文学部Faculty of Letters
LIN200BD(言語学 / Linguistics 200)英語・言語学特殊講義A 英語・言語学特殊講義A
小野 綾子Ayako ONO
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 文学部Faculty of Letters |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2021 |
授業コードClass code | A2923 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 春学期授業/Spring |
曜日・時限Day/Period | 水3/Wed.3 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
教室名称Classroom name | |
配当年次Grade | |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | |
他学部公開科目Open Program | ○ |
他学部公開(履修条件等)Open Program (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Program | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | ○ |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
カテゴリーCategory | |
他学科公開科目 | |
クラスGroup | |
昼夜表記Day or Night |
すべて開くShow all
すべて閉じるHide All
Outline (in English)
The purpose of this class is to learn about one view of basic Japanese grammar. Students are expected to have an interest in the structure of Japanese.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
授業形態(対面・リモート)は、HOPPIIで連絡します。
この授業は、日本語文法の基礎と全体像を学びます。日本語文法について初めから考えたい、あるいは、日本語教師を目指す人にも向いています。
日本語学、言語学に関しては、さまざまな見方があります。分野によって、あるいは学者によっても現象の捉え方や品詞分類が異なることがあります。このテキストの内容も多くの見方の中のひとつだと思ってください。そのため、ここで参考書として挙げた本の内容とも異なる記述があります。
この授業を通してひとつの見方を知るだけでなく、自分で興味をもち、ぜひ他の本や論集を読んでほしいと思います。そして、何気なく話す日本語がどのようなしくみであるかも考えてみましょう。今後の話し方や文章の書き方も変わってくるかもしれません。
レポートに関しては授業の中でお伝えします。
到達目標Goal
日本語文法の基礎を学ぶことで、日本語の構造がわかるようになる。日本語での文章作成の向上を目指す。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP4」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
コロナ禍が去り状況が変われば対面にしたいと思いますが、現在のところ、基本はオンライン授業です。人数によって方法を変えるので、初回は授業前に資料を送ります。HOPPIIを見てください。
その後の授業は(人数にもよりますが)メールやリアクションペーパーで皆さんからの意見も確認しながら進めていきます。世の中がこのような状況なので、しばらくは流動的ですが、3回目までには安定するようにします。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
春学期
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回:オリエンテーション
テキスト
第1章その1
基本文型
導入
基本文型とは何かを知る
第2回:第1章その2
格助詞
格助詞を分析する
第3回:第2章その1
格成分の主題化
格成分の働きを考え、格成分の主題化について学ぶ
第4回:第2章その2
格成分以外の主題化
格成分以外の主題化について
第5回:第3章その1
自他の区別
自他の区別の表現について考える
第6回:第3章その2
自他の対応による分類
自他の対応による分類について
第7回:第4章その1
受身文
受身の表現について考える
第8回:第4章その2
使役文とその他のヴォイス
使役文とその他のヴォイスについて役割を考える
第9回:第5章その1
テンス
絶対テンスと相対テンスについて
第10回:第5章その2
タ形
テンス以外のタ形について
第11回:第6章その1
テ形と「いる」「ある」
「~ている」と「~てある」について
第12回:第6章その2
動詞分類
金田一の動詞分類について
第13回:第7章
ムード
ムードについて考える
第14回:特別編
品詞
品詞の分類について考える
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
それぞれの回のテキストの問題演習をやってもらいます。レポートの課題については、受講生の人数とレベルにあわせて考えます。今のところ、授業の途中で課題を出し、ZOOMでやりとりすることを考えています。本授業の準備学習・復習時間は、各2時間を標準とします。
テキスト(教科書)Textbooks
教科書として、以下の本を使いますので、各自、購入しておいてください。
原沢伊都夫(2018)『考えて、解いて、学ぶ日本語教育の文法』
参考書References
「日本語」「言語」に関する本は参考になります。考え方は様々です。品詞分類も異なることがありますので、興味のある人は色々なものを読んでみてください。以下、全体を通して参考にできる書籍をあげておきます。
風間喜代三・上野善道・松村一登・町田健(2007)『言語学 第2版』
渡辺実(2013)『日本語概説』
第7回、第8回の授業で参考になる本
椎名美智(2021)『「させていただく」の語用論 人はなぜ使いたくなるのか』
成績評価の方法と基準Grading criteria
レポート80%、平常点20%で評価します。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
本年度授業担当変更によりフィードバックできません。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
特になし
その他の重要事項Others
質問や意見は、授業後にメールで受けます。基本は個人に返します。もし全体にフィードバックしたほうが良さそうな内容であれば(匿名で)全体と共有させてもらうこともあります。もし全体との共有を望まない場合、そのこともメールでお知らせください。もちろん、個人的な気づきや意見などの場合は、質問者に確認後、全体に共有します。