デザイン工学部Faculty of Enginneering and Design
DES200ND（デザイン学 / Design science 200）プロダクトデザイン４（２０１９年度以降入学生）プロダクトデザイン４（２０１９年度以降入学生）
梶本 博司、安積 伸、宮沢 哲、谷口 武司Hiroshi KAJIMOTO, Shin AZUMI, Tetsu MIYAZAWA, Takeshi TANIGUCHI
授業コードなどClass code etc
| 学部・研究科Faculty/Graduate school | デザイン工学部Faculty of Enginneering and Design |
| 添付ファイル名Attached documents | |
| 年度Year | 2022 |
| 授業コードClass code | B2718 |
| 旧授業コードPrevious Class code | |
| 旧科目名Previous Class title | |
| 開講時期Term | 秋学期後半/Fall(2nd half) |
| 曜日・時限Day/Period | 火1/Tue.1,火2/Tue.2 |
| 科目種別Class Type | |
| キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
| 教室名称Classroom name | 各学部・研究科等の時間割等で確認 |
| 配当年次Grade | |
| 単位数Credit(s) | |
| 備考（履修条件等）Notes | |
| 他学部公開科目Open Program | |
| 他学部公開（履修条件等）Open Program (Notes) | |
| グローバル・オープン科目Global Open Program | |
| 成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | |
| 成績優秀者の他学部科目履修（履修条件等）Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
| 実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | ○ |
| SDGsCPSDGs CP | |
| アーバンデザインCPUrban Design CP | |
| ダイバーシティCPDiversity CP | |
| 未来教室CPLearning for the Future CP | |
| カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
| 千代田コンソ単位互換提供（他大学向け）Chiyoda Campus Consortium | |
| 選択・必修Optional/Compulsory | 選択必修 |
| 入学年度Admission year | |
| カテゴリー（2023年度~）Category (2023~) | |
| カテゴリー（2019~2022年度）Category (2019~2022) |
システムデザイン学科 専門科目 基礎科目 |
| カテゴリー（招聘学科）Category | ＳＤ |
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Outline (in English)
In this course students will learn the basics of model design development process in product design. They will study three-dimensional shapes used in product design development technology and methods to advance design development and usability including prototyping (study mock) techniques.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的（何を学ぶか）Outline and objectives
対面演習授業です。
プロダクトデザイン４はプロダクトデザイン３の延長にある演習授業です。製品デザイン（プロダクトデザイン）の開発プロセスの基本を演習を通し学べます。課題となる製品デザイン開発の対象物 (課題)の基本構造等の調査し人間とその物の使用性、安全性、そして美しさの完成度を上げるための基本コンセプトから基本〜実施アイディアスケッチ、基本〜実施プロトタイプ（スタディーモック、モックアップとも呼ぶ）を制作しながら製品デザインの開発を進める技術、手法を 学ぶことができます。
到達目標Goal
製品デザイン開発の基本として、基礎〜実施デザインコンセプトの展開方法、アイディアの基本〜実施への展開方法、制作方法、スタイロを使ったプロトタイプ（スタディーモック、モックアップとも呼ぶ）制作方法、展開方法等、製品のデザインの使用性、安全性、美しさをブラッシュアップしていく考え方、制作方法を 学ぶことができます。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか（該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連）Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
デザイン工学部システムデザイン学科ディプロマポリシーのうち、「DP2」「DP3」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)（学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. ）
対面演習授業です。
SDスタジオと、都市スタジオで実習制作します。
各スタジオに教員２名配置されます。
この授業は、インダストリアルデザイン領域の中のプロダクトデザイン(製品デザイン)の機器・設備デザイン開発プロセスを実習を通して学ぶことができます。課題１〜３の実習で重要なことは、立体形状を「手」で理解し開発対象物のフォルムのトライ&エラーを繰り返しは，発想の柔軟性を重視した造形と機能の関係を探る制作を行います．課題別に、使用性、安全性、美しさを持つフォルムの完成度を上げていくモックアップ制作の技術、手法を学ぶことができます。この実習を通しデザイン開発における「手」の触覚情報の重要性を深く学習できます。制作する課題の基本構造調査、市場調査を行うことより現在の対象製品の実態を理解することができます。対象物の改善点を洞察し、自己のコンセプトからラフスケッチ、ラフ 図面、完成予想デザインと機能を開発進捗にあわせ設定し進捗に必
