理工学部Faculty of Science and Engineering
MEC200XB(機械工学 / Mechanical engineering 200)人間工学(機械)Human Engineering
鈴木 郁Kaoru SUZUKI
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 理工学部Faculty of Science and Engineering |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2021 |
授業コードClass code | H5044 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 春学期授業/Spring |
曜日・時限Day/Period | 水5/Wed.5 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 小金井 |
教室名称Classroom name | |
配当年次Grade | |
単位数Credit(s) | |
備考(履修条件等)Notes | |
他学部公開科目Open Courses | |
他学部公開(履修条件等)Open Courses (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Courses | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
カテゴリー<理工学部>Category |
機械工学科機械工学専修 学科専門科目 |
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Outline (in English)
The title of this class is "Ergonomics and Human Factors." And its objective is to obtain knowledge to design objects, which include machines, workplaces, etc., with awareness of human capabilities and limitations.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
一口に人間工学といっても,そこで扱われる範囲は多岐にわたっている.ここでは履修した学生が,ヒトやその特性に配慮することのできるエンジニアへと成長してくれることを,期待している.なお,履修者は主に機械工学科の学生と思われるが,他学科学生の履修実績もある.
到達目標Goal
具体的にはこの講義を通じて,道具や機械とヒトとの関わりや人間-機械系において,ヒトの特性がどのように作用しているのかを理解することにより,学生はエンジニアとして,より成長できるであろう.
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP1」と「DP2」と「DP4」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
授業の到達目標及びテーマに沿って,授業計画に示したようにすすめる.講義形式ではあるが,頻繁に質問を投げかけ,また質問を受け付ける形で学生の持つ疑問へのフィードバックを行っている.質問には積極的に答えてほしい.(ある種のアクティブラーニングである.)
各回の授業計画に変更があれば,学習支援システムで提示する.
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回:導入
機械工学と人間工学の関わりについて.
第2回:ヒトを含むシステム(人間-機械系)
人間-機械系とは何か,について.
第3回:ヒトを含むシステム(閉ループ制御)
人間-機械系の多くと,閉ループ制御系との類似性について.
第4回:ヒトを含むシステム(操作の難しさ)
閉ループ制御系として見た,人間-機械系における,操作を難しくする要因について.
第5回:正しい操作を導くもの(誤操作について)
配慮に欠けた製品と,結果として生じた誤操作について.
第6回:正しい操作を導くもの(正しい操作を導くための制約)
どのように,正しい操作は導かれるのか,について.
第7回:使いやすくするには
誤操作防止の観点から見た,使いやすさについて.
第8回:ヒトとバラつき
ヒトについて扱う上で避けることのできない,バラつきについて.
第9回:バラつきの扱い方
バラつきを扱うための,最低限の統計的手法について.
第10回:ヒトに備わったアクチュエータ
操作をする際に主として用いられる,筋骨格系とその特性について.
第11回:ヒトと疲労
個々の骨格筋から,全身に至るまでの疲労について.
第12回:ヒトに備わったセンサー(視覚系)
操作に必要な情報を得る際に最も多く用いられる,視覚系の特性について.
第13回:ヒトに備わったセンサー(聴覚系)
同じく,聴覚系の特性について.
第14回:ヒトに備わったセンサー(触覚など)
その他,触覚など補助的に用いられる系の特性について.
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
【本授業の準備・復習等の授業時間外学習は、4時間を標準とする】 講義中に適宜,次回講義までに自ら調べるように指示することがある.講義の理解を深めるべく,予習あるいは復習のつもりで行ってほしい.また,身近な道具や機械とヒトとの関わりについて,興味をもって自らの周囲を日頃から眺めてほしい.
テキスト(教科書)Textbooks
プリント(資料)を随時配布する.
参考書References
必要に応じて,適宜紹介する.
成績評価の方法と基準Grading criteria
主に定期試験の得点によるが,平常点も加える.全体を100%とした時のおよその内訳は,試験得点が95%,平常点が5%である.但し上記の平常点の他に,授業中の質疑応答により加点することがある.
補足.オンラインでの授業の比重が大きくなった場合には,成績評価の方法と基準も変更する可能性がある.変更となった場合の具体的な方法と基準は,学習支援システムで提示する.
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
授業改善アンケートにおいては,あまりネガティブな回答は見られない反面,世復習等に費やした時間は短い傾向が見られた.そこで,この点についての工夫を行いたい.また,今後も有効な材料については,適宜反映したい.
その他の重要事項Others
重要な内容を扱う可能性があるので,履修予定者は初回から出席すること.