経営学部Faculty of Business Administration
MAN200FA（経営学 / Management 200）寄附講座・上場会社におけるディスクロージャー制度The Disclosure System in Listed Companies
高橋 義明、高橋 義明 Yoshiaki TAKAHASHI, Yoshiaki TAKAHASHI
授業コードなどClass code etc
| 学部・研究科Faculty/Graduate school | 経営学部Faculty of Business Administration |
| 添付ファイル名Attached documents | |
| 年度Year | 2022 |
| 授業コードClass code | A5412 |
| 旧授業コードPrevious Class code | |
| 旧科目名Previous Class title | |
| 開講時期Term | 春学期授業/Spring |
| 曜日・時限Day/Period | 火4/Tue.4 |
| 科目種別Class Type | |
| キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
| 教室名称Classroom name | 各学部・研究科等の時間割等で確認 |
| 配当年次Grade | 2～4 |
| 単位数Credit(s) | 2 |
| 備考（履修条件等）Notes | |
| 他学部公開科目Open Program | |
| 他学部公開（履修条件等）Open Program (Notes) | |
| グローバル・オープン科目Global Open Program | |
| 成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | |
| 成績優秀者の他学部科目履修（履修条件等）Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
| 実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | ○ |
| SDGsCPSDGs CP | |
| アーバンデザインCPUrban Design CP | |
| ダイバーシティCPDiversity CP | |
| 未来教室CPLearning for the Future CP | |
| カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
| 千代田コンソ単位互換提供（他大学向け）Chiyoda Campus Consortium | |
| 入学年度Admission year | |
| カテゴリー（2019年度以降）Category (2019～) | 特殊講義 |
| カテゴリー（2018年度以前）Category (～2018) |
選択 特殊講義 |
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Outline (in English)
(Course outline)
In this course, students will learn the basic knowledge and role of the disclosure system, how to read statutory disclosure documents, and the role of the disclosure system, through various examples of the disclosure.
(Learning Objectives)
The purpose of this lecture is to make students understand the disclosure system including non-financial information of listed companies and to acquire the ability to utilize accurate and detailed information of listed companies. For example, by taking this lecture, students will be able to obtain and utilize disclosure information of listed companies by themselves when conducting research in their specialized field and corporate research on job hunting.
In addition, they will learn the meaning of listing, the purpose and effect of listing, and the current status of listed companies after listing, and they will understand the nature of listed companies and become more familiar with current issues of listed companies that are discussed in economic magazines and newspapers.
(Learning activities outside of classroom)
Before/after each class meeting, students will be expected to spend four hours to understand the course content.
（Grading Criteria /Policies）
our overall grade in the class will be decided based on the following
Term-end examination: 60%、Short reports : 40%
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的（何を学ぶか）Outline and objectives
この講座では、ディスクロージャーに関する様々な事例を取り上げながら、ディスクロージャー制度の基本的な知識と役割、法定のディスクロージャー書類の見方、ディスクロージャー制度が果たす役割などを学習する。
