法学部Faculty of Law
LAW200AB(法学 / law 200)演習Seminar
田尻 有斗TAJIRI Yuto
授業コードなどClass code etc
| 学部・研究科Faculty/Graduate school | 法学部Faculty of Law |
| 添付ファイル名Attached documents | |
| 年度Year | 2025 |
| 授業コードClass code | A0159 |
| 旧授業コードPrevious Class code | |
| 旧科目名Previous Class title | |
| 開講時期Term | 年間授業/Yearly |
| 曜日・時限Day/Period | 木5/Thu.5 |
| 科目種別Class Type | 演習 |
| キャンパスCampus | 市ヶ谷 / Ichigaya |
| 教室名称Classroom name | BT0905 |
| 配当年次Grade | 2~4 |
| 単位数Credit(s) | 4 |
| 備考(履修条件等)Notes | 旧高須ゼミです。 |
| 他学部公開科目Open Courses | |
| 他学部公開(履修条件等)Open Courses (Notes) | |
| グローバル・オープン科目Global Open Courses | |
| 成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | |
| 成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
| 実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | ○ |
| SDGsCPSDGs CP | |
| アーバンデザインCPUrban Design CP | |
| ダイバーシティCPDiversity CP | |
| 未来教室CPLearning for the Future CP | |
| カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
| 千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
| カテゴリー(法律学科)Category (法律学科) | 選択科目 |
| カテゴリー(政治学科(2021年度以降入学者))Category (政治学科(2021年度以降入学者)) | 自由科目(他学科主催科目) |
| カテゴリー(政治学科(2020年度以前入学者))Category (政治学科(2020年度以前入学者)) |
選択科目(84単位以上) 自由科目(他学科主催科目) |
| カテゴリー(国際政治学科(2021年度以降入学者))Category (国際政治学科(2021年度以降入学者)) | 自由科目(他学科主催科目) |
| カテゴリー(国際政治学科(2020年度以前入学者))Category (国際政治学科(2020年度以前入学者)) | 自由科目(他学科主催科目) |
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Outline (in English)
【Course outline】
It is a case study about the civil law. Aiming at the improvement of the ability for interpretation of the civil law, I think it to be significant for the examination of the entrance into a school of higher grade to the law school and various law examinations. It is understood with practice to be connected directly with "a trial and the law course".
【Learning Objectives】
This two-year seminar is designed to provide students with a broad understanding of the key issues in civil law. A particular focus will be placed on the reformed law of obligations, which was fundamentally revised for the first time in 121 years. Through careful study and discussion, students will gain a clear understanding of the content and significance of the new Civil Code.In addition to acquiring legal knowledge, the seminar encourages students to develop independent learning skills and the ability to think from a legal perspective.We also plan to consider participation in joint seminars with other universities and intercollegiate civil law debate competitions, with the aim of enhancing students’ presentation and communication skills.
【Learning activities of classroom】
Before/after each class meeting, students will be expected to spend four hours understanding the course content
Experiment/Practice(one-credit)
【Grading Criteria/Policies】
Grading will be decided based on the normal points in class (100%).
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
民事法についてのケーススタディを行います。民法の解釈能力の向上を目指し、法科大学院への進学や各種法律試験の受験に有意義なゼミであると思っています。「裁判と法コース」に直結する演習と理解しています。
到達目標Goal
2年間のゼミを通じて民法の主要な争点について、ひととおり学習することを目標とします。とりわけ、121年ぶりの抜本改正となった改正債権法の内容を十分に理解してもらえるようなゼミを行い、新民法の実像を理解することを目指します。また、ゼミ受講によって主体的に勉強するというスキルを身につけることができるにようします。法律の知識の習得はもちろんのこと、法的なものの考え方を体得することもできるようにします。
また、他大学との合同ゼミやインターカレッジ民法討論会に参加し、プレゼンテーション能力の向上にも務めることも検討しています。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP1」、「DP2」、「DP3」、「DP4」に強く関連。
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
