スポーツ健康学部Faculty of Sports and Health Studies
SOC100IA(社会学 / Sociology 100)障害者福祉論Resources and Services for the Physically Handicapped
山岸 倫子Tomoko YAMAGISHI
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | スポーツ健康学部Faculty of Sports and Health Studies |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2022 |
授業コードClass code | M0710 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 春学期授業/Spring |
曜日・時限Day/Period | 土1/Sat.1 |
科目種別Class Type | 講義 |
キャンパスCampus | 多摩 |
教室名称Classroom name | 各学部・研究科等の時間割等で確認 |
配当年次Grade | 1~4 |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | ※2012年度以前入学生履修不可 |
他学部公開科目Open Program | |
他学部公開(履修条件等)Open Program (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Program | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | ○ |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
カテゴリーCategory |
総合教育科目 視野形成科目(必修選択) |
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Outline (in English)
The aim of this course is to heip acquire an understanding of the "disability"and"disability people".This course deals with definition of disability,legal system and history from the viewpoint of sociology.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
本講義では、障害者の定義や生活実態、法制度、歴史を学ぶことにより、「障害者」とされる人々が現代社会において生活していくことについて、様々な視点から学ぶ。学生は、障害者についての一般的なイメージを離れ、学術的な視点から障害/障害者について考えることを通して、自らが生活する社会が障害者や健常者にとってどのような社会であるを学ぶ。
到達目標Goal
・障害者についての歴史的な知識を獲得できる。
・障害者の生活実態について知ることができる。
・障害についての理論と実体験を関連させて障害についてとらえることができる。
・障害についての理論を元に、財の分配の方法について体験的に学ぶことができる。
・障害者の生活を支える法制度についての知識を獲得できる。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP1」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
基本的には講義の形式をとるが学生との対話的なコミュニケーションをとりながら講義を進めていく。また、随時ワークを取り入れ、思考の掘り下げを促していく形式をとる。ワークについては参加人数に応じてペアワーク、グループワークのいずれかを取り入れる。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching:対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
1[対面/face to face]:障害者・障害の概念と理論
障害・障害者について各々が持つイメージを明らかにしたうえで、理論を学ぶ。
2[オンライン/online]:障害者福祉を支える理念とその展開
障害者福祉を支える基本的な理念について学び、障害者福祉の理念がどのように変容してきたのかを学ぶ。
3[オンライン/online]:障害者の生活実態
我が国の障害者の生活実態について、統計および事例から学ぶ。
4[オンライン/online]:障害者福祉の歴史
障害者福祉の歴史について学ぶ。また、1~3回までのフィードバックとしてグループワークを予定している。
5[オンライン/online]:障害者運動
障害者運動の歴史と意義について学び、制度との関連性について学ぶ。
6[オンライン/online]:グループワーク他
財の分配に関するグループワークを行い、マクロな視点から障害者福祉を考えると同時に、分配を支える理論について学ぶ。
7[オンライン/online]:障害者の生活に関係する法制度
障害者に関連する法制度について学ぶ。
8[オンライン/online]:障害者総合支援法
現在障害者の生活を直接的に支えている法律について学ぶ。
9[オンライン/online]:障害児教育
障害児の教育について、その変遷も含めて学ぶ。
10[オンライン/online]:障害者の就労
障害者の雇用の状況及び、雇用を促進する法律、制度等について学ぶ。
11[オンライン/online]:障害者の所得保障
障害者の経済状況及び所得保障の在り方について学ぶ。
12[オンライン/online]:障害者福祉の国際動向
国連障害者権利条約の内容について学ぶ。
13[オンライン/online]:事例検討
差別事例について検討を行う。
14[オンライン/online]:近年の障害者福祉の動向
障害者福祉の変遷を含め、近年の障害者福祉がどのようになっているのか、また、どのような課題が残されているのかを考える。
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
学生は、各回に提示する課題について、情報を収集し、自ら考えておくこと。また講義中に紹介した文献の講読、参加者同士の積極的な議論及び、社会的事象への応用。自らの生活における実体験と理論との関連を意識する。本授業の準備学習・復習時間は各 2 時間 を標準とします。
テキスト(教科書)Textbooks
指定なし
参考書References
講義中に随時紹介する。
成績評価の方法と基準Grading criteria
講義への参加 30%:平常点及び授業態度で評価する。授業態度については、積極的な発言(思考のアウトプット)を重視する。出席回数が3分の2以下のものは不可とする。
課題の提出 30%:課題提出の有無及び内容で評価する。グループワーク後に、小レポートを3回予定している。ウェブサイトからの購入レポートは不可。
期末試験 40%:授業の内容を踏まえて評価する。評価のポイントとなるのは、①授業内で学んだ知識に基づき、②自らの考えを展開していること。ウェブサイトからの購入レポートは不可。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
事前学習、自宅学習を積極的に課してきてはいないため自宅学習をほとんど行っていないという学生が多いため、2022年度については、課題を増やす予定でいる。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
コロナウイルスの感染状況によって、オンライン(オンデマンド方式)に変更予定。音声等ファイル等の使用や動画は検討していないため、基本的なインターネット環境があれば対応可能。
その他の重要事項Others
社会福祉士として、市役所、社会福祉法人にて、現場、運営管理の経験がある。生活保護及び、社会福祉全般についての総合的な支援活動を通して、学生が、障害者福祉並びに福祉全般への問題意識を持てるような講義を展開する。