法学部Faculty of Law
LAW300AB(法学 / law 300)行政作用法Ⅰ行政作用法Ⅰ
濱西 隆男Takao HAMANISHI
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 法学部Faculty of Law |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2022 |
授業コードClass code | A0023 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 春学期授業/Spring |
曜日・時限Day/Period | 集中・その他/intensive・other courses |
科目種別Class Type | 講義 |
キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
教室名称Classroom name | 各学部・研究科等の時間割等で確認 |
配当年次Grade | 3~4 |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | |
他学部公開科目Open Program | |
他学部公開(履修条件等)Open Program (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Program | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | ○ |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | 成績優秀者の他学部科目履修制度で履修する学生:履修を希望する場合は、所定の手続きに従って申請すること。 |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
カテゴリー(法律学科)Category (法律学科) | |
カテゴリー(政治学科(2021年度以降入学者))Category (政治学科(2021年度以降入学者)) | |
カテゴリー(政治学科(2020年度以前入学者))Category (政治学科(2020年度以前入学者)) | |
カテゴリー(国際政治学科(2021年度以降入学者))Category (国際政治学科(2021年度以降入学者)) | |
カテゴリー(国際政治学科(2020年度以前入学者))Category (国際政治学科(2020年度以前入学者)) |
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すべて閉じるHide All
Outline (in English)
(1)In this lecture, we first handle the basics theory of Administrative Law and Administrative Organization Law by reviewing the contents of “Introduction to Administrative Law Ⅰ・Ⅱ ”. Then will be first half of theory of Administrative Operations(Administrative Rules, Administrative PLans and Administrative Dispositions).
(2)Students are expected to acquire knowledge about administrative law at the undergraduate level.
(3)Before and after each class meeting, students will be expected to spend four hours to understand the lecture content.
(4)Grading will be decided based on mid-term report(40%) and term-end report(60%).
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
①行政作用法Ⅰは、「裁判と法コース」「行政・公共政策と法コース」および「文化・社会と法コース」に配置されている科目である。②この科目においては、「行政法入門Ⅰ・Ⅱ」において取り扱われた内容を踏まえ、まず、行政作用法の理解の前提として不可欠である「行政法の基礎」「行政組織法の基礎」を取り上げる。③その後に、領域横断的に行政分野における法現象を分析する理論的枠組みとしての「行政の行為形式論」(行政立法、行政計画、行政処分、行政契約、行政指導)の前半部分である行政立法、行政計画、行政処分を取り上げる。④本科目は、(α)「行政法入門Ⅰ・Ⅱ」を前提とし、(β)「行政作用法Ⅱ」、「行政救済法Ⅰ・Ⅱ」とともに受講することにより、行政法の学部レベルにおける知識の修得・定着を図る。さらに、行政法の知識の修得を望む受講者に対しては、(γ)「行政組織法」のほか、「都市法」「環境法」の受講を期待したい。
到達目標Goal
①行政法の体系の概要を理解し、民商法等の民事法と行政法との差異を説明できる。
②行政作用法の修得の前提である行政組織法の概要を把握し、行政組織の意思決定の法的メカニズムを理解し、現代的に重要な法現象である民営化の実情とその法的問題点を理解する。
③領域横断的な法的分析の枠組みである「行政の行為形式論」の意義を理解する。
④行政立法と他の行為形式との違いを理解し、行政立法に関する様々な法的規律とその特徴について説明できる。
⑤行政処分と他の行為形式との違いを理解し、行政処分に関する様々な法的規律とその特徴について説明できる。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP1」、「DP2」、「DP3」、「DP4」に強く関連。
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
Ⅰ 授業は、一般的な講義形式で進める。ただし、新型コロナ感染症の曼延が終息しない間においては、規模の大きい本講義は、学習支援システムを通じて、音声付きのパワーポイント資料と詳細なレジュメの配信の2本立てを基本とする。
Ⅱ 受講生は、教科書を購入し、学習支援システムから配信される資料と相互参照しながら、視聴と自習を通じて、学習する。
Ⅲ 授業内容に関する質問については、第1回の授業で、質問の手順について説明する。
Ⅳ 受講生へのフィードバックは、中間レポート試験の講評について、事後に公表する。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
なし / No
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching:オンライン/online
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回[オンライン/online]:オリエンテーション
授業の進め方
行政作用法・現代行政法の特色
第2回[オンライン/online]:行政法の基礎理論(Ⅰ)
行政法の意義と体系
第3回[オンライン/online]:行政法の基礎理論(2)
法律による行政の原理等の一般原則
第4回[オンライン/online]:行政組織法の基礎(1)
行政主体と行政機関
第5回[オンライン/online]:行政組織法の基礎(2)
行政主体等と私人の関係
第6回[オンライン/online]:行政活動(作用)概説
行政活動(作用)と行政の行為形式論
第7回[オンライン/online]:中間レポート試験
中間レポート試験の出題範囲は第1回~第5回
第8回[オンライン/online]:行政立法
行政立法と法的規制
第9回[オンライン/online]:行政規則と行政計画
行政規則の機能
行政計画と策定手続
第10回[オンライン/online]:行政処分(1)
行政処分の意義と類型
第11回[オンライン/online]:行政処分(2)
行政処分の効力
第12回[オンライン/online]:行政処分(3)
行政処分の裁量と瑕疵
第13回[オンライン/online]:行政処分(4)
行政処分の無効・取消し・撤回
第14回[オンライン/online]:行政処分(5)
行政処分の附款
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
テキスト、参考図書、その他授業内で指示された内容に基づいて学習する。
テキスト(教科書)Textbooks
高橋滋『行政法(第2版)』(弘文堂、2018年)
参考書References
高橋滋編著『行政法Visual Materials(第2版)』(有斐閣、2020年)
宇賀克也ほか編『行政法判例百選Ⅰ(第7版)』(有斐閣、2017年)
西田幸介『行政作用法講義』(生協購買部で販売)
成績評価の方法と基準Grading criteria
Ⅰ 原則として中間レポート試験の結果(40%)と期末レポート試験の結果(60%)の合計点で成績評価を行う。
Ⅱ 受講生へのフィードバックは、中間レポート試験の講評について、事後に公表する。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
本年度、授業担当者の変更があった。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
学習支援システムを利用できる環境を整備する必要がある。
その他の重要事項Others
行政法入門Ⅰおよび行政法入門Ⅱを履修しているか履修中であることを前提として、授業を進める。両科目を履修していないかあるいは履修中でない者が、この科目を履修することを排除しないが、その場合には、各自で両科目で取り扱われる内容について、学習しておくことが必要である。また、この科目を履修したのちに、行政作用法Ⅱを履修することが望ましい。