あらかじめ設例として提示された紛争事例の当事者の立場に立ってもらい、紛争の解決を目指す模擬裁判・シミュレーション形式を採用しています。このような方式を取る関係上、毎回のゼミについて予習を行うことが不可欠です。そして、ゼミ当日は自分の頭で考え、対立当事者に対して自分の考えを主張し説得することを心がけてもらいます。また、私のゼミは単位の取得のみを目的とすることなく、卒業後も付き合っていけるような人間関係を作っていきたいと考えています。「元気一杯、田尻ゼミ」のキャッチフレーズのもと、勉強以外の活動も活発に行います。
ゼミ課題に関するフィードバックは、毎回の授業においてその都度、行うこととします。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching:対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回[対面/face to face]:オリエンテーション
1年間のゼミの運営方法等を説明する。
第2回[対面/face to face]:シミュレーション問題の実例
実際にシミュレーション問題を利用してゼミを行ってみる。
第3回[対面/face to face]:総則法を中心とする問題の検討その1
権利の濫用及び公序良俗則を扱う。
第4回[対面/face to face]:総則法を中心とする問題の検討その2
意思表示の問題を取り上げ、虚偽表示や詐欺等を扱う。
第5回[対面/face to face]:総則法を中心とする問題の検討その3
代理人の権限濫用及び表現代理等を扱う。
第6回[対面/face to face]:総則法を中心とする問題の検討その4
時効を扱う。
第7回[対面/face to face]:物権法を中心とする問題の検討その1
不動産物権変動論、とりわけ所有権の移転時期に関する議論を扱う。
第8回[対面/face to face]:物権法を中心とする問題の検討その2
不動産対抗問題を扱う。
第9回[対面/face to face]:物権法を中心とする問題の検討その3
動産の即時取得を扱う。
第10回[対面/face to face]:物権法を中心とする問題の検討その4
抵当権に基づく物上代位を扱う。
第11回[対面/face to face]:物権法を中心とする問題の検討その5
抵当権に基づく不法占拠者等への明渡請求の問題を扱う。
第12回[対面/face to face]:改正債権法を中心とする問題の検討その1
履行障害法のうち特定物売買をめぐる問題を扱う。
第13回[対面/face to face]:改正債権法を中心とする問題の検討その2
履行障害法のうち動産売買(種類売買)をめぐる問題を扱う。
第14回[対面/face to face]:改正債権法を中心とする問題の検討その3
履行障害法のうち請負契約をめぐる問題を扱う。
第15回[対面/face to face]:改正債権法を中心とする問題の検討その4
債権者代位権を扱う。
第16回[対面/face to face]:改正債権法を中心とする問題の検討その5
詐害行為取消権を扱う。
第17回[対面/face to face]:改正債権法を中心とする問題の検討その6
不動産賃借権をめぐる問題を扱う。
第18回[対面/face to face]:改正債権法を中心とする問題の検討その7
債権譲渡をめぐる問題を扱う。
第19回[対面/face to face]:改正債権法を中心とする問題の検討その8
差押えと相殺の問題を扱う。
第20回[対面/face to face]:改正債権法を中心とする問題の検討その9
契約不適合責任のうち追完請求の問題を扱う。
第21回[対面/face to face]:改正債権法を中心とする問題の検討その10
契約不適合責任のうちの代金減額請求権等の問題を扱う。
第22回[対面/face to face]:改正債権法を中心とする問題の検討その11
不法行為責任を扱う。
第23回[対面/face to face]:改正債権法の検討その1
債権法改正に関する資料等を使用して、改正法に特化したゼミを行う。4大論点のうちの保証法制の改正を扱う。
第24回[対面/face to face]:改正債権法の検討その2
債権法改正に関する資料等を使用して、改正法に特化したゼミを行う。4大論点のうちの定型約款の改正を扱う。
第25回[対面/face to face]:改正債権法の検討その3
債権法改正に関する資料等を使用して、改正法に特化したゼミを行う。履行障害法の改正を扱う。
第26回[対面/face to face]:改正相続法の検討その1
相続法改正に関する資料等を使用して、改正法に特化したゼミを行う。対抗要件主義の導入に関する改正を扱う。
第27回[対面/face to face]:改正相続法の検討その2
相続法改正に関する資料等を使用してゼミを行う。配偶者居住権の新設に関する改正を扱う。
第28回[対面/face to face]:改正所有権法の検討
物権編の中の所有権に関する改正法に関して資料等を使用して概括的なゼミを行う。
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
前身である高須ゼミでは他大学のゼミとの合同ゼミの実施や、毎年、関西で行われるインターカレッジ民法討論会への参加などの対外的な活動を積極的に行っていました。私のゼミでも同様にこれらの活動を積極的に行っていきたいと思いますので、こうした機会を通じて、民法の実力を付けてもらいます。本授業の準備学習・復習時間は各2時間を標準とします。
テキスト(教科書)Textbooks
オリジナルのゼミ教材(問題集)をテキストとして使用します。その他にも、債権法改正に関して法務省が作成した法制審議会資料等についても適宜、利用する予定です。
参考書References
必要があれば、その都度、指摘します。
成績評価の方法と基準Grading criteria
1年を通じたゼミにおける平常点で成績を評価します(100%)。ただし、ゼミ内においてレポート等を提出してもらうこともあります。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
アンケート該当科目ではありませんので、特にありません。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
特に使用する予定はありません。
その他の重要事項Others
私は本学の卒業生であり、本ゼミの前身である高須ゼミに所属していました。大学を卒業後はロースクールに進学し、司法試験及び国家公務員総合職採用試験(院卒・行政区分)に合格した後、法務省に入省しました。現在は出入国在留管理庁で国家公務員として働いています。
現代社会はますます複雑で多様化していますが、それに伴い、法曹や国家公務員に求められる役割も変わりつつあります。しかし、今も昔も共通して求められるのは、大小さまざまな意見に耳を傾けつつも、本質を見失うことなく柔軟に問題を解決できる能力です。本ゼミでは、架空の事例問題を通じて、実務的な視点を踏まえつつ、こうした能力を養うことを目的としています。これから法曹や国家公務員を目指す後輩の皆さんに、少しでも役立つことができればと思っています。
また、若い皆さんにとって勉強はもちろん大切ですが、それと同じくらい大切なことがあると、私自身の学生時代を通じて実感しています。限られた学生時代の中で、何をするべきかを考え、自分の力で将来を切り開いていくために努力することの重要性を感じてほしいと思います。このゼミが、熱気あふれる学びの場となることを目指していますので、元気な皆さんの参加を心から期待しています。
副題
民法・改正債権法
聴講について
基本的には聴講は予定していません。