文学部Faculty of Letters
LIT200BC(文学 / Literature 200)編集理論BEditing and Publishing in Theory B
武田 俊Shun TAKEDA
授業コードなどClass code etc
| 学部・研究科Faculty/Graduate school | 文学部Faculty of Letters |
| 添付ファイル名Attached documents | |
| 年度Year | 2025 |
| 授業コードClass code | A2710 |
| 旧授業コードPrevious Class code | |
| 旧科目名Previous Class title | |
| 開講時期Term | 秋学期授業/Fall |
| 曜日・時限Day/Period | 木4/Thu.4 |
| 科目種別Class Type | |
| キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
| 教室名称Classroom name | 富士見坂校舎1F遠隔 |
| 配当年次Grade | 2~4 |
| 単位数Credit(s) | 2 |
| 備考(履修条件等)Notes | |
| 他学部公開科目Open Courses | |
| 他学部公開(履修条件等)Open Courses (Notes) | |
| グローバル・オープン科目Global Open Courses | |
| 成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | |
| 成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
| 実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | ○ |
| SDGsCPSDGs CP | |
| アーバンデザインCPUrban Design CP | |
| ダイバーシティCPDiversity CP | |
| 未来教室CPLearning for the Future CP | |
| カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
| 千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
| カテゴリーCategory | 日本文学科 |
| 他学科公開科目 | |
| クラスGroup | |
| 昼夜表記Day or Night | 夜間時間帯 |
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Outline (in English)
This course explores the historical development and characteristics of various media, focusing on editorial thinking as a method to design dialogue, create context, and structure expression. The spring semester covers traditional media (books, magazines, newspapers, broadcasting, etc.), while the fall semester examines digital media (web, social media, video platforms, etc.).
Classes will consist of lectures and discussions, examining both historical examples and contemporary cases. Students will be expected to engage in critical thinking about media and editorial practices.
Please come with your own experiences and observations of familiar examples of the media to be covered in each session, and think about their characteristics. 1 hour should be sufficient.
Your overall grade in the class will be decided based on the following:
- Assignments in lectures: 70%
- Attendance & reaction paper: 30%
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
本講義では、メディアの特性を理解し、それを活かした編集的思考を身につけることを目指します。
各メディアについて、前半ではその歴史的な成り立ちと特性を理解し、後半では編集的思考を通じてその可能性を探ります。編集とは単なる技術ではなく、対話を設計し、文脈を創造し、表現を構造化する思考法です。歴史を振り返りながら、そこで培われた知恵や技術が現代にどうつながっているのかを考えます。
秋学期は主にデジタルメディアを対象に、Web、SNS、動画配信、ゲームなど、新しいメディアの可能性と課題について考察します。
それぞれの学期は独立して受講できますが、両方の受講を通じて、メディアと編集についてより深い理解が得られるよう設計されています。
到達目標Goal
デジタルメディアの特性と可能性について理解を深め、各メディアの特性を踏まえた上で、対話を設計し、文脈を創造し、表現を構造化する考え方を理論的に学び、メディアを通じた新しい可能性について考察できるようになることを目標とします。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP1」「DP4」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
基本的にスライドを用いながら、お話します。講義内でミニワークなども行うため、PCを活用(情報演習室の備品でも自前のものでも可)し、GoogleDriveやその他、様々なツールを使用します。
