学部・研究科Faculty/Graduate school | 通信教育部(通信学習)School of Correspondence Education (Correspondence Learning) |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2022 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
担当者Instructor name | 吉野 徳康 |
科目種別Class Type | 通信学習(リポート・試験) |
履修学年Grade | 1~4 |
単位数Credit(s) | 4 |
備考(履修条件等)Notes | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
カテゴリーCategory | 一般教育・語学・保健体育科目 |
【Outline (in English)】
The aim of this course is to find natural geographic features of the area through observation of the landscape. It also deals with the impact of global warming from the standpoint of natural geography.
This course will be in Japanese.
【Default language used in class】
日本語 / Japanese
【学習の到達目標 / Goal】
本科目は、身近な風景の観察を通してその地域の自然地理学的特徴を見出し、風景のもつ意味を理解することを目標としている。また、地球温暖化が与える影響について、地球の歴史をふまえ自然地理学の立場から習得する。
【この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連) / Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?】
ディプロマポリシーのうち、「法律学科:DP5」「日本文学科:DP3」「史学科:DP1, DP3」「地理学科:DP1」「経済学科:DP6, DP7」「商業学科:幅広い教養」に関連
【授業で使用する言語 / Default language used in class】
日本語 / Japanese
【科目の概要 / Outline】
風景のベースとなる地形を中心に、これに関連する気候、植生、水環境の基礎、および自然環境と人間社会との関係について学習する。
また、地球の歴史(第四紀)で繰り返されてきた気候変動(氷河期、間氷期)に伴う自然環境の変化について学習する。
【成績評価基準 / Grading criteria】
リポート8割、単位修得試験2割で評価する。リポートが合格しないと単位修得試験は合格できない。リポートは、設題の内容を理解し、趣旨に沿ってまとめ、考察がしっかりできているかを確認する。試験は、風景や自然地理学に関する基本的な事柄を確認する。
【テキスト名および詳細 / Textbook(s) / details】
『はじめての自然地理学 第二版』吉田英嗣著(古今書院)、2019年、¥2,400+税
前テキスト『風景のなかの自然地理 改訂版』杉谷隆・平井幸弘・松本淳著(古今書院、2005年、¥2,500+税)も使用可。
【学習指導、注意点等 / Learning guidance / notes】
通信学習のリポートに添削・講評でフィードバックする。学習の基本は、テキストと専門書である。必要に応じてインターネットから報告書、資料等の使用は良いが、ウィキペディアからの引用は認めない。
風景観察する際は、周囲(東西南北)を注視し、地形の状況、土地利用、住居および構造物がどこにあるのか等をよく観察すること。また、風景はその地域の生い立ち(地形形成を含む自然環境の地史や人間社会の歴史)の上に成り立ち、現在も変化し続けているという視点で捉え学習を深めること。
地球温暖化の問題は、目先の諸問題に着目するのではなく、時間軸を変え、地球の歴史(第四紀)の延長に、人間による今日の地球温暖化が加味されているという視点で捉え学習を深めること。
年々リポートの書き方(基本)ができていない人が増えている。リポートの書き方は、関連図書で確認すること。また、考察は思ったことをただ書くのではなく、文献や資料などでその根拠を示すこと。