人間社会研究科Graduate School of Social Well-being Studies
PSY500J3（心理学 / Psychology 500）臨床心理系(病理・発達)特殊講義ⅠAdvanced Study on Clinical Psychology and Community Psychology I
久保田 幹子Mikiko KUBOTA
授業コードなどClass code etc
| 学部・研究科Faculty/Graduate school | 人間社会研究科Graduate School of Social Well-being Studies |
| 添付ファイル名Attached documents | |
| 年度Year | 2021 |
| 授業コードClass code | |
| 旧授業コードPrevious Class code | |
| 旧科目名Previous Class title | |
| 開講時期Term | 春学期授業/Spring |
| 曜日・時限Day/Period | 集中・その他/intensive・other courses |
| 科目種別Class Type | |
| キャンパスCampus | 多摩 |
| 教室名称Classroom name | |
| 配当年次Grade | 1～3 |
| 単位数Credit(s) | 2 |
| 備考（履修条件等）Notes | |
| 実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | ○ |
| カテゴリーCategory |
人間福祉専攻 選択・必修科目 |
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Outline (in English)
Latest and important developments in the study of psychiatry, psychopathology, and psychotherapy
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的（何を学ぶか）Outline and objectives
本講義を通して、精神医学、精神病理学、精神療法等に関する重要かつ先端的な研究動向について学習します。
到達目標Goal
精神医学、精神病理学、精神療法等の基本的知識を備えるとともに、最近の研究動向を調査し、理解することが出来る。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか（該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連）Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP1」と「DP2」と「DP5」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)（学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. ）
臨床心理学における基礎的研究および学術領域としての精神医学、精神病理学、精神療法等に関する重要かつ先端的な研究動向について講義します。特に、不安障害に対する理解と援助を中心として、講義を行う予定です。精神療法としては、森田療法を軸に扱っていきます。
なお、課題等のフィードバックは学習支援システムを通じて行う予定です。
また各回の授業計画の変更がある場合には、学習支援システムでその都度提示します。
アクティブラーニング（グループディスカッション、ディベート等）の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク（学外での実習等）の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回：オリエンテーション
オリエンテーション
第2回：不安障害における最近の研究動向
最近の論文を通して学習する。
第3回：不安障害について
不安障害について具体的に理解する。
第4回：不安障害のアセスメント
不安障害のアセスメントについて理解する。
第5回：不安障害とその背後にある心理的問題
不安障害の背後にある心理的問題（個人、家族）について文献調査を行う。
第6回：不安障害に対する精神療法
最近の不安障害に対する精神療法について文献調査を行う。
第7回：不安障害に対する森田療法
森田療法の有効性について文献調査を行う。
第8回：不安障害に関する最近の研究動向1
不安障害に関する最近の研究について文献調査を行う①
第9回：不安障害に関する最近の研究動向2
不安障害に関する最近の研究について文献調査を行う②
第10回：不安障害に関する最近の研究動向3
不安障害に関する最近の研究について文献調査を行う③
第11回：不安障害に関する最近の研究動向4
不安障害に関する最近の研究について文献調査を行う④
第12回：不安障害に関する最近の研究動向5
不安障害に関する最近の研究について文献調査を行う⑤
第13回：不安障害に関する最近の研究動向6
不安障害に関する最近の研究について文献調査を行う⑥
第14回：不安障害に関する最近の研究動向7
不安障害に関する最近の研究について文献調査を行う⑦
授業時間外の学習（準備学習・復習・宿題等）Work to be done outside of class (preparation, etc.)
精神医学、精神病理学、精神療法について積極的に文献を読み、幅広く知識を得るように努力すること。本授業の準備学習・復習時間は各2時間を標準とします。
テキスト（教科書）Textbooks
指定テキストはありませんが、参考文献を適宜お知らせします。
参考書References
参考文献を適宜お知らせします。
成績評価の方法と基準Grading criteria
平常点（60％） ディスカッション等への積極的な参加（40％）
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
これまでの研究の流れを基盤として、新たな疑問や関心を個々の研究につなげられるように指導したい。
その他の重要事項Others
医療現場における臨床の実務経験があります。臨床経験を通して、皆さんの研究に関する問題提議・論文構想に関してアドバイスを行っていきます。
担当教員の専門分野等
＜専門領域＞
森田療法、比較心理療法、心理検査法
＜研究テーマ＞
女性の心理的危機、強迫性障害に対する森田療法、比較心理療法など
＜主要研究業績＞
１）『森田療法で読む強迫性障害』（共著書・編者，東京,白揚社,2015年3月）
２）『女性はなぜ生きづらいのか』（共著書,東京,白揚社,2018年8月）
３）久保田幹子：対人恐怖の森田療法．こころの科学, 2009;147:72-78
４）久保田幹子：森田療法における受容．精神療法，2013;39(6):12-17