市ヶ谷リベラルアーツセンター(ILAC)ILAC Course
SOC100LA(社会学 / Sociology 100)社会学ⅠSocial Science I
徐 玄九Hyonku SO
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 市ヶ谷リベラルアーツセンター(ILAC)ILAC Course |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2021 |
授業コードClass code | Q2143 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 春学期授業/Spring |
曜日・時限Day/Period | 月3/Mon.3 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
教室名称Classroom name | |
配当年次Grade | |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | 国1年/法文営国環キ2~4年 |
他学部公開科目Open Program | |
他学部公開(履修条件等)Open Program (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Program | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | ○ |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
選択・必修Optional/Compulsory | |
カテゴリー(2017年度以降)Category (2018~) |
2017年度以降入学者 ILAC科目 100番台 基盤科目 2群(社会分野) |
カテゴリー(2016年度以前)Category (2017) |
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Outline (in English)
What is modern society? How can we understand it? How does society affect individual lives? The aim of this course is to help students acquire the basic sociological concepts and terms, and to develop a beginning critical perspective on the structure of our modern society.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
担当教員の作成した教材を含む文献や映像資料を用いて、実際の社会現象を取り上げつつ講義形式を中心に学習を進める。また、学習内容の定着と応用を目的として、授業内で演習やコメント作成に取り組むことがある。受講生の提出物は、個人情報に留意したうえで適宜授業にフィードバックする。
到達目標Goal
この授業では、社会学の基本的な概念や理論を学習するとともに、社会現象を構造と運動、ミクロとマクロの両面から考察する視点を学ぶ。さらに、「社会」の複層性に対する理解を深めつつ、社会的事柄の成り立ちを多角的に考察する視点の習得をめざす。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
各学部のディプロマ・ポリシーのうち、以下に関連している。法学部・法律学科:DP3・DP4、法学部・政治学科:DP1、法学部・国際政治学科:DP1、文学部:DP1、経営学部:DP1、国際文化学部:DP3、人間環境学部:DP2、キャリアデザイン学部:DP1
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
「 オンデマンド授業(資料型 等 )」 を基本とするが、数回オンライン授業[ Zoom 等のリアルタイム型]を取り入れる予定である。数回、予習・復習の課題(リアクションペーパー課題)課す予定であり、課題等の提出・フィードバックは「学習支援システム」を通じて行う予定である。具体的な進め方は初回(ガイダンス)で発表する。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
1:社会学とはどのような学問か?
政治学、経済学との比較を通して、社会学の特徴を理解する
2:社会変動
所与としての秩序から作為としての秩序への変化をフランス革命を例に学ぶ
3:消費社会
J・ボードリヤール『消費社会の神話と構造』の一部講読
4:情報社会
D・ライアン『監視社会』を参照しながら情報社会の二面性を理解する
5:メディア論の視点
吉見俊哉『メディア文化論』の一部講読
6:都市社会学
空間の社会学
7:社会運動
1968年の学生運動を事例に社会的意義を学ぶ
8:社会問題
現象の分節化・「問題」化
9:対抗文化
森達也『放送禁止歌』を事例に
10:対抗文化
小池征人のドキュメンタリー映画「人間の街」を事例に
11:「歴史社会学」の視点
M・ヴェーバー『宗教社会学論集』の一部講読
12:階層
格差社会の構造
13:ネーション(民族、国民)
ナショリナズムのパラドックス
14:政治社会学の視点
M・ウェーバー『職業としての政治』、同『権力と支配』の一部講読
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
本授業の準備学習・復習時間は、各2時間を標準とします。
テキスト(教科書)Textbooks
教科書は使用しません。配布資料(レジュメ、参考文献の抜粋)を用いります。
参考書References
必要に応じて追加で配布または提示しますが、さしあたっては以下を参照してください。
大澤真幸(2019)『社会学史』講談社現代新書。
ジグムント・バウマン(2016)奥井智之訳『社会学の考え方〔第2版〕』ちくま学芸文庫。
日本社会学会社会学事典刊行委員会編(2010)『社会学事典』丸善。
マックス・ヴェーバー(1989)大塚久雄訳『プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神』岩波文庫。
マックス・ヴェーバー(1972)清水幾太郎訳『社会学の根本概念』
成績評価の方法と基準Grading criteria
平常点(40%)と期末試験(60%)で評価します。平常点は、質疑応答、ミニテスト形式のリアクションペーパー、予習・復習の課題などで評価します。期末試験は、Zoom 等のリアルタイム型で実施予定です。「授業の到達目標」に応じて、かつ講義内容をふまえながら論理的に書き述べているかを基準に評価します。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
より多くの質疑応答の時間を設けて受講生との疎通を図ります。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
授業支援システムを利用しての課題提出や告知がありますので、必ず頻繁に使用するメールアドレスを登録してください。