協同的な学びを生むために、リアクションペーパー内の感想コメントは名前を伏せた上でシェアします。課題については、授業内の講評で具体的なフィードバックを行います。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching:対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回[対面/face to face]:「デジタルという場」─新しい対話の基盤
デジタル技術がもたらした変化の本質について考えます。情報のデジタル化は、単なる技術的な変革ではなく、私たちの表現や対話の可能性を大きく広げました。その特性と可能性について、具体的な事例を通じて理解を深めます。
第2回[対面/face to face]:「デジタルの作法」─創造性の再定義
デジタル環境における新しい表現の在り方について考えます。コピー&ペースト、リミックス、引用といった手法が、どのように新しい創造性を生み出しているのか。デジタル時代の作法と倫理について学びます。
第3回[対面/face to face]:「Webという空間」─リンクが織りなす世界
Webという巨大な情報空間の特性について考えます。リンクによって互いに結びつき、常に更新され続ける情報の在り方が、どのように新しい表現や対話を可能にしているのか。その仕組みと思想について理解を深めます。
第4回[対面/face to face]:「Webを編集する」─文脈の設計
Webサイトという場をどのように設計するのか、その考え方を学びます。ユーザー体験、ナビゲーション、アクセシビリティなど、デジタル空間における対話の設計について考えます。
第5回[対面/face to face]:「プラットフォームという思想」─場をつくる編集
プラットフォームという概念とその影響力について考えます。人々の活動の場を設計し、対話を方向づけるプラットフォームの特性について学び、その可能性と課題を探ります。
第6回[対面/face to face]:「参加型文化」─集合的な創造性
ユーザー生成コンテンツ(UGC)がもたらした創造性の民主化について学びます。誰もが表現者となり、対話に参加できる環境で、編集がどのような役割を果たすのか。その可能性と課題について考えます。
第7回[対面/face to face]:「動画という文化」─映像による新しい対話
動画プラットフォームがもたらした表現革新について考えます。YouTubeやTikTokなどが生み出した新しい映像文化と、そこでの対話の特性について学びます。従来の映像メディアとの違いにも注目します。
第8回[対面/face to face]:「動画を展開する」─関係性の構築
動画コンテンツを通じた対話の設計について考えます。チャンネルの運営、視聴者とのコミュニケーション、コミュニティの形成など、持続的な関係性を構築するための考え方を学びます。
第9回[対面/face to face]:「インタラクティブ性」─対話的な表現
インタラクティブ性がもたらす新しい表現について考えます。ゲームやインタラクティブアートなど、受け手の参加を前提とした表現の可能性について学びます。
第10回[対面/face to face]:体験を設計する」─参加型の物語
インタラクティブな体験をどのように設計するのか、その考え方を学びます。参加者の行動や感情を考慮した設計、フィードバックの活用、新しい物語の可能性について理解を深めます。
第11回[対面/face to face]:「AIとの共創」─編集の新しい形
人工知能が創造性にもたらす影響について考えます。AIによる創作支援と人間の編集思考の関係、新しい表現の可能性について学びます。
第12回[対面/face to face]:「実験的表現」─メディアを超えて
デジタル環境における実験的な表現について学びます。メディアアートやインターネットカルチャーにおける創造的な実践、ミームやパロディの文化的意味について考えます。
第13回[対面/face to face]:「クロスメディア」─領域を横断する
メディアの境界を超えた表現について考えます。トランスメディアストーリーテリング、プラットフォームを横断する展開など、新しい物語体験の可能性について学びます。
第14回[対面/face to face]:「編集はどこから来てどこへ行くのか」─秋学期のまとめ
秋学期の学習を総括し、デジタルメディアにおける編集思考の可能性について整理します。新しい技術がもたらす表現の地平と、それを活かすための編集思考について確認し、これからのメディアと表現の可能性について展望します。
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
各回で扱うメディアについて、自分の経験や身近な事例を観察し、その特徴について考えてきてください。
本授業の準備・復習時間は、各2時間を標準とします。
テキスト(教科書)Textbooks
特に使用しません
参考書References
授業内で参考となる書籍やURLなどを、随時紹介します。
成績評価の方法と基準Grading criteria
期末レポート(70%):設定されたテーマをもとに「編集思考」を用いて執筆してもらいます
出席・授業内でのワーク(30%)
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
受講生とのコミュニケーションを重視し、随時講義内容をアップデートしていきます。また最新の事例を紹介しながら講義することで、実際に社会で起こっているメディアを取り巻く課題に実感を持てるよう工夫していきます。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
PCの利用が’必須となります。教室の備品を活用するか、自前のPCやタブレットを持ち込んでください。スマートフォンでの作業は推奨しません。また課題の提出、資料配付、出席確認について、Google Classroomを活用します。
その他の重要事項Others
講師の武田俊は、本学の文学部日本文学科のOBで、起業経験を持つ現役の編集者です。その視点から、単純な座学ではなく最新事例をもとにした、ゼミのような双方向的な講義を目指します。春学期・秋学期それぞれで受講することが可能ですが、通年で受講することでより深く実践的な学びが得られます。
また、本科目では「理論」を重視しますが、「情報メディア演習」では編集の仕事について、実践的に学ぶことができます。あわせて受講いただくと、より効果的なためおすすめします。