人間社会研究科Graduate School of Social Well-being Studies
ARSk500J3(地域研究(地域間比較) / Area studies(Interregional comparison) 500)地域・文化系特殊講義ⅡAdvanced Study on Community and Cultural Issues Ⅱ
水野 雅男Masao MIZUNO
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 人間社会研究科Graduate School of Social Well-being Studies |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2021 |
授業コードClass code | |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 秋学期授業/Fall |
曜日・時限Day/Period | 集中・その他/intensive・other courses |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 多摩 |
教室名称Classroom name | |
配当年次Grade | 1~3 |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | ○ |
カテゴリーCategory |
人間福祉専攻 選択・必修科目 |
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Outline (in English)
Theme "Creative city that can enjoy cultural diversity in maturing society"
After the 20th century pursuing economic efficiency, the 21st century respects individual diversity and each city in the world advocates "creative city" seeking new value created by culture. While considering what the creative city is and the economic aspect of it, consider the policy being undertaken while comparing domestic and overseas.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
テーマ「成熟化社会における文化多様性を享受できる創造都市」
経済効率を追い求めた20世紀を経て、21世紀は個々の多様性を尊重し、文化が生み出す新しい価値を求める「創造都市」を世界各都市が標榜している。創造都市とはどういうものか、その経済的な側面も考察しながら、取り組まれている政策について国内外を比較しながら検討する。
到達目標Goal
21世紀の新しい都市の在り方としての「創造都市」の果たす役割を「政策」という観点から理解することを目標とする。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP1」と「DP2」と「DP5」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
ゼミ形式で行うので、講義内容は開講時に受講生と話し合い受講生の問題関心などに合わせて、柔軟に対応していく。
毎回の検討課題等の提出・フィードバックは「学習支援システム」を通じて行う予定である。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回:オリエンテーション
授業の進め方とスケジュール
第2回:創造都市の文化戦略①
文化多様性と社会包摂に向かう創造都市
第3回:創造都市の文化戦略②
都市の創造的縮小の時代
第4回:創造都市の文化戦略③
創造都市の文化ブランド戦略
第5回 :創造都市の文化戦略④
アジアの創造産業と都市政策
第6回 :創造都市への戦略①
アートによるイノベーション
第7回:創造都市への戦略②
都市のアイデンティティ創出、創造的産業創生
第8回:創造都市への戦略③
文化の空間戦略と都市計画
第9回:創造都市への戦略④
国内の創造都市の事例
第10回:創造都市への戦略⑤
海外の創造都市の事例
第11回:創造都市と観光振興①
地方都市の観光振興
第12回:創造都市と観光振興②
観光客を惹きつける街
第13回:創造都市と観光振興③
景観まちづくりと交通政策
第14回:創造都市と観光振興④
創造都市と雇用創出
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
授業の前にテーマに関連する資料に目を通し、明確な問題意識を持って参加すること。本授業の準備学習・復習時間は各2時間を標準とする。
テキスト(教科書)Textbooks
「創造都市と社会包摂」佐々木雅幸・水内俊雄編、水曜社、2009年
「創造性が都市を変える」横浜市・鈴木伸治編、学芸出版社、2010年
「創造都市のための観光振興」宗田好史、学芸出版社、2009年
参考書References
必要に応じて、適宜資料として配付する。
成績評価の方法と基準Grading criteria
討論への参加(50%)とレポート(50%)によって評価する。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
受講者と話し合いながら、継続的に改善していく。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
学習支援システムを活用して、課題などを提示する。
その他の重要事項Others
まちづくりプランナーとして地域社会のデザイン・コーディネートに24年間関わった中で、創造都市構築に関する市民活動を企画運営してきた経験を中心に授業で紹介する。
担当教員の専門分野等
都市住宅政策論・地域経営論・市民活動運営論
主要研究業績
「被災した住宅の再建に関わる工務店の実態に関する研究」都市計画論文集Vol.51、2016年
「金沢市中心部における歴史的木造住宅の保全・継承システムに関する研究」日本建築学会論文集第707号、2015年
『地方都市の再生戦略』(共著)学芸出版社、2013年
『生活景』(共著)学芸出版社、2009年