現代福祉学部Faculty of Social Policy and Administration
MAN300JB(経営学 / Management 300)ソーシャルイノベーション論Social Innovation
土肥 将敦Masaatsu DOI
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 現代福祉学部Faculty of Social Policy and Administration |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2022 |
授業コードClass code | N1152 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 春学期授業/Spring |
曜日・時限Day/Period | 木2/Thu.2 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 多摩 |
教室名称Classroom name | 各学部・研究科等の時間割等で確認 |
配当年次Grade | 2~4 |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | |
他学部公開科目Open Program | ○ |
他学部公開(履修条件等)Open Program (Notes) |
・成績優秀者の他学部公開科目履修で修得者は履修不可。 ・「社会起業論」修得者は履修不可。 |
グローバル・オープン科目Global Open Program | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | ○ |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | ・他学部公開科目で修得者は履修不可。 |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
入学年度Admission year | |
カテゴリー(2021年度以前)Category (~2021) | |
カテゴリー(福祉コミュニティ)Category (Department of Community Development) |
専門教育科目 専門展開科目 |
カテゴリー(臨床心理)Category (Department of Clinical Psychology) | |
カテゴリー福祉コミュニティ学科(2020年度以前入学者)Category福祉コミュニティ学科 (~2020) | |
カテゴリー福祉コミュニティ学科(2021年度以降入学者)Category福祉コミュニティ学科 (2021~) | |
カテゴリー臨床心理学科(2020年度以前入学者)Category臨床心理学科 (~2020) | |
カテゴリー臨床心理学科(2021年度以降入学者)Category臨床心理学科 (2021~) |
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Outline (in English)
This course goes far beyond the innovation theory and academic aspect of developing social businesses or social responsible business.The goal of this course is to understand the concept of SOCIAL INNOVATION, and the various aspects of Corporate Social Responsibilities in the MNC.
Students will be expected to have completed the required assignments after each class meeting.Your study time will be more than four hours for a class. Finally, Your overall grade in the class will be decided based on the following; Short reports and presentations(50%), in class contribution(50%).
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
地球環境、貧困、少子高齢化、障害者雇用といった社会的課題の解決に向けてビジネスとしてそれらに取り組む動きが世界的に広まっている。こうした事業体はソーシャル・エンタプライズもしくはソーシャル・ビジネスと呼ばれている。本講義では、こうした事業がなぜ必要とされるのか、誰がどのように生み出したのか、そしてそれはどんなソーシャル・イノベーションなのかについて国内外の事例をもとに検討する。また講義後半では、企業の社会的責任(CSR)についても概観し、CSRの枠組みの中で大企業が取り組むさまざまなソーシャル・ビジネスの意義についても考えていく。
到達目標Goal
本講義では、以下の3点を履修者の到達目標とする。
①グローバル/ローカルなソーシャル・ビジネスの動向を理解すること、②社会的企業家によるソーシャル・イノベーションの創出と普及のプロセスを理解すること。③企業のCSR活動の本質を理解すること。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP2」と「DP3」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
社会的課題にビジネスとして取り組むソーシャル・ビジネスは、さまざまな事業形態やスタイルで、市場や社会から資源を動員し、新しい仕組みを構築し、新たな社会サービスを提供している。本講義では、まずこうした多様な事業分野、事業スタイルの存在を理解し、一般的なビジネスとの相違点等を明らかにしていく。その上で、事業化してきた社会的企業家にも注目し、彼らの存在意義やその機能などについても考えていく。必要に応じて国内外のゲストも招聘する予定である。リアクションペーパーやミニレポート等における優れたコメントは授業内で紹介し、さらなる議論に活かしていく。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
あり / Yes
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching:オンライン/online
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回[オンライン/online]:ガイダンス
講義概要、成績評価、テキスト等について。履修希望者は必ず出席のこと。
第2回[オンライン/online]:ソーシャル・ビジネスとは何か①
社会福祉領域のソーシャル・ビジネスを通して、3つの要件、活動する事業領域を理解する。
第3回[オンライン/online]:ソーシャル・ビジネスとは何か②
社会福祉領域のソーシャル・ビジネスを通して、多様な組織形態を理解する。
第4回[オンライン/online]:ソーシャル・ビジネスとは何か③
海外の事例を通して、多様な組織形態と事業スタイルの違いを理解する。
第5回[オンライン/online]:ソーシャル・イノベーションを理解する①
国際協力領域のソーシャル・エンタープライズを通して、ソーシャル・イノベーションを理解する。
第6回[オンライン/online]:ソーシャル・イノベーションを理解する②
海外の事例を通して、ソーシャル・イノベーションを理解する。
第7回[オンライン/online]:ソーシャル・イノベーションを理解する③
ソーシャル・イノベーションの創出について理解する。
第8回[オンライン/online]:ソーシャル・イノベーションを理解する④
ソーシャル・イノベーションの普及について理解する。
第9回[オンライン/online]:ソーシャル・イノベーションを理解する⑤
ソーシャル・イノベーションの創出と普及の課題
第10回[オンライン/online]:大企業におけるCSR①
企業と社会の関係を理解する。
第11回[オンライン/online]:大企業におけるCSR②
古典的モデルと近年の考え方を理解する。
第12回[オンライン/online]:コーズ・リレイティッド・マーケティングについて理解する①
各種事例を通してCRMについて理解する(A事例)。
第13回[オンライン/online]:CRMについて理解する②
各種事例を通してCRMについて理解する(B事例)。
第14回[オンライン/online]:CRMについて理解する③
各種事例を通してCRMについて理解する(C事例)。
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
講義中に指示するテキスト・資料や関連するウェブサイトに目を通し、講義中のディスカッションに備えて欲しい。本授業の準備学習・復習時間は合計4時間を標準とします。特に、毎回の講義後に掲示板などへのコメントの書き込みが必須となり、これが成績評価の基準となりますので注意してください。
テキスト(教科書)Textbooks
講義中に指示します。
参考書References
鈴木良隆編(2014)『ソーシャル・エンタプライズ論』有斐閣
谷本・大室・大平・土肥・古村著(2013)『ソーシャル・イノベーションの創出と普及』NTT出版
成績評価の方法と基準Grading criteria
講義リアクションペーパーおよび講義後ショートレポート課題(50%)、平常点(50%)を総合的に判断する。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
履修者とのコミュニケーションを大切にし、講義がより良いものとなるように努める。
市ヶ谷や小金井キャンパスからの受講生は、キャンパスごとに時間割が異なっているため、各学部が定めるルールを確認した上で履修するようにしてほしい。