SSISSI (Sports Science Institute)
HSS221LB(健康・スポーツ科学 / Health/Sports science 200)トレーニング理論と実践Theory and practice of physical training
朝比奈 茂Shigeru ASAHINA
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | SSISSI (Sports Science Institute) |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2023 |
授業コードClass code | A9042 |
旧授業コードPrevious Class code | - |
旧科目名Previous Class title | - |
開講時期Term | 秋学期授業/Fall |
曜日・時限Day/Period | 木3/Thu.3 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
教室名称Classroom name | 市Y‐Y501 |
配当年次Grade | 2~4年 |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | |
他学部公開科目Open Program | |
他学部公開(履修条件等)Open Program (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Program | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium |
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Outline (in English)
【Course outline】
For athletes, physical and mental condition is an important factor in practice and competition.
In this class, students will learn about conditioning that leads to better conditions.
Specifically, students will deepen their understanding of injury prevention (icing, taping), recovery from fatigue (stretching), breathing techniques (yoga), and body care (self-massage).
Acupuncture and moxibustion therapy, which many athletes have experienced, will be explained with actual demonstrations.
In order to ensure that what students learn in this class is useful in actual sports situations, the class will be conducted through a well-balanced combination of lectures and practical training.
【Learning Objectives】
1)Be able to explain the difference between condition and conditioning.
2)Understand sports injuries and illnesses that occur during sports activities, and be able to provide first aid.
3)Understand the effects of sports taping as conditioning, and be able to perform upper and lower extremity taping.
【Learning activities outside of classroom】
The standard preparation and review time for this class is 2 hours each.
Resume for the lecture will be uploaded through the learning support system. Students are expected to prepare according to the resume.
【Grading Criteria/Policy】
The overall evaluation will be based on the following distribution.
1) Assignments to be done in each class (reaction papers, short quizzes, reports, etc.): 60%.
2) Final report: 20%.
3) Participation in class activities (not attendance): 20%.
If you are absent or submit assignments after the due date, your evaluation will be affected.
If attendance is less than 2/3 of the class, the grade will be “D” or “E“.
This grading method is a general rule, and students who have difficulty with regular activities will be dealt with and evaluated on an individual basis.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
アスリートにとって心身のコンディションは練習や試合において重要な要素となる。本授業はコンディションをより良い方向に導くコンディショニングについて学ぶ。具体的には傷害の予防(テーピングなど)、疲労回復(ストレッチング)、呼吸法(ヨーガ)、身体のケア(セルフマッサージ)などついて理解を深める。また多くの選手が経験したことのある、鍼・灸療法について、実際の実演を交えながら治効理論などを概説する。本授業で習得したことが、実際のスポーツ場面に役立てることを目的とするため、講義と実習をバランスよく組み合わせて授業を進める。
到達目標Goal
コンディションおよびコンディショニングという言葉の意味とその内容について理解できる。
スポーツ活動中に生じる外傷・障害やその応急処置について理解できる。
一次救命処置であるBLSの内容を説明でき、実際にAEDを使うことができる。
コンディショニングとしてのテーピングの効果を理解し、下肢および上肢・体幹のテーピングができる。
