・復習時間は講義及び演習(2単位)では1回につき4時間以上が標準となります。)
テキスト(教科書)Textbooks
David Hume, A Treatise of Human Nature
(哲学史においてきわめて有名なテキストです。『人間本性論』や『人性論』などのタイトルで、すでに日本語訳がいくつか存在しています。)
英文テキストはオンラインで参照することができますので、テキストを事前に購入する必要はありません。
参考書References
可能であれば、ヒュームについての概説書・入門書を読んでおくと、よいかもしれません。
成績評価の方法と基準Grading criteria
平常点(理解度、ディスカッションへの貢献)100点
欠席・遅刻・早退をせずに毎回参加することが成績評価の前提です。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
コミュニケーションを重視します。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
オンライン授業に対応できる機器一式。学年や学部は問いませんし、事前に特別の知識は必要ありませんが、分からないことは調べてみる積極的な姿勢があると望ましい。
その他の重要事項Others
担当教員は、法学部政治学科所属。これまで、ヒュームの著作をいくつか翻訳してきました(直近では、ヒューム『自然宗教をめぐる対話』岩波文庫、2020年)。今回、あらたに、ヒュームのもっとも有名な著作『人間本性論』を翻訳することとしました。けっして易しいテキストではありませんが、高校生・大学生が読んで理解できる翻訳をつくりたいと考えています。一緒に作業をおこなっていきましょう。