教職・資格(多摩)Teacher-Training Courses and Qualification Courses (Tama)
教職実践演習(中・高)Seminar of Practice in Education
本山 明Akira MOTOYAMA
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 教職・資格(多摩)Teacher-Training Courses and Qualification Courses (Tama) |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2021 |
授業コードClass code | L3129 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 秋学期授業/Fall |
曜日・時限Day/Period | 月4/Mon.4 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 多摩 |
教室名称Classroom name | |
配当年次Grade | 4 |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
カテゴリーCategory | 教職関係科目 |
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Outline (in English)
The aim of this course is to help students acquire proper knowledge and skills needed for educational professionals. By the end of this course, students should complete their final report of teacher training course.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
この授業は、いくつかの観点から、将来教職を担うに相応しい知識、技能、姿勢の理解を深め、4年間の大学における教職課程履修の総仕上げをおこなう科目です。
到達目標Goal
①学校現場における授業計画・実践力量(授業指導案の作成を含む)の深化
②専門教科領域における教育研究と教材作成力量の深化
③子ども理解及び学級・学校の実際の理解
④教育職に向けた意欲と各自の目標の設定
⑤コミュニケーションと発表・プリゼンテーションの技能向上
の五点を学習の到達目標とします。
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
授業は演習形式でおこない、グループ学習、次年度教育実習予定者との共同討論、模擬授業づくりのサポートを通した経験報告やアドバイス、最終報告(プリゼンテーションや報告)の発表会などによって構成されます。授業内に行ったレポート等のなかでいくつかを取り上げ全体に対してフィードバックを行う。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回:①本講義の目標と性格について――本講義の性格、課題、到達すべき目標の確認②本「演習」の期末課題に関する説明
「履修カルテ」および「教職課程のふりかえり~自己評価と課題」レポート(1500字程度)の提出(あるいはその指示)。課題は「教育関係者のヒアリング報告・後輩に残す教科教材の作成・教職に関する研究レポート」から学生が選択し決定する。
第2回:①各自のふりかえり交流(1回目)②期末課題のテーマ登録
提出された「自己評価と課題」を素材に、これからの時代・社会における教職にはどのような力量・専門性が求められるのか、学生の報告と討論を行う。
第3回:各自のふりかえり交流(2回目)
前回に引き続き、提出された「自己評価と課題」を素材に、これからの時代・社会における教職にはどのような力量・専門性が求められるのか、学生の報告と討論を行い、そのまとめを踏まえて、次年度教育実習予定者へのメッセージを作成する。
第4回:次年度実習予定者へのプリゼンテーション
教育実習に向けて準備をしている3年生に対して、教育実習への準備の在り方、指導案の書き方、実習授業の進め方などを伝え、3年生との応答をおこなう。(グループ分けによって多くの学生の報告を可能にする)
第5回:①「これからの時代・社会の教職に求められる専門職性」をめぐる講義ならびにグループディスカッションのテーマの起案。②期末課題の計画書提出
テーマ設定にあたっては、「教科教育・生徒指導・学校・学級運営」についてそれぞれ起案する。今日の教育労働がおかれている実態や法的仕組みなども踏まえつつ、その専門職性の高度化について考える。
第6回:グループディスカッションに向けた準備作業
準備作業。
第7回:グループディスカッション①
「教科教育」を通した、これからの時代・社会の教職に求められる専門職性をめぐるシンポジウムもしくはディベート形式の討論。
第8回:グループディスカッション②
「生徒指導・学校・学級運営」を通した、これからの時代・社会の教職に求められる専門職性をめぐるシンポジウムもしくはディベート形式の討論。
第9回:期末課題製作作業①
第12回の発表予定者は教員に対して中間報告をおこない、コメントを受ける。
第10回:期末課題製作作業②
第13回の発表予定者は教員に対して中間報告をおこない、コメントを受ける。
第11回:期末課題製作作業③
第14回の発表予定者は教員に対して中間報告をおこない、コメントを受ける。
第12回:期末課題発表会①
完成させた期末課題の発表会をおこなう。ここには次年度教育実習予定者はじめ、1,2,3年生の教職課程履修学生にも参加を呼びかけ、その評価を受ける場合もある。
第13回:期末課題発表会②
完成させた期末課題の発表会をおこなう。ここには次年度教育実習予定者はじめ、1,2,3年生の教職課程履修学生にも参加を呼びかけ、その評価を受ける場合もある。
第14回:期末課題発表会③
まとめ、期末課題の提出
完成させた期末課題の発表会をおこなう。ここには次年度教育実習予定者はじめ、1,2,3年生の教職課程履修学生にも参加を呼びかけ、その評価を受ける場合もある。
まとめと課題提出。
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
・7月にオリエンテーションをおこないますので、必ず参加ください。
・期末課題の作成には、学外でのフィールドワークなど課外活動が必要になります。
・次年度教育実習予定者のクラスに何度か参加して、後輩の支援・指導にあたります。本授業の準備学習・復習時間は各2時間を標準とします。
テキスト(教科書)Textbooks
・特に指定しません。毎回必要文献、資料など指定、あるいは配布します。
参考書References
・『文部科学白書』最新版(インターネットによる文科省ホームページを利用)等のデータ
・教育実践記録(講義の最初に指示する)
・『中学校・高等学校学習指導要領』
成績評価の方法と基準Grading criteria
特に期末テストは行わない。期末課題の提出をもって、終了とする。①期末課題とその発表・報告に対する評価、②演習への参加と積極的な役割の遂行や討論への参加状況、を総合的に勘案して評価をおこないます。なお、最終的評価については、必要に応じて個別評価面接を実施する事があります。平常点50%、期末課題50%。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
あり
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
あり
その他の重要事項Others
上記以外に別途、次年度教育実習予定者を対象とした「教育実習事前指導」に各自数回参加して、模範授業の実施、ないしは後輩の模擬授業づくりへの指導・サポートをおこなう。