デザイン工学部Faculty of Enginneering and Design
ADE300NB(建築学 / Architecture and building engineering 300)デザインスタジオ5Design Studio 5
下吹越 武人、山道 拓人、津野 恵美子、御手洗 龍Taketo SHIMOHIGOSHI, Takuto SANDO, Emiko TSUNO, Ryu MITARAI
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | デザイン工学部Faculty of Enginneering and Design |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2022 |
授業コードClass code | B3403 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 春学期授業/Spring |
曜日・時限Day/Period | 水3/Wed.3,水4/Wed.4 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
教室名称Classroom name | 各学部・研究科等の時間割等で確認 |
配当年次Grade | |
単位数Credit(s) | |
備考(履修条件等)Notes | 建築:建築士 |
他学部公開科目Open Program | |
他学部公開(履修条件等)Open Program (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Program | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | ○ |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
選択・必修Optional/Compulsory | 選択 |
入学年度Admission year | |
カテゴリー(2023年度~)Category (2023~) | |
カテゴリー(2019~2022年度)Category (2019~2022) |
建築学科 専門科目 展開科目 |
カテゴリー(招聘学科)Category | 建築 |
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Outline (in English)
The 3rd year A/B semester Design Studio course is separated into A and B semesters. A semester is a condensed course, while B is a centered around the theme “libraries of the future”, following the subjects introduced in Unit 4. Studio work classes will have a limited number of participants (as a rule no more than 15 per unit). Students who wish to attend seminars for project-based subjects must enroll in this course.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
3年AB期のデザインスタジオではA期とB期に分けて2つの課題に取り組む。A期は集住について、B期は次世代型図書館に関連したテーマを元に4ユニットからそれぞれ課題が出題され、スタジオワークにより少人数教育を行う(原則として各ユニット15人以下)。計画分野のゼミナールを希望する学生は、履修しておかねばならない科目である。
到達目標Goal
・コンセプチュアルに考える方法を身につける
・都市の成り立ちからコンテクストを読み取る技術を身につける
・都市の一部として建築を構想する
・社会的問題群を認識し,建築的回答を構想する
・デジタルツールの基本操作を身につける
・空間の特性をエンジニアリング的着想から創造する
【修得できる能力】*【修得できる能力】*
- 総合デザイン力:◎
- 文化性:
- 倫理観:
- 建築の公理:
- 芸術性:◎
- 教養力:
- 表現力:◎
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
デザイン工学部建築学科ディプロマポロシーのうち、「DP2」「DP3」「DP5」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
授業の概要<1)デザインスタジオ5+6の位置付け:「ポートフォリオの充実・卒業設計に連なるもの」デザインスタジオ5+6はデザインスタジオ1から4で培われてきた建築設計の基本的な素養をさらに発展させるための科目である。したがって、将来建築設計の分野をめざす学生諸君はもとより他分野を志望する人も是非履修してほしい。(就職のための)ポートフォリオにいれることができるのは学部卒の場合3年生の作品までなので,今年度のきみの努力は(就職試験の選考過程で)君が社会からどう評価されるかにも決定的な意味をもつだろう。4年生には卒業設計という大きな関門が控えているが、大学3年でこの科目を履修せずに1年間のブランクをもつことは卒業設計という必修科目の履修には好ましくないのはいうまでもないことである。
