文学部Faculty of Letters
PRI100BC(情報学基礎 / Principles of informatics 100)情報メディア演習A情報メディア演習A
武田 俊、新見 直Shun TAKEDA, Nao NIIMI
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 文学部Faculty of Letters |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2021 |
授業コードClass code | A2717 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 春学期授業/Spring |
曜日・時限Day/Period | 金5/Fri.5 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
教室名称Classroom name | |
配当年次Grade | |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | |
他学部公開科目Open Program | |
他学部公開(履修条件等)Open Program (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Program | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | ○ |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
カテゴリーCategory | |
他学科公開科目 | |
クラスGroup | |
昼夜表記Day or Night | 夜間時間帯 |
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すべて閉じるHide All
Outline (in English)
This course introduces modern media and how to edit it to students taking this course.
It is supposed not only to lecture but also to actually use some media and practice.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
現代社会における、テキストを中心としたメディアとその編集のあり方について考えていきます。現役編集者という立場から近年の具体的事例を紹介します。演習形式のため、様々なツールを使い生徒一人ひとりに考えるだけではなく、実践してもらいます。
メディアに携わりたい/編集者になりたいという人だけに役立つものではなく、情報化社会を生きる誰にとっても避けて通れない、「情報」といかに接するべきか、いかにして届けることができるかという問いかけに手をかけることが目標です。
到達目標Goal
実際のメディアに触れ、編集者と意見を交わし、グループワークやワークショプを通して「情報」との向き合い方を考え、適切に扱える技術を身につけることが目的です。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP1」「DP4」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
※授業開始日は4月9日(金)です。
※オンライン授業となった場合も、通常の授業開始時間より行います。
※初日の詳細は学習支援システムにて当日までにおしらせします。
原則としてオムニバス形式です。領域や立場の異なる現役編集者である武田俊と新見直による実践的なプログラムになっています。時にはメディア業界で活躍するゲスト講師をお呼びする予定です。
講義では、実際に手を動かすワークショップの時間と課題も予定しています。1回の講義の中で、前回受講時に回収したリアクションペーパーでの質疑に回答するフィードバック、講義、実践を行います。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
あり / Yes
授業計画Schedule
春学期
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回:ガイダンス
この授業のねらいについて武田俊と新見直で、それぞれの業務を紹介しながら話します。受講生からの質疑応答、ヒアリングの時間も予定しています。
第2回:現代メディア論:現代のメディアの縮図
現代社会におけるメディアやその役割について、俯瞰的にお話します。
第3回:現代メディア論:テキストメディアのあり方とビジネスモデル
新聞、雑誌、書籍、Web…現代のテキストメディアの特性とビジネスモデルについて学び、考え、実際に触れてみます。
第4回:記事制作 ワークショップ1:WEBメディアにはどのような記事があるか
実在するWEBメディアを参照に、記事のタイプや特徴などをリサーチします。
第5回:記事制作ワークショップ2:取材のしかた
インタビューやコラム、レビューなどの記事を制作するための取材のしかたを学び、実践します。
第6回:記事制作ワークショップ3:記事のつくり方、届け方
取材を通して得た情報をどのように扱い記事に仕上げ、また広く届けることができるのか。実践を通して学びます。
第7回:講評
できあがった記事について、プレゼンと講評を行います。
第8回:現代編集論1:現代の編集者たち
今の時代、編集者にはどのようなタイプがおり、どのような仕事の仕方をしているかお話します。
第9回:現代編集論2:雑誌編集者
雑誌の編集者がどのような仕事をしているのか、ゲストをお招きし現役の立場からお話しいただきます。
第10回:現代編集論3:書籍編集者
書籍の編集者がどのような仕事をしているのか、ゲストをお招きし現役の立場からお話しいただきます。
第11回:現代編集論4:マンガ編集者
マンガの編集者がどのような仕事をしているのか、ゲストをお招きし現役の立場からお話しいただきます。
第12回:企画制作ワークショップ
編集者がどのように企画をつくるのか。講師が企画書の制作の仕方についてレクチャーし、企画書を作成してもらいます。
第13回:講評
できあがった企画について、プレゼンと講評を行います。
第14回:まとめ
前期を振り返る、まとめの講義を行います。
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
講義内でのワークショップや、実際に手を動かす課題などがあります。
講義の中で作業時間を設けますが、発表に際して講義外で作業をしてもらう可能性があります。本授業の準備学習・復習時間は、各2時間を標準とします。
テキスト(教科書)Textbooks
明確な教科書はありません。
適宜資料やURLを紹介します。
参考書References
講義の際に、随時紹介します。
成績評価の方法と基準Grading criteria
講義内での課題70%、リアクションペーパーの提出率と内容評価で30%。加えて講義への参加意識などを加味し、総合的に評価します。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
受講生とのコミュニケーションを重視し、随時講義内容をアップデートしていきます。また最新の事例を紹介しながら講義することで、実際に社会で起こっているメディアを取り巻く課題に実感を持てるよう工夫していきます。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
現在の情勢を踏まえ、オンライン授業を実施する可能性があります。その場合、リアルタイムでのオンライン授業となるので、配信を閲覧できるパソコン機材と安定したネットワーク環境があるのが望ましいです。
ただし、配信はスマートフォンでも視聴可能ですので、上記は必須ではありません。
その他の重要事項Others
講義を行う武田俊・新見直は、ともに本学の文学部日本文学科のOBで、起業経験を持つ現役の編集者です。その視点から、単純な座学ではなく最新事例をもとにした双方向的な講義を目指します。
春学期・秋学期それぞれで受講することが可能ですが、あわせて受講することで、より深く実践的な学びが得られるので、おすすめします。カジュアルなゼミのような気分で受講してもらうとよいと思います。