人間社会研究科Graduate School of Social Well-being Studies
SOW500J1(社会福祉学 / Social Welfare 500)保健医療福祉システム特論System of Total Care System
岡田 栄作Eisaku OKADA
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 人間社会研究科Graduate School of Social Well-being Studies |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2021 |
授業コードClass code | S0018 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 春学期授業/Spring |
曜日・時限Day/Period | 木1/Thu.1 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 多摩 |
教室名称Classroom name | |
配当年次Grade | 1・2 |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
カテゴリーCategory |
福祉社会専攻 専門展開科目(システム・マネジメント系) |
すべて開くShow all
すべて閉じるHide All
Outline (in English)
In this lecture, students will learn about systems and related laws and regulations as well as basic knowledge and fundamental theories related to health, medical care, and welfare. Students will systematically learn about the principles and systems of social welfare from the perspective of the management of health and medical welfare administration.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
本講義では、保健・医療・福祉に関連した制度や関係法規と基礎知識や基礎理論についての理解を深め、保健医療福祉行政のマネジメントの視点から、社会福祉の理念と制度を体系的に学ぶ。
到達目標Goal
①保健医療・福祉活動における基本理念と目標について理解し,説明できる。
②保健医療と福祉、各分野の制度の仕組みと機能、対策、保健活動や福祉政策の実際や動向について理解できる。
③行政における保健医療活動や福祉政策の役割と重要性が理解できる。
④住民の健康を支え、健康な地域づくりをすすめるための制度や活用方法が理解できる。
⑤保健医療に携わる専門職の役割と、連携・協働体制について理解できる。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP1」と「DP2」と「DP4」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
グループワーク形式の講義を基本とし、受講者同士で議論をしながら、講義を進めていく。場合によっては受講者に事前課題を与え、プレゼン等、話題提供してもらうこともある。毎回の講義前にチェックイン、講義後に振り返りを実施する。場合によっては、対面とオンラインを組み合わせた【ハイブリッド型授業】での開講となる可能性もある。本講義の授業計画の変更・教材・課題の提示およびフィードバックについては、学習支援システムを通じて行い、講義内でもその都度行う予定である。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回:保健医療と福祉を学ぶ意義~健康ってなんだろう~
保健医療福祉活動の基本理念と健康とは何かについて学ぶ。
第2回:保健医療福祉行政の仕組みとヘルスプロモーション
保健医療福祉行政の仕組みとヘルスプロモーションを推進する重要性について学ぶ。
第3回:成人保健と健康増進
健康増進法や健康日本21、生活習慣病対策について学ぶ。
第4回:母子保健と児童福祉
母子保健と児童福祉は密接に関連していることを知り、育児環境整備について学ぶ。
第5回:高齢者保健と介護予防
高齢者の保健事業と介護予防は一体的に進めていけるのか可能性と実際について学ぶ。
第6回:医療ソーシャルワーカーの働きと業務の枠組み
ゲストスピーカーを呼び、医療ソーシャルワーカーの業務指針を概観しながら業務を理解する。
第7回:居住環境と健康
居住環境は健康と福祉に密接に関連することを学ぶ。
第8回:労働衛生と健康
働き方と健康は密接に関連することを学ぶ。
第9回:ソーシャルキャピタルと健康
地域のつながりは健康に関連することを学ぶ。
第10回:国際保健と医療
国際保健と医療の関連について学ぶ。
第11回:健康危機管理Ⅰ~感染症編~
感染症に対する健康危機管理について学ぶ。
第12回:健康危機管理Ⅱ~防災編~
災害に対しての身の守り方、地域協働、健康危機管理について学ぶ。
第13回:地域包括ケアと多職種連携
地域包括ケアの実際と専門職連携の課題について学ぶ。
第14回:住民と協働して地域づくりをすすめるための保健と福祉
住民と地域づくりを進めながら、どうやったら皆と協働して、保健と福祉を推進できるかを学ぶ。
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
オンライン講義の場合は、事前学習として、チェックインシートの中に講義のポイントと課題を入れ込み、講義後の振り返りシートで復習ができるようにする。本授業の準備学習・復習時間は各2時間を標準とする。
テキスト(教科書)Textbooks
教科書指定はなし。毎回、講義資料を提示し、適宜、参考図書等を紹介
参考書References
「公衆衛生がみえる 2021-2022」,メディックメディア,2021.
成績評価の方法と基準Grading criteria
レポート50%、講義毎の振り返りシートによる自己評価50%
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
講義後の振り返りシートの中に通信欄を作り、皆さんからの要望を聞いて、随時、講義に反映していく予定である。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
必要に応じて、学習支援システムを活用する。
その他の重要事項Others
受講生の関心と要請に応じて、授業計画を変更する可能性があります。