学部・研究科Faculty/Graduate school | 通信教育部(通信学習)School of Correspondence Education (Correspondence Learning) |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2022 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
担当者Instructor name | 伊藤 マモル |
科目種別Class Type | 通信学習(リポート・試験) |
履修学年Grade | 1~4 |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
カテゴリーCategory | 一般教育・語学・保健体育科目 |
【Outline (in English)】
The purpose of this subject is to learn to manage health by ajusting attitudes that improve the quality of life.
For that purpose, students have to measure physical strength measurements yourselves. And students prepare a report on the tasks presented as the main teaching materials based on the physical fitness measurement results.
Also, the learning outcome you gained during the process of reporting is evaluated by written exam.
【Default language used in class】
日本語 / Japanese
【学習の到達目標 / Goal】
健康は「失って初めてその大切さがわかる」と良く言われる。これは健康に問題を感じていない人々が、健康を害している人あるいは害した経験がある人に比べて、健康への関心が総じて薄いからだと思う。
多くの人にとって、健康は人生を支える基盤だという見方ができる。仕事、趣味、日常生活において、自分の目標を成し遂げようとするとき、心身がより健康な状態である時の方が、その達成度は高いと言えよう。自分が持つ最高のパフォーマンスを発揮しようと思うなら、少なからず健康である方が良いということだ。他方、近い将来、日本では不健康であることが経済的にも社会的にも不利になる時代が到来する可能性が高い。
そこで本科目では自宅で実施可能な体力測定を通じて、より豊かな人生を築くための健康と体力の保持増進の今後の在り方を考えてもらう。その過程で達成してほしい目標を以下に示す。
【到達目標】
1)身体の構造や働きを説明できる
2)体力測定を実施できる
3)体力測定の結果を図表に整理して示すことができる
4)体力測定の結果から自らの健康の保持増進に資する改善点を指摘できる
5)今後の健康の保持増進に資するトレーニング種目を列挙できる
6)今後の健康の保持増進に資する栄養・食事の必要性を説明できる
7)心理学的な視点から今後の健康の保持増進に関する意見を述べられる
【この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連) / Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?】
ディプロマポリシーのうち、「法律学科:DP5」「日本文学科:DP3」「史学科:DP1, DP3」「地理学科:DP1」「経済学科:DP5」「商業学科:幅広い教養」に関連
【授業で使用する言語 / Default language used in class】
日本語 / Japanese
【科目の概要 / Outline】
この科目の学習は課題解決型である。
すなわち、履修者自身の健康を管理(コンディショニング)するために、自らの体力測定結果を教材として、生活の質を高める態度を見直すことが本科目の目的である。
なお、リポート作成によって取り組んだ自己学習の成果は、リポート及び筆記試験(または試験リポート)によって評価される。
【成績評価基準 / Grading criteria】
【リポート評価基準】
以下に示した三つのステージの順で評価を行う。
※評価基準に満たないステージがあれば、その時点で再提出とする。
第一ステージ>設題総覧にある課題1の1)~5)に関するリポートが適切であること。
第二ステージ>リポートの書式や構成(頁を付ける、見出しを付けるなど)が読み手の立場に立って適切に整えられていること。具体的には次の1~8)に不備がないこと。
1)頁が付けられ、適切な段落分けがされている
2)適切な小見出しがあり、記述の流れに違和感がない
3)漢字や言葉の使い方が誤っていない
4)解答のための文字数に過不足がない
5)健康の保持増進に取組んだ前後の測定結果を図表で明確に示している
6)設題に対して適切な解答を述べている
7)参考文献の引用や記載方法が正しい
8)再提出の場合は、前回リポート講評を元に加筆修正されている
第三ステージ>設題総覧にある課題2の各測定結果の客観的な分析および考察の内容(随筆的にしない)などが設題からずれていないかを以下の1)~5)に沿って確認する。
1)設問の趣旨に沿った論点整理や解答・解説ができている(論旨や展開が明確である)
2)本科目で学習した専門用語を適切に使用している(テキスト・参考文献の理解や利用)
3)根拠や理由を踏まえた客観性のある明確な説明ができている(テキスト・参考文献の読解力・引用)
4)問題意識をもった独自の意見、反対論、創造的な発想が述べられている(柔軟性のある批判や考察)
5)建設的な意見や実感のこもった自分の言葉が読みやすく書いてあるか(光るポイントがある)
※ 1)~5)に当てはまらない内容が3割以上の場合は再提出とする
【試験の評価基準】
試験は5つの設問で構成され、配点は各10点で合計50点として採点する。
【単位認定】
リポートの評価(50点満点)及び試験の評価(50点満点)の合計点から成績を判定し単位認定する。
【テキスト名および詳細 / Textbook(s) / details】
伊藤マモル監修『基礎から学ぶスポーツトレーニング理論(増補改訂版)』、2017年、(日本文芸社)、¥1,800+税
上記のテキストが入手できない場合は、以下の電子書籍版テキストを利用すること。
『基礎から学ぶスポーツトレーニング理論(増補改訂版)』(電子書籍版)、伊藤マモル監修、日本文芸社、2018年、¥1,800+税
【学習指導、注意点等 / Learning guidance / notes】
リポートの作成前にスタディガイドの「リポート作成の手順」を全般的に良く読んでください。特に注意してほしいスタディガイドのページは次の通りです。
1)1ページ目の本文6~9行は必ず確認してください。
2)3ページ目の1~3行の体力測定結果を図表に整理して示すことに注意してください。
3)5ページからの「手順⑤ 体力測定項目の決定」
試験では、指定テキストならびにリポート作成において学習したことが出題されます。筆記試験の場合は、適切な語句の解説や実技に関する注意事項など、幅広い視点から学修した専門用語などを問う問題が出されるため、指定テキストを全般的に読みこんで試験にのぞんでください。