学部・研究科Faculty/Graduate school | キャリアデザイン学部Faculty of Lifelong Learning and Career Studies |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2025 |
授業コードClass code | C5117 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 秋学期授業/Fall |
曜日・時限Day/Period | 月2/Mon.2 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
教室名称Classroom name | Y406 |
配当年次Grade | 3~4 |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | |
他学部公開科目Open Courses | |
他学部公開(履修条件等)Open Courses (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Courses | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | ○ |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
カテゴリー(2025年度以降)Category (2025~) | 理論系科目群 専門Ⅱ ライフキャリア |
カテゴリー(2024年度以前)Category (~2024) |
【Outline (in English)】
Theories and applications of program evaluation (PE) will be covered in this class, where students are expected to learn how problems and targeted issues are addressed, goals and programs are defined and developed, and appropriate methods of PE are applied in evaluating programs.
【Default language used in class】
日本語 / Japanese
【授業の概要と目的(何を学ぶか) / Outline and objectives】
ライフキャリア課題の解決を目的とした対人・コミュニティ援助のあり方について学び,プログラム評価(program evaluation)のスキルを習得する。※2027年度までの科目移行期間(旧:世代間交流論→新:プログラム評価論)については,世代間交流論の内容を踏まえた講義とする。
【到達目標 / Goal】
①地域や社会の課題と連動したライフキャリアの捉え方や課題解決の方法が分かる。
②対人援助やコミュニティ援助を目的としたプログラムの開発と評価方法が分かる。
【この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連) / Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?】
ディプロマポリシーのうち「DP3」に関連
【授業で使用する言語 / Default language used in class】
日本語 / Japanese
【授業の進め方と方法 / Method(s)】
(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
教育機関や企業組織そして地域コミュニティには,人材育成・組織開発・地域活性化などを目的とした多種多様な実践活動が存在します。そして対人援助やコミュニティ援助という形で実践されるこれらの活動について,説明責任(アカウンタビリティ)や科学的根拠(エビデンス)が求められる時代となっています。この講義では,主にライフキャリア課題の解決を目的とするプログラムを客観的に捉え,その成果や効果を評価し,実践の質向上につなげるための方法論を学びます。プログラムの価値や意義は,経済的指標などで捉えることが困難な個人や集団に対する教育的・心理的効果として現れることが多いため,社会調査・実験心理学・心理測定といった方法論との親和性が高くなります。この授業では、プログラムを客観化・可視化する手順をまず習得したうえで、具体例を通してプログラムを実証的に評価するための方法を学びます。演習としてグループワークを頻繁に行うため,他の学生との積極的なコミュニケーションが必要となります。またリアクションペーパー等における良いコメントは授業内で紹介し,授業のディスカッションに活かします。
※2027年度までの科目移行期間(旧:世代間交流論→新:プログラム評価論)については,世代間交流論の内容を踏まえた講義とする。よって各回で扱うライフキャリア課題や支援プログラムの例は世代間交流の内容を含むものとする。
【アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施 / Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)】
あり / Yes
【フィールドワーク(学外での実習等)の実施 / Fieldwork in class】
なし / No
【授業計画 / Schedule】
授業形態 / methods of teaching:対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
回 / No. | 各回の授業形態予定 / methods of teaching | テーマ / Theme | 内容 / Contents |
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第1回 | オンライン/online | イントロダクション | 授業内容の説明、評価方法の説明など。 |
第2回 | オンライン/online | 理論的背景① | 学際的視点からライフキャリア課題について学ぶ①(事例:駄菓子屋)。 |
第3回 | オンライン/online | 理論的背景② | 学際的視点からライフキャリア課題について学ぶ②(課題学習文献:プログラム評価の学び)。 |
第4回 | オンライン/online | 理論的背景③ | ライフキャリア課題におけるソーシャルキャピタルの役割を検討する。 |
第5回 | オンライン/online | 理論的背景④ | アイデンティティとライフキャリア課題(事例:シェアハウス)。 |
第6回 | オンライン/online | 理論的背景⑤ | 超高齢社会におけるライフキャリア課題(事例:高齢者施設)。 |
第7回 | 対面/face to face | 実践的課題 | プログラム開発に向けたライフキャリア課題を検討する(演習:問題分析ワーク)。 |
第8回 | 対面/face to face | プログラムの開発① | プログラムの実施背景と活動方針の検討(演習:ゴール設定)。 |
第9回 | 対面/face to face | プログラムの開発② | ロジックモデルの枠組みからプログラムを捉える(演習:ロジックモデル開発①)。 |
第10回 | 対面/face to face | プログラムの開発③ | ロジックモデルを完成し運営方法を検討する(演習:ロジックモデル開発②)。 |
第11回 | 対面/face to face | プログラムの評価① | プログラムのプロセスと成果・効果を検討する(演習:アウトカムとデータ収集計画の計画)。 |
第12回 | 対面/face to face | プログラムの開発② | 効果検証を行うための評価クエスチョンおよび評価デザインを考案する(演習:評価クエスチョンの設定)。 |
第13回 | 対面/face to face | プログラム評価計画の発表 | プログラムの開発および評価計画についての発表を行う。 |
第14回 | 対面/face to face | まとめ | 授業全体を振り返り、各課題を提出する。 |
【授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等) / Work to be done outside of class (preparation, etc.)】
配布資料の指定箇所を必ず読んだうえで授業に参加してください。本授業の準備学習・復習時間は各2時間を標準とします。
【テキスト(教科書) / Textbooks】
配布資料等を使用する。
【参考書 / References】
「プログラム評価:対人・コミュニティ援助の質を高めるために(ワードマップ)」(安田節之,2011,新曜社)
【成績評価の方法と基準 / Grading criteria】
学期末レポート(50%),グループワーク(演習参加・発表・レポート作成)(30%),授業への積極的な貢献(20%)を総合的に評価する。
【学生の意見等からの気づき / Changes following student comments】
大教室における授業でも、コメント票作成などを通して学生の能動的参加を促すようにする。グループワークではより効率的な運営を行う。
【その他の重要事項 / Others】
※2027年度までの科目移行期間(旧:世代間交流論→新:プログラム評価論)については,世代間交流論の内容を踏まえた講義とする。
('25-05-23 20:01:12現在 Now.)