通信教育部(通信学習)School of Correspondence Education (Correspondence Learning)
LIT200TC(文学 / Literature 200)文学概論Introduction to Literature
教科担当責任者 / Instructor in charge of class:中丸 宣明Nobuaki NAKAMARU
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 通信教育部(通信学習)School of Correspondence Education (Correspondence Learning) |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2022 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
担当者Instructor name | 細沼 祐介 |
科目種別Class Type | 通信学習(リポート・試験) |
履修学年Grade | 2~4 |
単位数Credit(s) | 4 |
備考(履修条件等)Notes |
※2022年4月よりテキスト(指定市販本)変更 ※リポート(第1回・第2回)一括提出不可 |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
カテゴリーCategory | 文学部 日本文学科 専門教育科目 |
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Outline (in English)
The aim of this course is learning literary theory, which is essential for studying literature.
Not only will you understand the various perspectives that have been attempted to read literature, but you will also learn the operation of concrete theories through actual reading comprehension of works.
Ultimately, the goal is to gain an overview of the vast literary theory and then develop a stance of learning your own literature.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
【学習の到達目標】Goal
文学を研究するにあたって不可欠な、文学理論について学びます。
文学を読むために試みられた様々な視点を理解するだけでなく、実際の作品読解を通じて具体的な理論の運用も学びます。
最終的には広大な文学理論の概観について理解したうえで、自分なりの文学を学ぶスタンスを身に着けることを目的とします。
【この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)】Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
文学を研究するにあたって不可欠な、文学理論について学びます。
文学を読むために試みられた様々な視点を理解するだけでなく、実際の作品読解を通じて具体的な理論の運用も学びます。
最終的には広大な文学理論の概観について理解したうえで、自分なりの文学を学ぶスタンスを身に着けることを目的とします。
【授業で使用する言語】Default language used in class
日本語 / Japanese
【科目の概要】Method(s)
文学理論とは、これまで様々な研究者や批評家によって構築されてきた「読むための理論」であり、これらを学ぶことは立論の切り口として大いに益があります。
本教科は歴史的に提唱されてきた様々な文学理論の概要について学び、またそれらを駆使して実際の作品を論じていくことで、体感的にその理論を身に着けることを目的とします。
【成績評価基準】Grading criteria
最終成績は単位修得試験により評価しますが、評価の際は提出されたリポートの内容も考慮します。リポートに限らず、文章は他者に読まれ、理解されて初めて、書き手の考え方が読み手に伝わるものです。
したがって、リポートの分量はもちろんのこと、その内容、たとえば、設問の内容を正しく理解し、矛盾のない論理によってリポートを作成しているか否かが評価の主な基準となります。
その前提として、リポートの形式、たとえば、段落の区切り方や句読点の付け方、誤字脱字がないように心がけることも要求されます。リポートを作成する上での基本事項を守ることが大切です。
【テキスト名および詳細】Textbooks
テキストは指定市販本『批評理論入門「フランケンシュタイン」解剖講義』〔中公新書〕(廣野由美子、中央公論新社、2005年、820円+税)を使用します。
この著作は各種の文学理論を実際の作品読解を通じて解説し、かつ作品において試みられた様々な技巧についても論じているものであり、文学研究の初歩として大いに学ぶべきところがあります。
【学習指導、注意点等】Work to be done outside of class (preparation, etc.)
通信学習のリポートに添削・講評でフィードバックします。リポートの内容は先行論文・批評をきちんと踏まえ、他者の意見と自分の意見を明確に区分し、そのことが分かるように作成して下さい。
単なる思い込みや感想ではなく、また参考文献からの引用の羅列ではないリポートを作成して下さい。そのためには設問の内容を正しく理解し、なにが、どのように描かれた作品なのか、そのことに留意することが重要です。
また、リポートの最後に「参考文献一覧」(著者名、書名、出版社名、刊行年月)を記載して下さい。[例:礒崎純一『龍彥親王航海記 澁澤龍彥伝』白水社、2019年11月]
リポートは必ず縦書きで、手書きの際は原稿用紙を使用し、パソコンで作成する場合は末尾に字数を明記して下さい。添削・返却されたリポートを再読し、自分自身のリポートの内容や表現に不備や不足があれば、それらを的確に把握・理解し、その後のリポートを作成するために活用して下さい。