デザイン工学部Faculty of Enginneering and Design
CST200NC（土木工学 / Civil engineering 200）都市計画法と政策City Planninng
土橋 悟Satoru TSUCHIHASHI
授業コードなどClass code etc
| 学部・研究科Faculty/Graduate school | デザイン工学部Faculty of Enginneering and Design |
| 添付ファイル名Attached documents | |
| 年度Year | 2022 |
| 授業コードClass code | B2234 |
| 旧授業コードPrevious Class code | |
| 旧科目名Previous Class title | |
| 開講時期Term | 秋学期前半/Fall(1st half) |
| 曜日・時限Day/Period | 水3/Wed.3,水4/Wed.4 |
| 科目種別Class Type | |
| キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
| 教室名称Classroom name | 各学部・研究科等の時間割等で確認 |
| 配当年次Grade | |
| 単位数Credit(s) | |
| 備考（履修条件等）Notes | 都市：建築士 |
| 他学部公開科目Open Program | |
| 他学部公開（履修条件等）Open Program (Notes) | |
| グローバル・オープン科目Global Open Program | |
| 成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | |
| 成績優秀者の他学部科目履修（履修条件等）Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
| 実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | ○ |
| SDGsCPSDGs CP | |
| アーバンデザインCPUrban Design CP | |
| ダイバーシティCPDiversity CP | |
| 未来教室CPLearning for the Future CP | |
| カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
| 千代田コンソ単位互換提供（他大学向け）Chiyoda Campus Consortium | |
| 選択・必修Optional/Compulsory | 必修 |
| 入学年度Admission year | |
| カテゴリー（2023年度~）Category (2023~) | |
| カテゴリー（2019~2022年度）Category (2019~2022) |
都市環境デザイン工学科 専門科目 基礎科目 |
| カテゴリー（招聘学科）Category | 都市 |
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Outline (in English)
The aim of this course is to understand the problems and factors of modern cities and to learn how urban planning policies deal with them. Students will learn concepts and approaches to grasp the actual conditions of cities, understand the history of urban planning and design, and learn about various urban planning policies.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的（何を学ぶか）Outline and objectives
都市のありようや都市計画・設計の系譜を踏まえ、現代都市の諸課題とその要因を理解し、対処の考え方や手段としての都市計画政策について学習する。
到達目標Goal
都市計画における主要課題とその構造について理解する。都市計画制度の系譜や考え方，具体的な手法について理解する。
【修得できる能力】*【修得できる能力】*
- （Ａ）歴史・文化・自然の理解・尊重:20％
- （Ｂ）技術者倫理:
- （Ｃ）工学基礎学力:
- （Ｄ）専門基礎学力:60％
- （Ｅ）専門知識の活用・応用能力:20％
- （Ｆ）総合デザイン能力:
- （Ｇ）コミュニケーション能力:
- （Ｈ）継続的学習能力:
- （Ｉ）業務遂行能力:
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか（該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連）Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
デザイン工学部都市環境デザイン工学科ディプロマポリシーのうち、「DP4」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)（学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. ）
アクティブラーニング手法により授業を進める。授業時間（100 分）ごとにテーマを定め、内容について実務上の実践内容を含めながら概論を解説する（プロジェクター使用）。基本的に写したものは全て配布する。従って原則としてノートは不要。解説後、ワークを出題もしくはディスカッションの議題を提示するので、学生同士の協力（3-4名程度のグループ）で実施する。授業の最後には、リアクションペーパーを記入して提出する。リアクションペーパーに記載の質問については次の週の冒頭に補足説明・解説を行う。
アクティブラーニング（グループディスカッション、ディベート等）の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク（学外での実習等）の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching：対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
1[対面/face to face]：ガイダンス・都市の歴史と都市計画
全14講の進め方を説明するとともに、西欧都市の歴史及びイギリス近代都市運動を通じて発達していく近代都市計画の概要について解説する。
2[対面/face to face]：日本の都市計画制度概要
我が国の都市計画制度の沿革とその制度体系、制度内容の概要等について解説する。
3[対面/face to face]：土地利用と施設配置
土地利用計画や施設配置計画の歴史やそれを支える制度、プランニング技術等について解説する。ゲスト講師を交えて、実務上の取り組みを紹介する。
4[対面/face to face]：都市交通
交通計画の考え方や公共交通施設の計画、道路計画、交通結節点計画、TDM等、都市交通にまつわる計画について解説する。
5[対面/face to face]：都市基盤施設
都市を支える上下水道、電気、情報通信施設、廃棄物処理施設等のインフラストラクチュアについて解説する。
6[対面/face to face]：住環境
生活の三大要素の一つである「住」環境について、住宅・空き家問題、住宅需給計画、住宅地計画、住環境計画について解説する。
7[対面/face to face]：公園・緑地・オープンスペース
公園・緑地・オープンスペースの機能、制度、計画の考え方について解説する。
8[対面/face to face]：都市防災
都市災害を軽減し、安全で快適な都市を創造するために必要な計画のあり方について解説する。ゲスト講師を交えて、実務上の取り組みを紹介する。
9[対面/face to face]：アーバンデザイン
快適で豊かな都市空間を形成するための諸行為であるアーバンデザインの基本的考え方、歴史的変遷、手法等について解説する。
10[対面/face to face]：ボトムアップ型まちづくり
住民、地域団体、民間主体もしくは発意で進められるボトムアップまちづくりを支える仕組みとその取り組みについて解説する。ゲスト講師を交えて、実務上の取り組みを紹介する。
11[対面/face to face]：広域計画
拡大・変化する都市圏の一体的な発展のために望まれる広域計画の概念、役割、その内容の歴史的変遷について解説する。
12[対面/face to face]：市街地整備
土地区画整理事業や市街地再開発事業等の市街地整備を図るための事業や制度の概要について解説する。
13[対面/face to face]：持続可能なまちづくり
超高齢社会への対応、低炭素・環境共生の実現、景観・地域資源の活用等、持続可能なまちづくりのあり方について解説する。
14[対面/face to face]：欧米諸国の都市計画
イギリス、ドイツ、フランス、アメリカ等の欧米諸国の都市計画制度について概観する。
授業時間外の学習（準備学習・復習・宿題等）Work to be done outside of class (preparation, etc.)
各回：授業後、配布資料にもとづく復習
13回：レポートの作成
本授業の準備学習・復習時間は各2時間を標準とします。
テキスト（教科書）Textbooks
使用しない
参考書References
磯部友彦、松山明、服部敦、岡本肇「都市計画総論」鹿島出版会
中島直人、村山顕人、高見淳史、樋野公宏、寺田徹、廣井悠、瀬田史彦「都市計画学 変化に対応するプランニング」学芸出版社
川上光彦「都市計画 第3版」森北出版
前田英寿、遠藤新、野原卓、阿部大輔、黒瀬武史「アーバンデザイン講座」彰国社
東京大学cSUR-SSD研究会「世界のSSD100―都市持続再生のツボ」彰国社
フランチェスカ・ミアッツォ（編）、トリス・キー（編）「We Own The City 世界に学ぶ「ボトムアップ型の都市」のつくり方」フィルムアート社
成績評価の方法と基準Grading criteria
レポートの内容にて評価する。レポートの提出を行わない者及び欠席4 回以上の者は単位取得を認めない(評価D)。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
本年度から授業担当者変更のため、該当なし。
その他の重要事項Others
具体的な都市プランニングに携わる実務経験を持つ教員が、その経験を活かして都市プロジェクトや法制度の考え方について講義する。