要なかく開発プロセスの成果を積み上げながらデザイン制作方法を学ぶことができます。
基本的なデザイン開発プロセスを学び、開発プロセスにあわせた自主的に制作スケジュール作成をします。第一次プロトタイプから数度のプロトタイプを経て(スタディモデル)を納得できるまで制作します。特に数回にわたる簡易モックアップでのデザイン検証・デザイン調整に重点を置き学習します。何よりも自分の初期発案（デザインコンセプト）から実施デザインコンセプトまでの過程で対象製品のデザインコンセプトに客観性を持つ力を学習します。 はじめに、対象物デザインをこうしたい、ああしたいと考えること は重要ですがそのことに縛られてしまうことは危険です。対象課題には数多くの解決方法が存在しますので「デザインの展開能力」の重要性を学ぶことができます、
教員を4名配置し少人数対応での実習形式とします。教員よりステップごと に質問、疑問点を指摘しソリューション能力、プレゼンテーショ ン能力を習得していきます。また各開発ステップは記録し、最終課題は、プレゼンテーションを行います。
アクティブラーニング（グループディスカッション、ディベート等）の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク（学外での実習等）の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching：対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
1[対面/face to face]：ガイダンス
デザイン開発手法
制作プロセス概要
この演習授業概要説明
課題説明
この授業での制作プロセスをよく 理解し積極的にデザインする準備 を行えるようにする。
2[対面/face to face]：PD第1制作課題ガイダンス
1-1
冷蔵庫用ウォーターサーバーデザイン（蓋付）開発
制作プロセス、制作重点説明
基本機能調査：冷蔵庫との関係、使用時の人間の動き、取っ手のあり方、蓋：吐水口のあり方を調べる。
3[対面/face to face]：PD第1制作課題の制作
1-2
基本デザインコンセプト１：
アイディアスケッチ開始~全体の基本形状展開、蓋の基本形状展開、基本機能調査まとめ
4[対面/face to face]：PD第1制作課題の制作
1-3
実施用デザインコンセプト2：アイディアスケッチ→実施プロトタイプ2
スタイロ（モックアップ用の層材）を使ったモックアップ制作実習する。
治具の使用方法
型紙制作方法
完成度の上げ方
5[対面/face to face]：PD第1制作課題プレゼンテーション
課題1:「冷蔵庫用ウォーターサーバーデザイン」実施用プロトタイプ2提出、プレゼンテーション
6[対面/face to face]：PD第1制作課題プレゼンテーション
講評
課題１の成果物を発表します。各教員から講評を受けます。
7[対面/face to face]：PD第2制作課題ガイダンス
2-1
課題２:「浴室用シャワーヘットテサイン」：プロトタイプ制作材料（スタイロ）
課題説明。
基本機能調査：浴室との関係、使用時の人間の動き、シャワー取っ手のあり方等。
8[対面/face to face]：PD第2制作課題の制作
2-2
基本デザインコンセプト１
に基づいたアイテアスケッチ〜
基本プロトタイプ１制作
9[対面/face to face]：PD第2制作課題の制作
2-3
基本デザインコンセプト２→チェック
アイディアスケッチ→基本プロトタイプ２制作
→チェック
10[対面/face to face]：PD第2制作課題の制作
2-4
基本デザインコンセプト２のアイディアスケッチ→基本フロトタイプ２制作→チェック
11[対面/face to face]：PD第2制作課題の制作
2-5
実施用デザインコンセプト３（プロトタイプ１、２、３の良いところをまとめ実施用デザインコンセプト３で自分が制作するデザインの考え方を端的に言語表現し実施用プロトタイプの形状と一致させることを学ぶことができる）、実施用アイディアスケッチ３制作→チェック
12[対面/face to face]：PD第2制作課題の制作
2-6
実施用アイディアスケッチ３制作→チェック
実施用フロトタイプ３制作・（実施用：最優プレゼン用プロトタイプ実施コンセプト：実施用プロトタイプの形状と一致していることを確認すること）
13[対面/face to face]：PD第2制作課題
プロトタイププレゼンテーション
PD第2制作課題の提出
プレゼンテーションを行ないます。
14[対面/face to face]：PD第2制作課題
プロトタイププレゼンテーション、講評
プレゼンテーション
各教員が総合講評を行います
授業時間外の学習（準備学習・復習・宿題等）Work to be done outside of class (preparation, etc.)
1. この授業での制作プロセスをよく理解し積極的にデザインする準 備を行えるようにする。主担当教員を割り当てます。制作課題 は、制作デザイン2作品です。 今回のテーマに即したデザインコンセプトワークを各自行う。 デザインコンセプトをワードで文章化。 プロトタイプ（スタディーモック）制作は、基本構想がしっかりしてないといけませ ん。自主的に三面図と造形検証してください。 制作プロセスは、プレゼンで使用しますので、必ずドキュメントを画像で撮影しておいてください。
テキスト（教科書）Textbooks
学習支援システム「教材」に掲載します。
（授業内で適宜製作方法を記載した資料を配布します。）
参考書References
「アイデア＆プロセスの法則」IDSA,リン・ハラー、チェルリ・ダングル・カレン編
出版：毎日コミニケーションズ、2005年初版、￥3480
成績評価の方法と基準Grading criteria
積極的な授業参加と授業態度を評価対象とします。授業回数7 回
欠席および連続 3 回欠席の受講生は成績評価対象外となります。
遅 刻は 2 回で 1 回の
欠席扱いとなります。
課題の提出 :(100 ％)
PD第1制作課題(50 ％)
PD第2制作課題(50 ％)
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
制作プロセスの説明強化。制作プロセス,方法論指導 強化します。
洞察、観察レベルの指導強化。
その他の重要事項Others
■イタリア、日本の第一線でプロダクトデザイン実務経験のある教員が、その経験を生かしてプロダクトデザイン開発手法を指導する。