学部・研究科Faculty/Graduate school | 市ヶ谷リベラルアーツセンター(ILAC)ILAC Course |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2020 |
授業コードClass code | Q0704 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | スプリングセッション/Spring Session |
曜日・時限Day/Period | 集中・その他 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | |
教室名称Classroom name | |
配当年次Grade | |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | |
他学部公開科目Open Program | |
他学部公開(履修条件等)Open Program (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Program | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
選択・必修Optional/Compulsory | |
カテゴリー(2017年度以降)Category (2018~) | 2017年度以降入学者 ILAC科目 100番台 選択基盤科目 0群(自校教育、基礎ゼミ、情報、キャリア教育関連科目等) |
カテゴリー(2016年度以前)Category (2017) | 2016年度以前入学者 市ヶ谷基礎科目・総合科目 0群 |
【Outline (in English)】
Horse therapy is one of the animal-assisted therapies that aims to bring about mental health by using animals. And, retraining is an activity that supports a retired racehorse so that it can be used as a riding horse again. In Japan, it is difficult to achieve both "human and horse welfare" and "economic activity", and these efforts are currently delayed compared to the western countries. The purpose of this class is to find ways to connect the human and horse welfare by learning knowledge and skills related to horse therapy and retraining as well as para-equestrianism.
【Default language used in class】
日本語 / Japanese
【授業の概要と目的(何を学ぶか) / Outline and objectives】
ホースセラピーとは、動物と触れ合うことでその人に内在するストレスの軽減、あるいは自己効力感を高めることを通じて、精神的な健康を回復させることが期待できる動物介在療法の一つである。また、リトレーニングとは、引退した競走馬を乗用馬として再び活躍できるように支援する、馬のセカンドキャリアを開く活動である。我が国では、「人馬の福祉」と「経済活動」との両立が容易ではなく、これらの取り組みは、欧米の国々に比べて遅れているのが現状である。
本授業では、ホースセラピーとリトレーニング、さらにパラ馬術に関する知識と技術を学ぶことにより、人馬の福祉を繋ぎ合わせ、相乗効果をもたらす手立てを探り出すことを目的とする。
【到達目標 / Goal】
・ホースセラピー、パラ馬術、リトレーニングについて理解する。
・馬の扱いに関わる基本的な技術を身につける。
・人馬の福祉を繋ぎ合わせ、相乗効果をもたらす手立てを議論して、一定の方向性を見出す。
【授業で使用する言語 / Default language used in class】
日本語 / Japanese
【授業の進め方と方法 / Method(s)】
(2020年度はオンライン授業の実施に伴い、変更の可能性があります。変更は学習支援システム等で提示します。/Method(s) may change depending on the online lesson.Changes will be reflected in the Learning Management System, etc.)
ホースセラピーとパラ馬術そして競走馬のリトレーニングについて、それぞれの現場で活躍する専門家から、基本的事項から我が国の現状と課題について講義をする。そして多摩キャンパスの馬場において、馬の扱いに関わる基本的な技術を身につけるとともに、講義で学んだその知識と技術をフィールドワークによって習得する。これらの実践を通して、人馬の福祉を繋ぎ合わせ、相乗効果をもたらす手立てを探り出すこと、また、パラスポーツへの機運が高まっている現状において、ダイバーシティ化の推進を課題に掲げ、これらの解決に取り組むことを目的とする。
【アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施 / Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)】
あり / Yes
【フィールドワーク(学外での実習等)の実施 / Fieldwork in class】
あり / Yes
【授業計画 / Schedule】
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
回 / No. | テーマ / Theme | 内容 / Contents |
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1 | ガイダンス | 本授業の概要と目的、到達目標を確認し、フィールドワークを実施する際のグループ分けを行う。 |
2 | ホースセラピーの歴史 | ホースセラピーの歴史と現状を理解する。 |
3 | パラリンピックにおける馬術競技 | パラリンピックでの馬術競技の意義と国内の現状を理解する。 |
4 | フィールドワークⅠ | 馬への騎乗しおよび厩舎作業の体験を通じて、乗馬について基本的事項を理解する。 |
5 | 乗馬療養の効果 | デイサービスにおける乗馬療養の効果効能について理解する。 |
6 | 福祉現場におけるホースセラピー | 福祉現場におけるホースセラピーの可能性について理解する。 |
7 | フィールドワークⅡ | 模擬体験を通じて、障害者を理解する。 |
8 | フィールドワークⅢ | 障害者が馬を乗り降りする時の補助の方法を身につける。 |
9 | フィールドワークⅣ | 視覚障害者が騎乗した際の補助の方法を身につける。 |
10 | 引退競走馬のリトレーニング | 引退競走馬のリトレーニングについて理解する。 |
11 | サラブレッド生産牧場と大学馬術部 | サラブレッド生産牧場と大学馬術部との連携について理解する。 |
12 | フィールドワークⅤ | 引退競走馬の特性を理解する。 |
13 | フィールドワークⅥ | ホースセラピーに適した馬を調教する方法を理解する。 |
14 | 課題解決への提言 | 本授業の振返り、課題解決に資する方策について議論する。 |
【授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等) / Work to be done outside of class (preparation, etc.)】
本授業の準備学習・復習時間は、各2時間を標準とします。
【テキスト(教科書) / Textbooks】
必要に応じて資料を配布します。
【参考書 / References】
授業中で関連する書籍等を紹介します。
【成績評価の方法と基準 / Grading criteria】
講義におけるショートレポート:30%
フィールドワークの取り組み:60%
最終レポート:10%
【学生の意見等からの気づき / Changes following student comments】
新規科目につきアンケートを実施していません
【学生が準備すべき機器他 / Equipment student needs to prepare】
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