経済学部Faculty of Economics
ECN200CA(経済学 / Economics 200)日本経済論AThe Japanese Economy A
小黒 一正Kazumasa OGURO
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 経済学部Faculty of Economics |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2021 |
授業コードClass code | K6054 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 春学期授業/Spring |
曜日・時限Day/Period | 水1/Wed.1 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 多摩 |
教室名称Classroom name | |
配当年次Grade | |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | |
他学部公開科目Open Program | ○ |
他学部公開(履修条件等)Open Program (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Program | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | ○ |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
カテゴリー(2015年度以前入学生) | 専門教育科目 |
カテゴリー(2016年度以降入学生) | 専門教育科目 |
カテゴリーCategory |
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Outline (in English)
The primary goal of this course is to help you develop a consistent way of thinking about the issues of Japanese economy, by using the approaches of macroeconomics.
This will also help you to predict the future direction of Japanese economy at a much deeper level.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
日本は今、少子高齢化やグローバル化の進展で様々な課題を抱えている。日本経済の今後の動向を理解するには、その内容を分析・考察するための「ツール」が必要であり、とくに「マクロ経済学」「公共経済学」の知識が必要不可欠となってくる。そこで、本講義では、財政政策・金融政策との関係を含めて「マクロ経済学」の基礎的な内容を学びつつ、日本経済を巡る課題をマクロ経済学の視点から見ていく。
到達目標Goal
日本経済論を学ぶことで、日本経済を巡る課題に対して経済学的なロジックに従って考え、評価する姿勢を身につけることを目指す。日本経済の今後の動向を考えるうえで必要な諸理論を理解する。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、経済学科・現代ビジネス学科は「DP2」「DP9」に関連。国際経済学科は「DP2」「DP8」に関連。
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
現在のところ、基本的には教科書に沿って講義を進めることを予定している。教科書以外の参考文献がある時にはその都度指示する。また、各回のテーマは以下を予定するが、受講生の知識・理解度を勘案し、必要に応じて授業スピードの変更を行う。
【留意事項】
なお、新型コロナウイルス感染症拡大の影響に伴い、教室での講義が可能となるまでの期間の授業計画等は、学習支援システムでその都度提示する。 また、課題の提出等(フィードバックを含む)も「学習支援システム」を通じて行う予定である。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
なし / No
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回:ガイダンス
ガイダンス
第2回:日本経済を理解するためのマクロ経済学(1)
マクロ経済学の基礎(マクロ経済の循環・GDP・名目と実質)
第3回:日本経済を理解するためのマクロ経済学(2)
古典派モデル(1) 基本モデル
第4回:日本経済を理解するためのマクロ経済学(3)
古典派モデル(2) 拡張モデル(恒常所得仮説、開放経済モデル)
第5回:日本経済を理解するためのマクロ経済学(4)
古典派モデル(3) 貨幣数量説、失業と労働市場
第6回:日本経済を理解するためのマクロ経済学(5)
ケインズ・モデル(1) 所得支出モデル
第7回:日本経済を理解するためのマクロ経済学(6)
ケインズ・モデル(2) IS-LM モデルと財政金融政策の効果
第8回:日本経済を理解するためのマクロ経済学(7)
ケインズ・モデル(3) IS-MPモデル、開放経済モデル
第9回:日本経済を理解するためのマクロ経済学(8)
消費関数・投資関数の理論
第10回:日本経済を理解するためのマクロ経済学(9)
財政赤字(ドーマーの命題・リカードの等価定理)
第11回:日本経済を理解するためのマクロ経済学(10)
経済成長論
第12回:現在の日本が抱える課題(1)
デフレ脱却、金融政策の効果と限界
第13回:現在の日本が抱える課題(2)
財政政策の効果と限界、成長戦略
第14回:期末試験と総括
試験等
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
準備・復習時間は、各4時間を目安とする。
テキスト(教科書)Textbooks
浅子和美・篠原総一『入門・日本経済 第4版』有斐閣
麻生良文『マクロ経済学入門』ミネルヴァ書房
配布資料
参考書References
マンキュー『マンキュー経済学II マクロ編』東洋経済新報社
マンキュー『マクロ経済学I・II』東洋経済新報社
内閣府『経済財政白書』(経済企画庁『経済白書』)
小黒一正『日本経済の再構築』日本経済新聞出版社
山重慎二・加藤久和・小黒一正『人口動態と政策: 経済学的アプローチへの招待』日本評論社
その他は適宜授業内で紹介する。
成績評価の方法と基準Grading criteria
基本的に期末試験100%での評価を予定するが、場合によってはレポート課題100%で対応する。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
特になし。
その他の重要事項Others
初回授業に必ず出席すること。