| 学部・研究科Faculty/Graduate school | 文学部Faculty of Letters |
| 添付ファイル名Attached documents | |
| 年度Year | 2025 |
| 授業コードClass code | A2709 |
| 旧授業コードPrevious Class code | |
| 旧科目名Previous Class title | |
| 開講時期Term | 春学期授業/Spring |
| 曜日・時限Day/Period | 木4/Thu.4 |
| 科目種別Class Type | |
| キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
| 教室名称Classroom name | 市BT‐0604 |
| 配当年次Grade | 2~4 |
| 単位数Credit(s) | 2 |
| 備考(履修条件等)Notes | |
| 他学部公開科目Open Courses | |
| 他学部公開(履修条件等)Open Courses (Notes) | |
| グローバル・オープン科目Global Open Courses | |
| 成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | |
| 成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
| 実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | ○ |
| SDGsCPSDGs CP | |
| アーバンデザインCPUrban Design CP | |
| ダイバーシティCPDiversity CP | |
| 未来教室CPLearning for the Future CP | |
| カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
| 千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
| カテゴリーCategory | 日本文学科 |
| 他学科公開科目 | |
| クラスGroup | |
| 昼夜表記Day or Night | 夜間時間帯 |
【Outline (in English)】
This course explores the historical development and characteristics of various media, focusing on editorial thinking as a method to design dialogue, create context, and structure expression. The spring semester covers traditional media (books, magazines, newspapers, broadcasting, etc.), while the fall semester examines digital media (web, social media, video platforms, etc.).
Classes will consist of lectures and discussions, examining both historical examples and contemporary cases. Students will be expected to engage in critical thinking about media and editorial practices.
Please come with your own experiences and observations of familiar examples of the media to be covered in each session, and think about their characteristics. 1 hour should be sufficient.
Your overall grade in the class will be decided based on the following:
- Assignments in lectures: 70%
- Attendance & reaction paper: 30%
【Default language used in class】
日本語 / Japanese
【授業の概要と目的(何を学ぶか) / Outline and objectives】
メディアの特性を理解し、それを活かした「編集思考」を身につけることを目指します。
各メディアについて、前半ではその歴史的な成り立ちと特性を理解し、後半では編集的思考を通じてその可能性を探ります。編集とは単なる技術ではなく、対話を設計し、文脈を創造し、表現を構造化する思考法です。歴史を振り返りながら、そこで培われた知恵や技術が現代にどうつながっているのかを考えます。
春学期は主に従来型メディアを対象に、書物、雑誌、新聞、放送、音楽、映像といった各メディアの特性と編集技術について学びます。
【到達目標 / Goal】
従来型メディアの歴史的展開と特性について理解を深め、そこで培われた「編集思考」の基礎を身につけることを目指します。各メディアの特性を踏まえた上で、対話を設計し、文脈を創造し、表現を構造化する考え方を理論的に学び、メディアを通じた新しい可能性について考察できるようになることを目標とします。
【この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連) / Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?】
ディプロマポリシーのうち、「DP1」「DP4」に関連
【授業で使用する言語 / Default language used in class】
日本語 / Japanese
【授業の進め方と方法 / Method(s)】
(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
基本的にスライドを用いながら、お話します。講義内でミニワークなども行うため、PCを活用(情報演習室の備品でも自前のものでも可)し、GoogleDriveやその他、様々なツールを使用します。
協同的な学びを生むために、リアクションペーパー内の感想コメントは名前を伏せた上でシェアします。課題については、授業内の講評で具体的なフィードバックを行います。
【アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施 / Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)】
あり / Yes
【フィールドワーク(学外での実習等)の実施 / Fieldwork in class】
なし / No
【授業計画 / Schedule】
授業形態 / methods of teaching:対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
