文学部Faculty of Letters
HIS200BE(史学 / History 200)考古学概論/考古学概論(資格)考古学概論/考古学概論(資格)
古庄 浩明Hiroaki FURUSHO
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 文学部Faculty of Letters |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2021 |
授業コードClass code | A3152,A3855 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 春学期授業/Spring |
曜日・時限Day/Period | 月2/Mon.2 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
教室名称Classroom name | |
配当年次Grade | |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | 他学部公開制度のない学部の学生が履修する場合は資格科目用(A3855)で履修する。 |
他学部公開科目Open Program | ○ |
他学部公開(履修条件等)Open Program (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Program | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | ○ |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
カテゴリーCategory | |
他学科公開科目 | |
クラスGroup | |
昼夜表記Day or Night |
すべて開くShow all
すべて閉じるHide All
Outline (in English)
The aim of this course is to learn about archeology research methods and history.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
歴史学研究を物質資料の検討によって実践する考古学について学ぶ。考古学の概要と方法に関する講義を通して、考古学の本質、関連諸科学との関係、学史的展開等を理解することを目標とし、物質文化から組み立てる広義の歴史像について考えることがテーマとなる。
到達目標Goal
日本を中心とした考古学の学術的展開過程を解説できるようになる。
考古学的方法が発達する過程が理解できる。
考古学と関連諸科学との関係が理解できる。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP1」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
主に学史の観点から考古学の方法と考え方について理解するとともに、物質文化から組み立てる広義の歴史像について考える。
授業は講義形式で行う。状況によってはオンデマンド型の授業となる可能性もある。資料配布・課題提出・フィードバック等は学習支援システム等を利用する。具体的には、学習支援室システムに課題を提出していただき、そのフィードバックも学習支援システムで各学生に返信する。質問及びそれに対する回答も学習支援システムを利用する。資料も利用する。授業のプリントは「古庄浩明の講義ノート」(https://wacoffee.blogspot.com/)から各自ダウンロードして使用する。プロテクトを掛けてあり、プロテクトキーは授業で知らせる。
毎回授業後に小レポートの提出を求める。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
なし / No
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
春学期
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回:ガイダンス
授業の概要と方法・評価基準
第2回:考古学とは何か
考古学の本質
第3回:古代日本における考古学的認識
考古学的営為を試みた先人たち
第4回:近世日本における学術的展開
近代科学につながる学術的な先駆者たち
第5回:ヨーロッパ考古学の展開
古典考古学と先史考古学
第6回:層位学と型式学
学術的方法の整備
第7回:近代科学として導入された考古学
外国人による近代の考古学的営為
第8回:人種・民族論争と記紀
近代考古学を担った日本人研究者たち
第9回:実証主義研究の展開
貝塚研究と編年学派
第10回:戦時体制と考古学
言論統制と考古学
第11回:戦後考古学の光と影(1)
岩宿遺跡と登呂遺跡
第12回:戦後考古学の光と影(2)
大規模開発と遺跡破壊
第13回:現代と考古学(1)
関連諸科学と考古学
第14回:現代と考古学(2)
文化財保護行政と考古学
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
日本考古学の発達史の内容を含んでいるため、参考書等をよく読み、考古学についての知見を深めておくこと。本授業の準備学習・復習時間は、各2時間を標準とする。
テキスト(教科書)Textbooks
古庄浩明2021『第2版 考古学の世界-初めて考古学を勉強する方のために』三恵社
ISBN 978-4-86693-380-1 C1020 定価1650円(本体1500円+税10%)
参考書References
佐々木憲一ほか(2011)『はじめて学ぶ考古学』有斐閣アルマ、勅使河原彰(1995)『日本考古学の歩み』名著出版、岩波書店刊『岩波講座日本考古学』(全9巻)
成績評価の方法と基準Grading criteria
授業内の課題にもとづく小レポートによる評価を50%とし、期末試験による評価を50%とする。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
プリント類を利用した解説、板書、映像投影など多様な方法を用いて講義するので、しっかりと対応すること。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
ネット環境とディバイス(パソコン・スマホ・パッドなど)資料配布・課題提出等のために学習支援システム等を利用する。
その他の重要事項Others
本科目は資格課程の関連科目としても公開しており、史学科以外の受講者も受け入れているが、史学科の専門科目としての難易度を有する科目であるので、特に他学部・他学科の受講者は考古学に関する概説書等を読んでおくことを推奨する。