学部・研究科Faculty/Graduate school | 全学共通教育プラットフォームIntegrated Education Platform |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2023 |
授業コードClass code | A9822 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 秋学期授業/Fall |
曜日・時限Day/Period | 水4/Wed.4 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 多摩 |
教室名称Classroom name | 市G‐G401/多スポーツ健康科学部棟-105 |
配当年次Grade | 1~4 |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | ・授業の性質上、生年月日が2003年11月11日以前であることが履修条件となります。 ・当科目は、フィールドワークへの参加が必須であり、これらは土曜日に計画されていますので、スケジュール管理は確実にしてください。 ・受講希望者は【その他の重要事項】に記載のGoogleフォームに4月10日(月)23:59までに申請をしてください。(→春学期の申請は締切ました。定員に余裕があるため、8月下旬~9月上旬頃に再募集を行う予定です。) |
他学部公開科目Open Courses | |
他学部公開(履修条件等)Open Courses (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Courses | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
カテゴリーCategory | 社会連携教育科目群 |
【Outline (in English)】
Course outline
In this lecture, you will learn that horse racing is involved in the sports business, sustainable society, and Horses and Humans Well-being.
Learning Objectives
By the end of the course, students should be able to do the followings:
−A. Learn about the history of horse racing, the domestic and international horse racing world, racehorses, and racecourses, and understand horse racing as a sport.
-B. Understand the strategy of the horse racing business and gain systematic knowledge about the factors that establish the business and the mechanisms that support its operation.
-C. Learn about the second career of retired racehorses and understand the efforts of Horses and Humans Well-being.
Grading Criteria /Policy
Your overall grade in the class will be decided based on the following
Review test: 70% (5 points x 14 times)
Fieldwork report: 18% (9 points x 2 times)
Final report: 12% (12 points x 1 time)
【Default language used in class】
日本語 / Japanese
【授業の概要と目的(何を学ぶか) / Outline and objectives】
我が国における競馬は、1861年に最初のレースが行われてから160年の歴史を持ち、現在では10万人もの観客を集めるレースも行われ、その人気は新聞やテレビなどのメディアによる報道からも読み取れる。競馬で主に注目を集めるのは競走馬であるが、その背後には幅広い領域において多くの専門家が支えることで成り立っている。また、競馬は、我が国における大きな産業の一つでもあり、馬のレースというだけではなく、人々の暮らしに様々な影響を与えている。
本講義では競馬をテーマとして、スポーツビジネス、サスティナブルな社会、そして人馬のウェルビーイング(健康で幸せな暮らし)のあり方について学ぶ。
【到達目標 / Goal】
・競馬の歴史、国内外の競馬界、競走馬、競馬場について知り、スポーツとしての競馬を説明することができる。
・競馬ビジネスの戦略を理解し、ビジネスとして成立させている要因とその運営を支えるメカニズムについて関係づけることができる。
・競走馬のセカンドキャリアについて学び、人馬のウェルビーイングにつながる引退競走馬の利活用について述べることができる。
【授業で使用する言語 / Default language used in class】
日本語 / Japanese
【授業の進め方と方法 / Method(s)】
(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
・授業の質(特にフィールドワークにおいて)を確保するため、受講希望者が制限を超えた場合は、抽選による選抜を行う。
・競馬に関わる専門的な事項についてはJRAの協力を得て講義する。
・復習テストまたはショートレポートにより各回の学びを整理し、最後に、総まとめのレポート課題を提出する。
・開講時限は、水曜日4時限目の3キャンパスの授業時間が重なる15:30から16:40の70分間である。
したがって、市ヶ谷キャンパスの4時限目開始時刻の30分後から始まり、多摩キャンパスの4時限目終了時刻の30分前に終わる。
・講師が教室で講義をするのは市ヶ谷が7回、多摩が7回(合計14回)であるが、受講する学生は、14回の全てをそれぞれのキャンパスで受講する。
したがって、7回は対面で、7回は教室のスクリーンに映し出されるもう一方のキャンパスの授業を受講することになる。
・フィールドワークは、法政大学馬場(多摩キャンパス)とJRA東京競馬場(府中市)において2回実施され、に現地集合・現地解散で参加する。
→フィールドワークⅠ
実施日:10月14日(土)9:30-13:00 予定
場所:法政大学多摩キャンパス城山校地
