イノベーション・マネジメント研究科Business School of Innovation Management
MAN500F2(経営学 / Management 500)経営イノベーション体系Principles of Management and Innovation
藤村 博之Hiroyuki FUJIMURA
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | イノベーション・マネジメント研究科Business School of Innovation Management |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2022 |
授業コードClass code | W0001 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 春学期前半/Spring(1st half) |
曜日・時限Day/Period | 水6/Wed.6,水7/Wed.7 |
科目種別Class Type | 専門講義 |
キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
教室名称Classroom name | 各学部・研究科等の時間割等で確認 |
配当年次Grade | 1・2 |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | 基礎科目 |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
カテゴリーCategory | 基礎科目 |
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Outline (in English)
This lecture aims to understand meanings of innovation in business. Continuous innovation is necessary for management. How to make business innovative is the main theme of the lecture.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
企業経営におけるイノベーションの具体例と役割を考えます。企業経営は、イノベーションの連続です。イノベーションを怠ると企業は衰退していきます。健全な企業経営には何が必要かを理論と実際の両面から学びます。
到達目標Goal
経営学的な思考方法を身につけるとともに、大学院で研究する上で必要とされるレポートの書き方や文献研究の方法を学びます。同時に、抽象化された概念から具体的な事象を思い浮かべ、その事象の特徴を把握する訓練も行います。抽象と具象の間を往復することで現実の問題への理解が深まることを実感します。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
イノベーション・マネジメント研究科のディプロマポリシーのうち、「DP1」「DP3」「DP5」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
2コマ単位で進めます。1コマ目は教員が講義をし、2コマ目は事前に渡してある教材を読んできてのディスカッションになります。講義とディスカッションを組み合わせて、各テーマを理解していきます。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching:対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
1[対面/face to face]:企業経営とイノベーション(1)
シュンペーター、ドラッカー、クリステンセンなど、イノベーションについての議論を紹介し、イノベーションの本質を理解する
2[対面/face to face]:企業経営とイノベーション(2)
イノベーションを起こすには、何が問題かがわからなければならない。問題を発見する力、問題を解決する力などについて議論する
3[対面/face to face]:経営戦略と競争優位(1)
戦略を語るとかっこよく見える。しかし、戦略だけでは人は動かない。経営戦略とは何かを改めて考える。
4[対面/face to face]:経営戦略と競争優位(2)
他と違うことができるから競争力が生まれる。しかし、他と違うことをするには勇気がいる。どうすれば他と違うことができるようになるかを議論する。
5[対面/face to face]:人材マネジメント
企業経営におけるヒトの問題を理解する
6[対面/face to face]:従業員のモチベーション管理
従業員はどのようなときにやる気を出すのか、どのような人事管理を行えばいいかを議論する
7[対面/face to face]:リーダーシップ
リーダーシップというと暗黙のうちに「強いリーダー」を意識するが、リーダーは常に強くなければならないのか。リーダーシップの本質を理解する。
8[対面/face to face]:強いリーダーとは?
状況に応じて行動を変えることができるのが本当のリーダーである。リーダーとして何をすることが部下の信頼を得ることになるのかを議論する。
9[対面/face to face]:組織力強化
一人ひとりの力の総和が組織の力ではない。1+1を3にも4にもしていくのが組織力である。組織の力はどうすれば高まるのかを考える。
10[対面/face to face]:競争力の本質
組織の競争力には、表層の競争力と深層の競争力がある。それぞれどのような特徴を持っているのか、どうすれば深層の競争力を高めることができるのかを議論する。
11[対面/face to face]:矛盾と発展のマネジメント
経営に矛盾はつきものである。矛盾をいかに解決するかを模索する中からイノベーションは生まれる。矛盾を恐れない、矛盾に立ち向かう組織とはどのような組織かを考える。
12[対面/face to face]:パラダイム転換の理論と実際
変化を察知し、変化に対応し、変化を楽しむ-このような組織になるにはどうすればいいかを議論する
13[対面/face to face]:企業経営における経営者の役割
経営者が変わると企業の雰囲気が変わる。経営者の役割とは何かを考える。
14[対面/face to face]:老舗企業の経営に学ぶ
日本は老舗大国である。長く続いている企業は、環境変化に直面したとき、本業を大切にしながら柔軟に変化してきている。組織のこれからのあり方を老舗企業の経営を通して議論する。
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
毎回、課題文献を提示しますので、それを熟読し、自分自身の考えをA4版1~2ページ程度にまとめてきて下さい。読むだけではなく、書くことによって理解を深めるねらいがあります。本授業の準備学習・復習時間は、各2時間を標準とします。
テキスト(教科書)Textbooks
榊原清則『経営学入門(上)』『経営学入門(下)』(日経文庫)を使います。その他の教材は、適宜指示します。
参考書References
講義の中で適宜指示します。
成績評価の方法と基準Grading criteria
次の2つの要素を合計して評価します。
①毎回の出席と講義時間中の議論への関与(40%)
②毎回提出するレポートの質(20%)
③自分でテーマ設定したレポートの作成(40%)
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
必読文献の量と題材を工夫します。
その他の重要事項Others
オフィスアワー:講義終了後、相談を受け付けます。