| 回 / No. | 各回の授業形態予定 / methods of teaching | テーマ / Theme | 内容 / Contents |
|---|---|---|---|
| 第1回 | 対面/face to face | 「メディアとは何か」─情報と「対話」の歴史 | メディアの本質について考えることからはじめます。人類がどのように情報を記録し、共有し、対話を重ねてきたのか。その歴史を振り返りながら、「編集」という営みが果たしてきた役割について理解を深めます。 |
| 第2回 | 対面/face to face | 「編集思考」─文脈を創造する | 「編集思考」とは何か、その基本的な概念について学びます。情報の取捨選択から、文脈の創造、対話の設計まで、編集という営みが持つ様々な側面について理解を深めます。メディアと編集の関係性、そして創造性と継続性の両立という課題についても考察します。 |
| 第3回 | 対面/face to face | 「書物という形式」─知の記録と継承 | 編集とは何か、その基本的な概念について学びます。情報の取捨選択から、文脈の創造、対話の設計まで、編集という営みが持つ様々な側面について理解を深めます。メディアと編集の関係性、そして創造性と継続性の両立という課題についても考察します。 |
| 第4回 | 対面/face to face | 「本を編む」─編んで集めて束ねて | 雑誌というメディアの特性について学びます。定期刊行性がもたらす独自の価値、読者との継続的な関係性、グラフィックとテキストからなるエディトリアルデザイン。現代のデジタルメディアにも通じる「場」としての編集について考えます。 |
| 第5回 | 対面/face to face | 「雑誌の誕生」─グラフィック+テキストの地平面 | 雑誌というメディアの特性について学びます。定期刊行性がもたらす独自の価値、読者との継続的な関係性、グラフィックとテキストからなるエディトリアルデザイン。現代のデジタルメディアにも通じるその特性について考えます。 |
| 第6回 | 対面/face to face | 「雑誌を編集する」─持続的な対話の設計 | 雑誌づくりの現場で実践される編集技術について学びます。企画立案から、連載の構成、特集の組み方まで、雑誌ならではの編集手法を理解します。また、コミュニティの形成や、持続可能なメディアづくりについても考察します。 |
| 第7回 | 対面/face to face | 「新聞の時代」─情報伝達の革新 | 新聞の歴史的な発展を追いながら、速報性というメディア特性について考えます。活版印刷の革新から輪転機の発明、通信技術の発展まで、テクノロジーと報道の関係を学びます。また、新聞が果たしてきた社会的役割についても理解を深めます。 |
| 第8回 | 対面/face to face | 「新聞と現場」─届けるための情報網 | その制作のしかたから流通まで、新聞ならではの特徴について学びます。またデジタルメディアが速報性において優位に立つ現代に、各社がどんな工夫を行っているか、リサーチします。 |
| 第9回 | 対面/face to face | 「放送という体験」─同時性がつくる対話 | ラジオとテレビという放送メディアの特性について学びます。電波による同時性がもたらした革新、視聴者との新しい関係性、そして放送文化の形成について理解を深めます。現代の動画配信サービスとの比較も交えながら、放送メディアの本質を考察します。 |
| 第10回 | 対面/face to face | 「放送を編成する」─時間の編集術 | 放送における「編成」という特殊な編集技術について学びます。時間軸に沿ったコンテンツの配置、視聴者の生活リズムとの関係、そして「編成権」という概念について理解を深めます。動画配信時代における編成の意味についても考えます。 |
| 第11回 | 対面/face to face | 「音楽とメディア」─体験の記録 | 音楽メディアの変遷を通じて、体験を記録し共有することの意味を考えます。レコード、カセット、CD、そして配信サービスまで、技術の発展が音楽体験をどのように変えてきたのか、理解を深めます。 |
| 第12回 | 対面/face to face | 「音楽を届ける」─体験の編集 | 音楽の制作から配信までのプロセスを通じて、音楽における編集について考えます。録音や選曲といった技術的な側面から、プレイリストの構成やプロモーションまで、音楽体験を設計する様々な方法について学びます。 |
| 第13回 | 対面/face to face | 「映像の世界」─総合芸術としての映像 | 映画からテレビ、そして現代の動画配信まで、映像メディアの発展を概観します。動く映像がもたらす臨場感や没入感、物語性など、映像表現の特性について理解を深めます。視聴環境の変化が映像体験にもたらす影響についても考察します。 |
| 第14回 | 対面/face to face | 「編集の現在地」─春学期のまとめ | 春学期の学習を総括し、従来型メディアから学んだ編集思考の本質について整理します。各メディアの特性と、そこで培われた編集技術が、現代のデジタルメディアにどのようにつながっているのかを確認します。また、これからのメディアと編集の可能性について展望します。 |
【授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等) / Work to be done outside of class (preparation, etc.)】
各回で扱うメディアについて、自分の経験や身近な事例を観察し、その特徴について考えてきてください。
本授業の準備・復習時間は、各2時間を標準とします。
【テキスト(教科書) / Textbooks】
特に使用しません
【参考書 / References】
授業内で参考となる書籍やURLなどを、随時紹介します。
【成績評価の方法と基準 / Grading criteria】
期末レポート(70%):設定されたテーマをもとに「編集思考」を用いて執筆してもらいます
出席・授業内でのワーク(30%)
【学生の意見等からの気づき / Changes following student comments】
受講生とのコミュニケーションを重視し、随時講義内容をアップデートしていきます。また最新の事例を紹介しながら講義することで、実際に社会で起こっているメディアを取り巻く課題に実感を持てるよう工夫していきます。
【学生が準備すべき機器他 / Equipment student needs to prepare】
PCの利用が必須となります。教室の備品を活用するか、自前のPCやタブレットを持ち込んでください。スマートフォンでの作業は推奨しません。また課題の提出、資料配付、出席確認について、Google Classroomを活用します。
【その他の重要事項 / Others】
講師の武田俊は、本学の文学部日本文学科のOBで、起業経験を持つ現役の編集者です。その視点から、単純な座学ではなく最新事例をもとにした、ゼミのような双方向的な講義を目指します。春学期・秋学期それぞれで受講することが可能ですが、通年で受講することでより深く実践的な学びが得られます。
また、本科目では「理論」を重視しますが、「情報メディア演習」では編集の仕事について、実践的に学ぶことができます。あわせて受講いただくと、より効果的なためおすすめします。
('25-12-15 11:33:43現在 Now.)