スポーツ健康学部Faculty of Sports and Health Studies
HSS100IA（健康・スポーツ科学 / Health/Sports science 100）剣道指導論演習Kendo Coaching (seminar)
【2018年度以降入学生対象】
小田 佳子Yoshiko ODA
授業コードなどClass code etc
| 学部・研究科Faculty/Graduate school | スポーツ健康学部Faculty of Sports and Health Studies |
| 添付ファイル名Attached documents | |
| 年度Year | 2022 |
| 授業コードClass code | M4550 |
| 旧授業コードPrevious Class code | |
| 旧科目名Previous Class title | |
| 開講時期Term | 秋学期授業/Fall |
| 曜日・時限Day/Period | 水3/Wed.3 |
| 科目種別Class Type | 演習 |
| キャンパスCampus | 多摩 |
| 教室名称Classroom name | 各学部・研究科等の時間割等で確認 |
| 配当年次Grade | 1～4 |
| 単位数Credit(s) | 2 |
| 備考（履修条件等）Notes | ※2018年度以降入学生対象 |
| 他学部公開科目Open Program | |
| 他学部公開（履修条件等）Open Program (Notes) | |
| グローバル・オープン科目Global Open Program | |
| 成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | |
| 成績優秀者の他学部科目履修（履修条件等）Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
| 実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | ○ |
| SDGsCPSDGs CP | |
| アーバンデザインCPUrban Design CP | |
| ダイバーシティCPDiversity CP | |
| 未来教室CPLearning for the Future CP | |
| カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
| 千代田コンソ単位互換提供（他大学向け）Chiyoda Campus Consortium | |
| カテゴリーCategory |
専門教育科目 スポーツコーチングコース専門科目 |
すべて開くShow all
すべて閉じるHide All
Outline (in English)
As the revision of Ministry of Education: Junior High School Government Course Guidelines, all the junior high students should complete martial arts after April 2012.
Based on what mentioned above, the purpose of this course is that: Comprehension of traditional idea of martial art(kendo) Getting able to do the practice, match, and judge Mastering the basic skills of offense and defense through hitting and receiving
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的（何を学ぶか）Outline and objectives
文部科学省・中学校学習指導要領の改訂により、2012年4月より中学校において武道必修化が実施された。
そこで本授業では学習指導要領の内容に基づき、武道（剣道）の伝統的な考え方を理解し、まずは指導者となる者が基本動作を修得し、基本となる技を用いて相手の動きに応じて、打ったり受けたりするなどの攻防を通した練習や試合及び審判が出来るようになることを目的とする。
その上で、模擬授業を展開し、剣道の基本的な指導法を修得することを目的とする。
到達目標Goal
履修者が、中学校・高等学校において武道（剣道）の授業を展開することのできる知識、技能、実践的指導力を身に付けることが到達目標である。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか（該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連）Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP1」「DP2」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)（学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. ）
基礎・基本を大切にして資料を使用しながら理論的に剣道を理解できるよう展開する。
毎授業に授業内容に関する「課題レポート」を提出する。
アクティブラーニング（グループディスカッション、ディベート等）の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク（学外での実習等）の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching：対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
1[対面/face to face]：授業展開と武道（剣道）の概要
授業の展開
剣道の歴史と特性
武道必修化
指導案の書き方
2[対面/face to face]：基本指導法①
礼法（正座・座礼・立礼）、竹刀の名称と構造、姿勢、呼吸、構えと目付け、構え方、納め方、足さばき、素振り、掛け声、切り返し
3[対面/face to face]：基本指導法②
（基本技稽古法①）
一本打ちの技
「正面・小手・面・胴・突き」
剣道具の装着（胴・垂れ・小手）
4[対面/face to face]：基本指導法③
（基本技稽古法②）
基本技稽古法①の反復
・連続技（二・三段の技）
間合、踏み込み足、竹刀打ち
5[対面/face to face]：基本指導法④
（基本技稽古法③）
基本技稽古法①－②の反復
・払い技
剣道具の装着（手拭い・面）
6[対面/face to face]：基本指導法⑤
（基本技稽古法④）
基本指導法①－③の反復
・引き技
打ち方・打たせ方・受け方
一本打の技・連続技
7[対面/face to face]：基本指導法⑥
（基本技稽古法⑤）
基本指導法①－④の反復
・抜き技
・模擬授業について
8[対面/face to face]：基本指導法⑦
（模擬授業１）
基本技稽古法①－⑤の反復
模擬授業１
・基本動作
9[対面/face to face]：基本指導法⑧
（模擬授業２）
基本技稽古法（総合演習）
模擬授業２
・一本打ちの技
10[対面/face to face]：基本指導法⑨
（模擬授業３）
基本技稽古法（総合演習）模擬授業３
・連続技
11[対面/face to face]：基本指導法⑩
（模擬授業４）
基本技稽古法（総合演習）
模擬授業４
・払い技
打ち込み、互角稽古
12[対面/face to face]：基本指導法⑪
（模擬授業５）
基本技稽古法（総合演習）
模擬授業５
・引き技
打ち込み、互角稽古
13[対面/face to face]：基本指導法⑫
（模擬授業６）
基本技稽古法（総合演習）
模擬授業６
・抜き技
試合・審判法①
3名で構成するグループにより「審判」を行う。
審判法について省察
14[対面/face to face]：試験・解説
実技試験
基本技稽古法①－⑤
試合・審判法②
まとめ
授業時間外の学習（準備学習・復習・宿題等）Work to be done outside of class (preparation, etc.)
本授業の準備・復習時間は、各2時間を標準とします。
テキスト（教科書）Textbooks
・全日本剣道連盟「剣道授業の展開」第4版
・授業において適時、資料を配布する。
参考書References
剣道 社会体育教本 「改訂版」、全日本剣道連盟、全日本剣道連盟、2009.4.1
成績評価の方法と基準Grading criteria
①授業への参加態度・貢献度 30%
②模擬授業評価 30%
③修得技能評価 40%
①から③を総合的に判断し評価する。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
特になし
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
剣道具、竹刀については学校で準備します。
名札、小手下、面シールドは学校から支給します。
手拭い、面マスクは各自準備して下さい。
その他の重要事項Others
公立学校教員・剣道（七段）
「学校教育」現場で培った剣道指導経験を活かし学生にわかりやすく指導する。
剣道本来の姿と未来像を模索しながら、礼法や相手を思いやる心を大切に授業を進める。