市ヶ谷リベラルアーツセンター(ILAC)ILAC Course
BIO300LA(その他の総合生物・生物学 / Biology 300)教養ゼミⅠLiberal Arts Seminar I
バイオイメージング
木原 章Akira KIHARA
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 市ヶ谷リベラルアーツセンター(ILAC)ILAC Course |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2022 |
授業コードClass code | Q6321 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 春学期授業/Spring |
曜日・時限Day/Period | 水2/Wed.2 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
教室名称Classroom name | 各学部・研究科等の時間割等で確認 |
配当年次Grade | 法文営国環キ2~4年 |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | ※定員制(30名) |
他学部公開科目Open Program | ○ |
他学部公開(履修条件等)Open Program (Notes) | 環・キ生のみ、履修可。 |
グローバル・オープン科目Global Open Program | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | ○ |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
選択・必修Optional/Compulsory | |
カテゴリー(2017年度以降)Category (2018~) |
2017年度以降入学者 ILAC科目 300番台 総合科目 教養ゼミ |
カテゴリー(2016年度以前)Category (2017) |
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Outline (in English)
(Course outline)
In this class, students will learn the process of scientific visualization of biological phenomenas.Using several digital imaging technologies, students will record from a relatively slow movement of plant sprouting to a relatively quick movement of beetles flying motion.
(Learning Objectives)
Finally students will find the most interesting phenomena as their own research subject.
(Learning activities outside of classroom)
Before/after each class meeting, students will be expected to spend four hours to understand the course content Experiment.
(Grading Criteria /Policies)
Your overall grade in the class will be decided based on the following
class activities 50%
note taking quartiles 50%
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
生き物が好きで、自分でいろいろ調べたり実験してみたいという人に向いている授業です。実際の生き物の観察を通じて、生きる様子やしくみを調べます。その為に必要なのは、簡単な撮影道具と、皆さんの探究心です。予めこちらで用意したツールとしては、種子の発芽の観察、テントウムシの飛翔の観察、プラナリアの再生の観察などがあります。でも、せっかく少人数で行う教養ゼミですから、こちらで決めたとおりにやるだけで無く、皆さんのご提案を実現するためのプロジェクトにも取り組めればと思っています。
これらの生き物の観察、その結果の分析を通じて、生きる仕組みを考察する過程で、皆さんがプロジェクト遂行能力を身につけることを目指しています。
到達目標Goal
1.基本操作技術の修得(デジカメを用いた、マクロ撮影法、インターバル撮影法、高速撮影法、スタジオ作製法、画像解析法など)
2.規定課題(ソバの発芽、粘菌の成長、アリの歩行、ダンゴムシの歩行パターン、テントウムシの飛翔、プラナリアの再生 など)を通じた問題解決手順の修得
3.ノートの取り方の修得(授業中に行った事をどれだけ判りやすくノートに要約できるかを学びます。)
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
各学部のディプロマ・ポリシーのうち、以下に関連している。法学部・法律学科:DP3・DP4、法学部・政治学科:DP1、法学部・国際政治学科:DP1、文学部:DP1、経営学部:DP3、国際文化学部:DP1、人間環境学部:DP2、キャリアデザイン学部:DP1
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
原則として対面授業となります。
全ての班が同じ規定課題を行います。規定課題は、ソバの発芽、粘菌の成長、アリの歩行、ダンゴムシの歩行パターン、テントウムシの飛翔 などを、材料調達のタイミングを見ながら約2週間単位で実施します。各課題のまとめでは、班ごとの結果発表と全体ディスカッションを行います。
リアクションペーパー等へのフィードバックは、授業内で、または学習支援システムHoppiiを通じて行う予定です。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching:対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
①[対面/face to face]:バイオイメージングの基礎
授業の概略を説明します。
②[対面/face to face]:ソバの発芽の観察①
インターバル撮影の基礎を学びます。
③[対面/face to face]:ソバの発芽の観察②
撮影データの回収法と、画像ハンドリングを学びます。
④[対面/face to face]:粘菌の成長①
粘菌の成長と移動の関係を、様々な条件で観察します。
⑤[対面/face to face]:粘菌の成長②
観察結果の解析をします。
⑥[対面/face to face]:アリの歩行①
ハイスピードカメラを使って、動き回る生き物をどの様に記録に残すか学びます。
⑦[対面/face to face]:アリの歩行②
昆虫の6本足歩行について、画像解析します。
⑧[対面/face to face]:ダンゴムシの歩行パターン①
ダンゴムシのレーストラックを作成します。
⑨[対面/face to face]:ダンゴムシの歩行パターン②
作成したレーストラックを使って、実際のダンゴムシの歩行パターンを解析します。
⑩[対面/face to face]:テントウムシの飛翔①
高速撮影によって、速い動きを観察する方法を学びます。
⑪[対面/face to face]:テントウムシの飛翔②
アリの6本足歩行の様子をハイスピード記録して解析します。
⑫[対面/face to face]:プラナリアの再生①
プラナリアを様々な条件で切断して、再生を試みます。
⑬[対面/face to face]:プラナリアの再生②
プラナリアの再生結果の解析を行います。
⑭[対面/face to face]:班活動の総括・発表
班活動について、総括反省します。
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
授業時間には、実験・観察を中心に行います。調べ物、プレゼン準備などは全て自宅で行う事になります。ゼミですから、必ず予め授業の準備を行ってから参加してください。予習・復習合計4時間以上行う事を基本とします。
テキスト(教科書)Textbooks
テキストは有りません。
参考書References
必要に応じて、授業中に指示します。
成績評価の方法と基準Grading criteria
出席は当然ですが、遅刻は他の班員に迷惑をかけるので、厳しく対応します。
成績は、授業内の活動と、最後に授業ノートを提出して頂いて採点します。
評価の基準は、授業内の活動の評価が50%、ノートの充実度が50%になります。。
単なる板書の写しを提出されても成績に加算されませんので、授業の説明に従った作業記録ノートを作成して下さい。
なお、ルーズリーフのノートは認めません。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
概ね好評を得ているようです。パソコンについての不満が何件かありましたが、現在使っているMacintoshは画像解析には必須なので、慣れるようにして下さい。プレゼン等は、個人・大学貸し出しのパソコンを使って頂いてかまいません。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
教室内のパソコンを多用します。パソコンの機種に対する要望が有りますが、当面は画像解析ソフトを使う目的でマッキントッシュを利用します。プレゼンなどは、ご自分の或いは、大学貸与のパソコンを利用して頂いて構いません。
その他の重要事項Others
必ず専用のノートを一冊用意して下さい。ルーズリーフのノートは認めません。