学部・研究科Faculty/Graduate school | 通信教育部(通信学習)School of Correspondence Education (Correspondence Learning) |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2022 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
担当者Instructor name | 園 明美 |
科目種別Class Type | 通信学習(リポート・試験) |
履修学年Grade | 1~4 |
単位数Credit(s) | 4 |
備考(履修条件等)Notes | ※リポート(第1回・第2回)一括提出不可 ※2021年4月よりテキスト(指定市販本)変更 |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
カテゴリーCategory | 一般教育・語学・保健体育科目 |
【Outline (in English)】
This course deals with basic knowledge about Waka(和歌, classical Japanese poetry).
The goals of this course are to
(1) Acquire skills of properly comprehending Waka.
(2) Understand various aspects of Waka.
【Default language used in class】
日本語 / Japanese
【学習の到達目標 / Goal】
本科目では、大学生なら知っておくべき古典和歌の基礎的な知識について学習します。テキストを熟読し、適宜、参考文献を読むことを通じ、以下の2点に到達することを目標とします。
(1)古典和歌を的確に鑑賞できる読解力を養う。
(2)和歌の諸相について理解する。
【この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連) / Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?】
ディプロマポリシーのうち、「法律学科:DP5」「日本文学科:DP3」「史学科:DP1, DP3」「地理学科:DP1」「経済学科:DP6, DP7」「商業学科:幅広い教養」に関連
【授業で使用する言語 / Default language used in class】
日本語 / Japanese
【科目の概要 / Outline】
古典和歌を初めて学習する人、興味はあるけれどどのように勉強すればよいかわからない人に配慮されたテキストを用い、和歌の表現・レトリックの特質、和歌の種類、文化と和歌の関わりといった和歌の基本を学習します。
和歌は、日本の文学史において、その根幹に存在し続けてきました。和歌を学習することによって、日本の古典文学、そして文化の基礎を理解することができるようになります。テキストをよく読み、古典和歌に関する知識を習得するとともに、種々の優れた作品を鑑賞し、和歌の美しさ、楽しさをぜひ味わってください。
【成績評価基準 / Grading criteria】
リポートおよび単位修得試験ともに、学習の到達目標の2点について、どの程度達しているかによって評価します。リポートについては、「設題総覧」に書かれた注意事項等が守られているか、リポートとして適切な表現・書式で書かれているかという点も、評価の基準となります。最終成績は単位修得試験により評価しますが、評価の際は先に提出されたリポートの内容も考慮します。
【テキスト名および詳細 / Textbook(s) / details】
指定市販本『和歌とは何か』渡部泰明、岩波書店、2009年、¥840+税
【学習指導、注意点等 / Learning guidance / notes】
通信学習のリポートに添削・講評でフィードバックする。
「学習の到達目標」の(1)については「1 和歌のレトリック」、(2)については「2 行為としての和歌」をしっかり読み、主要な歌人の活動、歴史的な問題にも注意しながら、学習を進めるようにしてください。
なお、リポート執筆の際には、「設題総覧」に書かれていることを注意深く読んでください。まず、与えられた設題をしっかり「理解」すること。リポートとしてどのような内容が求められているのか、テキストを熟読した上でよく考えてください。そして、リポートの体裁や提出に関する特記事項・注意等をよく確認し、それらに従って提出するようにしてください。それが守られていないリポートは採点しませんので、注意してください。また、剽窃行為は処分の対象となります。他の文献を引用する場合は、自分の書いた文章と引用部分を明確に区別して示すとともに、その出典を記載するようにしてください。