| 学部・研究科Faculty/Graduate school | 理工学部Faculty of Science and Engineering |
| 添付ファイル名Attached documents | |
| 年度Year | 2023 |
| 授業コードClass code | H6700 |
| 旧授業コードPrevious Class code | |
| 旧科目名Previous Class title | |
| 開講時期Term | 春学期授業/Spring |
| 曜日・時限Day/Period | 金1/Fri.1 |
| 科目種別Class Type | |
| キャンパスCampus | 小金井 |
| 教室名称Classroom name | 小西館‐W003PC |
| 配当年次Grade | 2年 |
| 単位数Credit(s) | |
| 備考（履修条件等）Notes | |
| 他学部公開科目Open Program | |
| 他学部公開（履修条件等）Open Program (Notes) | |
| グローバル・オープン科目Global Open Program | |
| 成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | |
| 成績優秀者の他学部科目履修（履修条件等）Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
| 実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
| SDGsCPSDGs CP | |
| アーバンデザインCPUrban Design CP | |
| ダイバーシティCPDiversity CP | |
| 未来教室CPLearning for the Future CP | |
| カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
| 千代田コンソ単位互換提供（他大学向け）Chiyoda Campus Consortium | |
| カテゴリー＜理工学部＞Category | 経営システム工学科 学科専門科目 |
【Outline (in English)】
[Course outline]
In succession to the study contents of "Computer Exercise B", this class is designed to foster advanced skills in C programming. Starting from reviews of intermediate level grammars in C, implementations of efficient algorithms, numerical computation techniques, as well as those enhancing readability and maintainability, will be addressed.
[Learning objectives]
Upon completion, students may be acquired coding skills in C language excelling in:
1. numerical computation techniques.
2. manipulating large- or huge-size data.
3. portability and maintainability.
4. simplicity and high readability.
[Learning activities outside of classroom]
1. Students should spend four hours for preparation and review.
2. An assignment will be given on completion of each major topic.
[Grading Criteria]
The final grading will be conducted according to:
1. assignments (50%)
2. contribution to the class (30%)
3. oral examination (20%)
These might be changed depending on the number of registered students.
【Default language used in class】
日本語 / Japanese
【授業の概要と目的（何を学ぶか） / Outline and objectives】
１年次秋学期科目「計算機実習B」での学習内容をベースにしながら，Ｃ言語の中上級レベルの文法と実装技術を身につける．学期前半は，主に１年次に学習する数学・情報処理分野の理論をいくつかとりあげ，それらの計算機上での計算と実装方法について学ぶ．学期後半は，中規模・大規模データの取り扱いや各種の計算方法について，効率的なアルゴリズムや実装技術を学び，実際に実装して実験する．
【到達目標 / Goal】
・効率的な計算方法やアルゴリズムの理論を理解し，それらの実装が行える．
・大規模～ビッグデータの処理や計算が行える．
・可搬性と保守性に優れたプログラムが書ける．
・他者が見て見やすいプログラムが書ける．
【この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか（該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連） / Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?】
ディプロマポリシーのうち、「DP1」と「DP2」と「DP4」に関連
【授業で使用する言語 / Default language used in class】
日本語 / Japanese
【授業の進め方と方法 / Method(s)】
（学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. ）
各回とも，テーマに沿った理論～実装の説明をしたのち，サンプルプログラムを提示し，実際に実装・実験を行うことの繰り返しで進める．
学期中数回，理解度を確認するための口頭試問を行う予定である．
【アクティブラーニング（グループディスカッション、ディベート等）の実施 / Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)】
なし / No
【フィールドワーク（学外での実習等）の実施 / Fieldwork in class】
なし / No
【授業計画 / Schedule】
授業形態 / methods of teaching：対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
| 回 / No. | 各回の授業形態予定 / methods of teaching | テーマ / Theme | 内容 / Contents |
|---|---|---|---|
| 1 | 対面/face to face | ガイダンス・自作関数の作成 | コンパイル・実行環境の確認を行い，平方根を計算する関数を自作する |
| 2 | 対面/face to face | 初等関数の自作 | 指数・対数，三角関数，逆三角関数などを計算する関数を自作する |
| 3, 4 | 対面/face to face | 数値積分 | 台形公式，中点公式，シンプソンの公式を用いた数値積分を行う関数を自作する．また，数値積分を利用していくつかの数学関数を計算する |
| 5 | 対面/face to face | 可搬性の向上 | 下記の応用技術を学び，可搬性を向上させる ・分割コンパイル ・条件付きコンパイル ・関数へのポインタ |
| 6, 7 | 対面/face to face | ソーティング（１） | バブルソート・クイックソートを行うプログラムを作成し，計算時間を比較する |
| 8 | 対面/face to face | 大規模データの処理（１） | 下記の応用技術を学び，大規模データを効率的に処理する． ・メモリの４領域，ヒープ領域の使用 ・構造体の配列とポインタ |
| 9 | 対面/face to face | 大規模データの処理（２） | バイナリファイルの読み書きに関する技術を学ぶ |
| 10 | 対面/face to face | 可読性の向上 | 下記の応用技術を学び，プログラムをより簡素に記述し，可読性を向上させる ・３項演算子 ・ポインタ演算を用いた繰り返し処理 |
| 11, 12 | 対面/face to face | ソーティング（２） | 辞書順ソートを行うプログラムを作成する |
| 13, 14 | 対面/face to face | 汎用性の向上 | 下記の応用技術を学び，汎用性を向上させる ・汎用ポインタの使用 ・クロージャー（関数閉包）の使用 |
【授業時間外の学習（準備学習・復習・宿題等） / Work to be done outside of class (preparation, etc.)】
・本授業の準備・復習等の授業時間外学習は，4時間を標準とする．
・大テーマ終了時に提出課題が課せられるので，指定された期限までに提出する．
【テキスト（教科書） / Textbooks】
教科書は指定せず，学習支援システム経由で教材を配布する．
【参考書 / References】
「Ｃ言語によるプログラミング」，内田智史（監修），システム計画研究所（編）
【成績評価の方法と基準 / Grading criteria】
下記を予定しているが，履修者数によって配分を変更することがあるので，授業中の指示内容を聞いておくこと．
提出課題50%，平常点30%，口頭試問20%
提出課題は提出期限を守っているか，口頭試問は期日までに準備してきているかなども重視する．
【学生の意見等からの気づき / Changes following student comments】
担当教員交代初年度のため，該当なし．
【学生が準備すべき機器他 / Equipment student needs to prepare】
・Visual Studioが動作することを事前に確認しておくこと．
・授業や提出課題では，貸与ノートPC以外のPCを使用してもよいが，C言語のコンパイラのインストールと実行環境は各自整えておくこと．
【その他の重要事項 / Others】
情報システムの開発経験から，正しく動作するだけでなく，保守性，可読性，汎用性に優れたプログラムを書くように促す．