| 学部・研究科Faculty/Graduate school | 通信教育部（通信学習）School of Correspondence Education (Correspondence Learning) |
| 添付ファイル名Attached documents | |
| 年度Year | 2022 |
| 旧授業コードPrevious Class code | |
| 旧科目名Previous Class title | |
| 担当者Instructor name | ベル 裕紀 |
| 科目種別Class Type | 通信学習（リポート・試験） |
| 履修学年Grade | 1～4 |
| 単位数Credit(s) | 4 |
| 備考（履修条件等）Notes | |
| 実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
| カテゴリーCategory | 一般教育・語学・保健体育科目 |
【Outline (in English)】
This course provides an introduction to anthropology in globalization era.
Students who take this course will:
1, learn anthropological discussion about the gift, kinship, politics/power, body/cosmology, ethnicity and nation-states.
2, gain better understanding about culture and difficulties inherent in writing culture.
3, gain anthropological understanding for interpretations and analyses of our daily lives and social system.
【Default language used in class】
日本語 / Japanese
【学習の到達目標 / Goal】
１、贈与、親族、政治／権力、身体／世界観、エスニシティや国民国家に関する文化人類学な議論を学習する。
２、上を通じて、「文化」とは何か？「文化」を記述することに内在する問題に関する理解を深める。
３、文化人類学的な視点を身に付け、それによって社会を理解、分析することができるようになる。
【この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか（該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連） / Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?】
ディプロマポリシーのうち、「法律学科：DP5」「日本文学科：DP3」「史学科：DP1, DP3」「地理学科：DP1」「経済学科：DP6, DP7」「商業学科：幅広い教養」に関連
【授業で使用する言語 / Default language used in class】
日本語 / Japanese
【科目の概要 / Outline】
グローバル化が進行する現代社会における文化人類学的な議論の理解を目的とする。1960年代まで優勢であった文化相対主義的な「文化」概念―境界を有し、一枚岩的な「文化」観―を問い直し、（ポスト）植民地主義や世界システムの中の「文化」の理解を目指す。
【成績評価基準 / Grading criteria】
単位取得試験と提出リポートによって評価する。
言うまでもないことだが、剽窃は厳禁とする。引用する際は、【学習指導、注意点】に記載したことに十分留意して行うこと。
【テキスト名および詳細 / Textbook(s) / details】
指定市販本『グローバリゼーションのなかの人類学案内』第8刷、明石書店、中島成久編著、2021年、2500円＋税。
【学習指導、注意点等 / Learning guidance / notes】
通信学習のリポートに添削・講評でフィードバックする。リポートは、教科書の内容の単純な要約をするのではなく、教科書を熟読し、基本的な理解を得た上で関連する文献や学術論文を参照し、引用しながらきちんと論述してください。「自主学習の手引き」および「法政大学学習支援ハンドブック」をよく読み、引用の仕方や議論の組み立て方を学び、実践することが求められます。
なお、引用・参照する際には、筆者や出版元を確認し、剽窃された文章や間違った情報を根拠とした文章を引用しないように注意するとともに、引用元の主張の学術的な根拠は十分か、論理展開に無理がないかなど、十分な吟味を行ってください。