到達目標Goal
上場会社の非財務情報を含めたディスクロージャー制度を理解し、上場会社の正確かつ詳細な情報を活用する能力を身につけることを目的としている。成果イメージとしては、この講義を履修することで、履修生の専門分野の研究や就職活動の企業研究を進める際に、自ら上場会社のディスクロージャー情報を入手して活用できるようになることである。
さらに、上場とは何か、上場の目的と効果、上場後の上場会社の現状など通じて、上場会社の本質を理解し、経済誌や新聞などで話題になる上場会社の時事問題をより身近に理解できることを目指す。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか（該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連）Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP1-1」、「DP1-2」に関連が特に強い
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)（学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. ）
授業の進め方と方法
授業は対面授業による講義形式で実施します。
授業毎に実施する確認小テスト（又は感想）により理解度を把握します。
また授業とは別に課題レポート（2回）の提出を求めます。
アクティブラーニング（グループディスカッション、ディベート等）の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
なし / No
フィールドワーク（学外での実習等）の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching：対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回[オンライン/online]：イントロダクション（上場会社の優位性とディスクロージャー）
証券取引所に上場するメリットは何か、またなぜディスクロージャーが必要なのかについて、事例を交えながら解説する。
第2回[対面/face to face]：有価証券報告書の事例研究
「有価証券報告書」とは何か、どのようなことが記載されているかについて、事例を交えながら具体的に学ぶ。
第3回[対面/face to face]：株主招集通知の事例研究
「株主招集通知」とは何か、どのようなことが記載されているかについて、事例を交えながら具体的に学ぶ。
第4回[対面/face to face]：上場会社におけるタイムリーディスクロージャー
東京証券取引所が上場会社に義務づけるタイムリーディスクロージャー制度について、事例を交えながら具体的に学ぶ。
第5回[対面/face to face]：上場会社のインベスター・リレーションズ（IR）
上場会社が自主的に行うＩＲ(Investor Relations)について、その目的、具体的な開示内容、問題点などを解説する。
第6回[対面/face to face]：統合報告書の事例研究
「統合報告書」とは何か、どのようなことが記載されているかについて、事例を交えながら具体的に学ぶ。
第7回[対面/face to face]：ディスクロージャー情報の入手方法
有価証券報告書、株主招集通知、タイムリーディスクロージャー情報等の入手方法について事例をもとに解説する。またeolデータサービスの操作方法も紹介する。
第8回[対面/face to face]：株式公開（上場要件）
上場審査制度の内容を具体的に解説しながら、上場会社に求められる基本的な要件について学ぶ。
第9回[対面/face to face]：コーポレート・ガバナンス（企業統治）とディスクロージャー
上場会社がコーポレートガバナンスについて何を開示しなければならないかを学ぶとともに、開示の実態についても解説する。
第10回[対面/face to face]：Ｍ＆Ａとディスクロージャー
Ｍ＆Ａについて具体的事例を踏まえながら手法を学ぶとともに、Ｍ＆Ａ時のディスクロージャーについて解説する。
第11回[対面/face to face]：企業の不祥事とディスクロージャー
企業に不祥事が発生したときの対応や証券取引所が行う措置の内容を学ぶとともに、どのようなディスクロージャーが行われているか事例を解説する。
第12回[対面/face to face]：ESGとディスクロージャー
ESG〔環境（Environment）、社会（Social）、ガバナンス（Governance）〕について企業はどのような開示を行っているか、事例を交えて解説する。
第13回[対面/face to face]：米国のディスクロージャー
日本のディスクロージャー制度と比較しながら米国のディスクロージャー制度について具体的事例を交えながら学ぶ。
第14回[対面/face to face]：ビジネスモデル把握の事例研究（ディスクロージャー情報からの把握）
実際の上場会社を事例に、その会社のビジネスモデルについて開示されている情報をもとに解説することにより、ビジネスモデルの把握方法を学ぶ。
授業時間外の学習（準備学習・復習・宿題等）Work to be done outside of class (preparation, etc.)
ディスクロージャー情報は、その企業のウェブサイト、EDINETや東証ホームページから入手可能です。授業前には各テーマに基づく準備学習を、授業後は復習として授業で扱った事例について自分でも調べるようにしてください。なお、本授業の準備学習・復習時間は各2時間を標準とします。
テキスト（教科書）Textbooks
各回レジュメを配布し、それをテキストとします。
参考書References
参考書は指定ありません。
成績評価の方法と基準Grading criteria
期末試験の実施なし。
評価は
①平常点（授業内で適宜実施する「確認小テスト」の成績、「授業感想・アンケート等」の提出状況及び授業への参加状況）６０％
②課題レポート（課題提示を２回予定）４０％
によって行う。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
特になし
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
確認小テスト、課題レポートの提出等は学習支援システムを利用します。
その他の重要事項Others
特になし
関連科目
なし