テーマ:人馬のウェルビーイング実践(馬の性質をより深く理解するために、馬とのふれあい、厩務作業、馬糞堆肥によるサスティナブルな農園での取組みを体験し、人馬のウェルビーイング活動の可能性や課題を探る。
→フィールドワークⅡ
実施日:11月11日(土)10:00-15:00 予定
場所:東京競馬場
テーマ:競馬関連施設および競馬見学により、それまでの学びを確認し、その後の学習内容をより深く理解するための知識を身につける。
【アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施 / Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)】
あり / Yes
【フィールドワーク(学外での実習等)の実施 / Fieldwork in class】
あり / Yes
【授業計画 / Schedule】
授業形態 / methods of teaching:対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
回 / No. | 各回の授業形態予定 / methods of teaching | テーマ / Theme | 内容 / Contents |
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1 | 対面/face to face | 学習内容の理解 | 本授業の概要を知り、学びの目的を明確化して、到達目標を確認する。そして、課題解決型フィールドワークとしての学習の計画を定める。 高見京太(スポーツ健康学部):多摩から発信 |
2 | 対面/face to face | 競馬の概要 | 競馬とは何か、日本中央競馬会の業務とは何か、といった、競馬とそれを運営する日本中央競馬会(JRA)について理解する。 JRA経営企画室:多摩から発信 |
3 | 対面/face to face | 競走馬の生産 | 競走馬を生産するうえで重要な馬の種付け、妊娠、出産、産後等の母馬と仔馬の疾病や注意点などについて理解し、馬の繁殖について学ぶ。 JRA生産育成対策室:多摩から発信 |
4 | 対面/face to face | 競馬番組・競走体系 | 優秀な繁殖血統の選抜のためにJRAがG1を頂点としたレース体系を構築していることが重要であることを理解する。 JRA番組企画室:市ヶ谷から発信 |
5 | 対面/face to face | 競馬法とその改正の歴史 | 競馬の実施において最も重要な法律となる「競馬法」の歴史を知り、競馬法に定められている内容、競馬法と今の競馬体系がどのように関連しているのかについて理解する。また、勝馬投票券の仕組みを学び、払い戻し率や投票券について理解する。 JRA経営企画室:市ヶ谷から発信 |
6 | 対面/face to face | ギャンブル等依存症対策 | 競馬がギャンブルであることは事実であり、競馬によるギャンブル等依存症が存在することを理解するとともに、JRAが取り組む依存症対策について学ぶ。 JRA経営企画室:多摩から発信 |
7 | 対面/face to face | 競馬の舞台装置 | 競馬場のメインである馬場(芝コース・ダートコース)について学ぶとともに、職員が執務するエリアや観客エリアについても学び、競馬場という施設全体を知り、週末のフィールドワークに備える。 JRA施設部:市ヶ谷から発信 |
8 | 対面/face to face | 競馬のプロモーション戦略 | JRAの実施している各種プロモーションの目的や狙いを知り、そのために実施しているメディア戦略やイベント戦略について理解する。 JRAイベントプロモーション課:市ヶ谷から発信 |
9 | 対面/face to face | 映像コンテンツとしての競馬 | JRAの歩みと競馬映像の歴史を知るとともに、映像コンテンツの役割や課題・今後の展望について学ぶ。 JRA映像企画課:市ヶ谷から発信 |
10 | 対面/face to face | インターネットを活用した販売戦略 | JRAがこれまで取り組んできた勝馬投票券の発売の歴史を知るとともに、現在取り組んでいるインターネットを活用した販売戦略について理解する。 JRAお客様部ネット販売室ネット販売課:市ヶ谷から発信 |
11 | 対面/face to face | 馬事振興への取組み | JRAが馬事振興に取組む意義や目的、実際にどのような馬事振興を行っているかについて理解する。 JRA馬事振興課:多摩から発信 |
12 | 対面/face to face | 引退競走馬を軸にした循環型社会と農福連携 | 人馬のウェルビーイングに関連した実践を学習し、その応用の手段を考察する。 佐野竜平(現代福祉学部):多摩から発信 |
13 | 対面/face to face | 世界の競馬 | 競馬は世界中で行われているが、その競馬の歴史や競馬の種類、日本の競馬の世界的な立ち位置や諸外国の競馬について学ぶ。 JRA国際企画室:市ヶ谷から発信 |
14 | 対面/face to face | 引退競走馬のセカンドキャリア(リトレーニング) | 競馬を引退した馬のセカンドキャリアにおける「リトレーニング」という手法を学び、それを大学で人馬のウェルビーイングに繋げる取組みを理解する。 柏村晋史(体育会馬術部監督):多摩から発信 |
【授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等) / Work to be done outside of class (preparation, etc.)】
本授業の準備学習・復習時間は、各2時間を標準とします。
【テキスト(教科書) / Textbooks】
必要に応じて資料を配布する。
【参考書 / References】
必要に応じて紹介する。
【成績評価の方法と基準 / Grading criteria】
各回の復習テスト:70%(5点×14回)
フィールドワークのショートレポート:18%(9点×2回)
最終レポート:12%(12点×1回)
【学生の意見等からの気づき / Changes following student comments】
配信を受ける側の教室の受講者より、講師の声が聞き取りにくいことがあった、との指摘を受けたので、講師にマイクの使用方法について注意を促す。
【その他の重要事項 / Others】
定員に余裕があるため、追加募集をします。
9月18日23:59までに、下記のGoogleフォームより申し込んでください。
https://docs.google.com/forms/d/19XgPYcAfWPvJAnCqqX9f68TyinAMR40e33BOgiR0SwM/edit
・授業の性質上、生年月日が2003年11月11日以前であることが履修条件となります。
・当科目は、フィールドワークへの参加が必須であり、これらは土曜日に計画されていますので、スケジュール管理は確実にしてください。