デザイン工学部Faculty of Enginneering and Design
DES300ND（デザイン学 / Design science 300）デザイン・バックキャスティング（２０１９年度以降入学生）（２０２１年度開講）デザイン・バックキャスティング（２０１９年度以降入学生）（２０２１年度開講）
松山 祥樹Yoshiki MATSUYAMA
授業コードなどClass code etc
| 学部・研究科Faculty/Graduate school | デザイン工学部Faculty of Enginneering and Design |
| 添付ファイル名Attached documents | |
| 年度Year | 2022 |
| 授業コードClass code | B2729 |
| 旧授業コードPrevious Class code | |
| 旧科目名Previous Class title | |
| 開講時期Term | 秋学期後半/Fall(2nd half) |
| 曜日・時限Day/Period | 火4/Tue.4,火5/Tue.5 |
| 科目種別Class Type | |
| キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
| 教室名称Classroom name | 各学部・研究科等の時間割等で確認 |
| 配当年次Grade | |
| 単位数Credit(s) | |
| 備考（履修条件等）Notes | |
| 他学部公開科目Open Program | |
| 他学部公開（履修条件等）Open Program (Notes) | |
| グローバル・オープン科目Global Open Program | |
| 成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | |
| 成績優秀者の他学部科目履修（履修条件等）Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
| 実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | ○ |
| SDGsCPSDGs CP | |
| アーバンデザインCPUrban Design CP | |
| ダイバーシティCPDiversity CP | |
| 未来教室CPLearning for the Future CP | |
| カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
| 千代田コンソ単位互換提供（他大学向け）Chiyoda Campus Consortium | |
| 選択・必修Optional/Compulsory | 選択必修 |
| 入学年度Admission year | 2019 |
| カテゴリー（2023年度~）Category (2023~) | |
| カテゴリー（2019~2022年度）Category (2019~2022) |
システムデザイン学科 専門科目 展開科目 |
| カテゴリー（招聘学科）Category | ＳＤ |
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Outline (in English)
The role of design in society has been expanding further in recent years, and the problems and approaches which designers deal with have become complex.
This course teaches how design can be used to solve problems for a better future. Various themes are used in this course that cannot be defined as being right : daily-life problems, discrimination and human rights related to gender and race, and social disparities in poverty and education.
In Design Backcasting, you develop your ability of identifying complex problems by design considering the impact on people and societies from multiple perspectives.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的（何を学ぶか）Outline and objectives
問題解決や価値創造といった社会に対するデザインの役割は近年さらなる拡大を見せ、取り扱われるテーマや求められるアプローチも、その複雑性を増しています。
本授業では、日常生活での課題や環境問題などに加え、ジェンダーや人種に関する人権問題や、貧困や教育における社会格差など様々な事例を取り扱いながら、より良い未来に向けた問題解決のためのデザインの在り方を学びます。
一律に何が正しいと定義できない複雑なテーマに対し、あらゆる人々や物事に与える影響を考慮・検討しながら価値創出を模索する過程を通し、多角的な視点から物事の本質を見極め、解決に導く力を養います。
到達目標Goal
本授業では、グループワークによる2つのテーマを通し、リサーチ、問題定義、解決提案とその具体化までを行う。
それぞれの提案はプロセスからアプトプットまでを動画もしくは冊子の形に美しくまとめ、自身の考えや提案を他者に正しくかつ魅力的に伝え、共感を導くツールにまで仕上げることを目標とする。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか（該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連）Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
デザイン工学部システムデザイン学科ディプロマポリシーのうち、「DP3」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)（学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. ）
第一課題では、共通のテーマに対しグループワークでの提案を行います。第二課題ではそれぞれのグループごとに課題選定を行い、その解決提案を行います。
各課題のプレゼンテーションの後、講義時間内にて講評によるフィードバックを行います。またディスカッションの時間を設けることで、設定したテーマや提案に対しての考察を深めます。
アクティブラーニング（グループディスカッション、ディベート等）の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク（学外での実習等）の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching：対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
1[対面/face to face]：全体ガイダンス
講義
グループ分け
第１課題説明 (グループワーク)
全体概要の説明
講義(SDGsとは、関連するデザイン事例)
アイスブレイク
第1課題 概要説明
提案検討
2[対面/face to face]：第１課題
プレゼンテーション
ディスカッション
講義
第2課題 概要説明 (グループワーク)
第1課題 チームごとによる提案発表
第1課題に関するディスカッション
講義(ジェンダー、人権に関連するデザイン事例)
第２課題 概要説明
テーマ決定
リサーチ計画検討
3[対面/face to face]：第２課題 中間共有
リサーチまとめ、提案内容検討
講義
テーマ及びリサーチ状況の共有
講義(貧困、衛生に関連するデザイン事例)
第２課題
リサーチ内容まとめ
4[対面/face to face]：第２課題 リサーチ内容の中間プレゼンテーション
ディスカッション
講義
第２課題 チームごとによる中間発表
ディスカッション
講義(環境、資源に関連するデザイン事例)
5[対面/face to face]：第２課題
進捗共有とディスカッション
試作やプロトの確認
講義
進捗共有とディスカッション
調査計画の立案（視察、インタビュー、デスクリサーチ）
試作及び実験計画の確認
講義(メッセージの訴求や発信に関連するデザイン事例)
6[対面/face to face]：第２課題
進捗共有とディスカッション
試作やプロトの確認
講義
進捗共有（調査及び試作、実験状況）
提案ブラッシュアップ作業
アウトプット計画の立案
7[対面/face to face]：第２課題
最終プレゼンテーション
総評
第２課題
最終提案発表
まとめ
授業時間外の学習（準備学習・復習・宿題等）Work to be done outside of class (preparation, etc.)
授業時間内にまとまりきらない作業は、時間外で自主的に行ってもらいます。
日常生活を注意深く観察し、暮らしの不便や困りごとを見出すことに加え、自身とは違う環境や価値観の人々、世界で起きている出来事やニュースについても積極的に情報収集し、見識や考察を深めて下さい。
本授業の準備学習・復習時間は、各2時間を標準とします。
テキスト（教科書）Textbooks
「Design as an Attitude -姿勢としてのデザイン-」 アリス・ローソーン (著), 石原薫 (翻訳) フィルムアート社
参考書References
授業内で必要に応じ適宜指示します。
成績評価の方法と基準Grading criteria
授業参加度の平常点評価を30点、課題プレゼンテーション内容を40点、最終成果物を30点とした計100点満点で評価する。
総合点が９０点以上をA+、９０点未満８０点以上をA、８０点未満７０点以上をB、７０点未満６０点以上をC、６０点未満をDとする。
ただし、１点でも提出レポートが欠けている者はDとする。
１コマ欠席−10点、遅刻−5点。ただし、５コマ以上欠席した者はDとする。
（なお、病欠、忌引き、SSI大会、公式練習等は欠席対象から除外、ただし当該証明書を提出する事。）
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
進行・制作に関する要求があれば、随時考慮してゆきます。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
提案作成及びプレゼンテーションに必要なソフトウエアを各自のPCに入れておく。
その他の重要事項Others
プロダクトデザイナーとしての経験を有する教員が、実務で必要な知識・経験・考え方に関する指導を行う。