ストレッチングの効果と正しい方法を理解できる。
ヨーガの呼吸法について概説でき、様々な呼吸法を実施できる。
鍼・灸について理解でき、その治効理論を説明できる。
漢方について概説でき、スポーツ活動に食養生の考え方を応用できる。
補完代替医療について理解でき、概要を説明できる。
実際のスポーツ活動に取り入れられている、補完代替医療について述べることができる。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
各学部のディプロマ・ポリシーのうち、以下に関連している。法学部法律学科:DP3、法学部政治学科:DP1、法学部国際政治学科:DP1、文学部:DP1、経営学部:DP3、国際文化学部:DP4、人間環境学部:DP2、キャリアデザイン学部:DP1、経済学部経済学科・現代ビジネス学科:DP4、社会学部:DP2、現代福祉学部福祉コミュニティ学科:DP1、現代福祉学部臨床心理学科:DP1、デザイン工学部システムデザイン学科:DP4
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
本講義は感染対策を十分に行い、対面授業を基本に実施する。
感染状況に応じて、オンライン授業に変更する可能性もありえる。それによって内容が変更になる場合は、学習支援システムを通じて周知する。
授業のはじめに、前回の授業の振り返りを、意見や質問を通じて行なう。
質問への回答やリアクションペーパーに対する講評等は、オフィス・アワーを利用して行う。
大学の行動方針レベルの変更に応じた授業形態の詳細は学習支援システムで周知する。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching:対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
1[オンライン/online]:ガイダンス
講義の概要についてシラバスを用いて説明する。
体格・身体組成の測定を行う。
2[対面/face to face]:「コンディション」と「コンディショニング」
コンディションとコンディショニングの定義とその内容を理解する。
コンディショニング3つの要素である、身体的因子、環境的因子、心理的因子に関して説明する。
3[対面/face to face]:アスリートの外傷・障害について
アスリートの外傷・障害について説明し、その原因と対策について講義を行う。
また傷害の治癒のメカニズムについて講義を行う。
4[対面/face to face]:アスリートの外傷・障害とその応急処置
応急処置の基本的方針について説明する。特にBLS(Basic Life Support)やAED(Automated External Defibrillator)について理解し、技術を習得する。
5[対面/face to face]:外傷・傷害の予防
外傷・傷害の予防として、テーピングの効果や役割について学ぶ。またテーピングの禁忌も理解する。
6[対面/face to face]:コンディショニングとテーピング
コンディショニングの手法として、テーピングの背景と実際の方法について概説する。
7[対面/face to face]:下肢のテーピング
下肢の傷害に対してのテーピング実習を行う。
8[対面/face to face]:上肢・体幹のテーピング
上肢および体幹の傷害に対してのテーピング実習を行う。
9[対面/face to face]:ストレッチングとコンディショニング
筋収縮のメカニズムを説明する。
またストレッチングの種類やそれぞれの効果について説明する。
10[対面/face to face]:ヨーガと呼吸
ヨーガで行われている呼吸法について概説し、呼吸と自律神経の関係を説明する。
呼吸が心身の及ぼす影響について説明する。
いくつかある呼吸法について実際に体験する。
11[対面/face to face]:スポーツと鍼・灸
鍼・灸について概説し、その治効理論を説明する。
実際に鍼・灸の施術を行い、理解を深める。
12[対面/face to face]:漢方と食養生
日本古来の医学である漢方について概説する。その中の一つに食養生がある。食養生の考え方や実際の食事内容を説明する。
13[対面/face to face]:補完代替医療とスポーツ
補完代替医療について概説し、スポーツ活動への応用について説明する。
14[対面/face to face]:総括(期末試験)
授業内試験を実施する。
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
毎回の講義で使用するレジュメ及び資料などについて必ず予習・復習をすること。
レジュメ及び資料などは、講義日の前日22時までに、学習支援システム上に掲載する。受講者は各自ダウンロードし、資料に基づき事前学習を行う。
本授業の準備学習・復習時間は、各2時間を標準とする。
テキスト(教科書)Textbooks
特に使用しない。
講義資料は学習支援システムから各自がダウンロードし持参する。
参考書References
1. 安保徹 自律神経と免疫の法則 三和書籍 2007
2. 藤田紘一郎 こころの免疫学 新潮社 2011
3. 上野圭一 私が治る12の力 学陽書房 2005
4. 川手鮎子 心も体もととのう漢方の暮らし365
成績評価の方法と基準Grading criteria
以下の内容で総合的に評価する。
1)毎回の授業時に取り組む課題(リアクションペーパー、小テスト、レポートなど)60%
2)期末レポート 20%
3)授業への参画状況 20%
・欠席および課題の提出が期限をすぎた場合は評価に影響する。
・出席が授業実施回数の 2/3 に満たない場合は,単位取得のための履修時間を下回ると判断されるためDもしくはE評価とする。
またこの成績評価方法は原則的なものであり、通常の活動が困難な受講者に対しては、個別に対応・評価する。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
毎回の講義はじめに、その日のスケジュールおよびポイントをを示すことで、明確な目標をもって、講義に臨めるように工夫を行う。
常に受講生の反応を確認しながら、講義内容を柔軟に変化させることにより、集中力を持続させる工夫を行う。
授業の最後に次回の内容を伝達し、自宅での予習や資料収集に役立つよう工夫する。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
必要に応じてオンライン授業をおこなう場合がある。オンライン授業をより効果的に行うために、通信環境を整えておく。また通信機器としてパソコンを準備することがのぞましい。
配布資料、課題の提出は全て学習支援システムを通じて行う。
その他の重要事項Others
授業に関する質問、競技に関する質問などは、授業中および授業の前後に受け付ける。
それ以外については、随時メールを通じて、対応する。
授業に関する質問やそれに関連する質問などは授業中および授業の前後に受け付ける。
それ以外については、随時メールを通じて、対応する。
また、オフィスアワーとして毎週木曜日11時20分〜13時00分の100分を設ける。
形式は対面とオンライン(zoom)を併用する。
オフィスアワーを利用する場合は、事前にメールを通じて連絡をとること。