2)これまでのデザインスタジオの評価が芳しくないという君へ:これまでのデザインスタジオで良い評価を受けていないからと言ってあきらめるのはまだ早い。たった2年間の試みで建築設計への自分の能力を判定してしまうのは早計である。異なった教師からは異なった評価を受ける場合もあるのだから、ここでもう一度「設計」に挑戦してみることで将来への展望が開けるかもしれない。ただし、自分の手を徹底的に動かさなくては優れた作品は生まれてこないという設計の永遠の真理は常に存在する。怠け者は上達しない。ちょっとセンスがいいだけでは直ぐ行き詰まる。努力を惜しまない者しか残れないというのもまた確かである。
3)それぞれのユニット・インスタラクターによって敷地や課題の詳細は異なるから、自分が興味あるインストラクターについて自分の興味のある課題にチャレンジする機会が与えられる(ユニット選択は抽選となる)。各インスタラクターがそれぞれの課題の趣旨を説明するガイダンスには必ず出席すること。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
あり / Yes
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching:対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
1[対面/face to face]:ガイダンス、前半課題課題説明、ユニット分け
・第1課題は「居住」をテーマとした複数課題から選択して取り組む。
・事前調査のポイントやコンセプトの作り方などについて指導する。
2[対面/face to face]:前半課題クラス別指導
(エスキース1)
・事例研究、敷地調査についての発表と討議。敷地模型をグループで制作する。
・各自がコンセプト、設計イメージを発表し、指導を受ける。設計イメージはビジュアルな表現で製作する。
3[対面/face to face]:前半課題クラス別指導
(エスキース2)
・イメージ模型を作成。敷地との関係性を検討すると同時に、プログラムの自律性についても確認する。
・建物規模、ゾーニング、断面構成、動線計画の検討。
4[対面/face to face]:中間講評会
・平面図、断面図、立面図という基本図面を描いてみることで、コンセプトやイメージを具体化する。
5[対面/face to face]:前半課題クラス別指導
(エスキース3)
・中間講評会の指摘を踏まえたデザインの展開とその確認。
・設計図面の正確な描き方を学ぶ
6[対面/face to face]:前半課題クラス別指導
(エスキース4)
・最終のエスキスチェックを行う。プレゼンテーションを行うにあたってのコンセプトの表現を検討。
7[対面/face to face]:全体講評会
・優秀作品の発表を通じてこれを題材に共通の問題点などの講評を受ける。
8[対面/face to face]:後半課題課題説明、ユニット分け、関連特別講義
・第1課題と同様に、複数の設計課題の中から、それぞれの学生の希望でひとつのユニットを選択する。・関連特別講義によって課題主旨の理解を深める。
9[対面/face to face]:後半課題クラス別指導
(エスキース1)
・事例研究、敷地調査についての発表と討議。敷地模型をグループで制作する。
・各自がコンセプト、設計イメージを発表し、指導を受ける。
10[対面/face to face]:後半課題クラス別指導
(エスキース2)
・イメージ模型を作成。敷地との関係性を検討すると同時に、プログラムの自律性についても確認する。
・建物規模、ゾーニング、断面構成、動線計画、構造計画の検討。
11[対面/face to face]:中間講評会
Pinboard Review
・図面と模型を用いて設計中の建物を説明することで、自分の設計アイデアに客観性をあたえる。
・Pinboardを用いて、学生主体の第1課題講評会を行う。
12[対面/face to face]:後半課題クラス別指導
(エスキース3)
・中間講評時の講評を踏まえたデザインの展開とその確認。
・詳細図と基本図の違いなどを学ぶ。
13[対面/face to face]:後半課題クラス別指導
(エスキース4)
・最終のエスキスチェックを行う。プレゼンテーションを行うにあたってのコンセプトの表現を検討。
14[対面/face to face]:最終講評会
・優秀作品の発表を通じて、これを題材に共通の問題点などの講評を受ける。他学年の設計担当教員からも講評を受ける。
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
本学では大学院スタジオ以外は個人専用のデスクのある「スタジオ」型ではなく授業時に製図室で作業を行なう方式をとっているので、自宅での図面制作や模型制作は必須となる。
本授業の準備学習・復習時間は、各4時間を標準とします。
テキスト(教科書)Textbooks
授業内で適宜指示。
参考書References
建築設計資料集成(丸善),建築計画教科書、都市計画教科書(彰国社)。
成績評価の方法と基準Grading criteria
エスキース・中間発表を踏まえた最終発表の成果作品を総合的に評価する。毎週それぞれのスタジオインストラクターのもとでどのように作品制作に取り組んだかが評価の対象となる。
配分:第1課題50%、第2課題50%。
4回以上の無断欠席は成績評価対象外とする。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
特になし
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
3年生からは図面のCAD提出も認められるので、CADやCGの自己学習が求められる。
その他の重要事項Others
現在活躍している一級建築士が、自身の経験を活かし建築設計に関する実習指導を行う。