理工学部Faculty of Science and Engineering
INE200XC(総合工学 / Integrated engineering 200)航空力学IAerodynamics I
山下 勝
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 理工学部Faculty of Science and Engineering |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2021 |
授業コードClass code | H4508 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 春学期授業/Spring |
曜日・時限Day/Period | 土2/Sat.2 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 小金井 |
教室名称Classroom name | |
配当年次Grade | |
単位数Credit(s) | |
備考(履修条件等)Notes | |
他学部公開科目Open Courses | |
他学部公開(履修条件等)Open Courses (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Courses | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
カテゴリー<理工学部>Category |
機械工学科航空操縦学専修 学科専門科目 |
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Outline (in English)
Learn the fundamentals of aerodynamics necessary to become a pilot and engineers / researchers,.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
パイロットなどの航空従事者や技術者・研究者になるために必要な空気力学の基礎、飛行の原理から飛行特性に至るまでの基礎知識に加え、実際的で実用的な知識を身につける。
到達目標Goal
自家用操縦士および事業用操縦士学科試験科目「航空工学」のうち航空力学部分について必要な知識を修得し、試験に合格する。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP1」と「DP2」と「DP4」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
流体(空気)力学および飛行速度測定の基礎、揚力と抗力の発生および揚力を発生させる翼について学び、それを基に、翼と胴体を結合した機体の安定性や操縦性を含む空力・飛行特性、機体の設計強度について空力面から検討し、実機の操縦との関連について考察する。春学期の少なくとも前半はオンラインでの開講となる。それにともなう各回の授業計画の変更については、学習支援システム等でその都度提示する。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
なし / No
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回:空気力学の基礎
標準大気、圧力と摩擦力、
基本方程式、
境界層と気流の剥離、
レイノルズ数
第2回:対気速度
対気速度の計測、
指示対気速度、
較正対気速度、
等価対気速度、真対気速度
第3回:2次元翼(翼型に関する理論)
風圧中心と空力中心、
抗力、循環と揚力、空力特性曲線
失速、バッフェット、翼型の特性
第4回:3次元翼(翼平面形に関する理論)
空力平均翼弦、誘導抗力、
翼平面形と空力特性曲線、
翼の抗力
第5回:全機の空力特性(1)
有害抗力、流線型
翼端失速とスピン、
翼平面形と翼端失速
第6回:全機の空力特性(2)
翼端失速防止策、
プロペラの影響
第7回:全機の空力特性(3)
高揚力装置、高抗力装置
第8回:安定性(1)
静安定と動安定、
縦安定と水平尾翼、
地面効果、
重心位置の許容範囲
縦の動安定
第9回:安定性(2)
方向安定と垂直尾翼、
横安定と上反角効果、
方向と横の動安定
第10回:操縦性(1)
操縦性と運動性、
舵の効きと重さ、
操舵力軽減策、トリム
第11回:操縦性(2)
昇降舵と縦の操縦、
補助翼と横の操縦、
方向舵と方向の操縦
第12回:設計強度・失速の種類
重量と重心位置(1)
設計限界と運用限界、
制限荷重、運動包囲線図、
突風包囲線図、失速警報
重量と重心位置の概要
第13回:重量と重心位置(2)
高速空気力学(1)
重量と重心位置の測定と算出
遷音速時の飛行特性(1)
第14回:高速空気力学(2)
実機の操縦について空力面からの考察
遷音速時の飛行特性(2)
横風があるときの離着陸、
ウェイクタービュランス、
ウインドシア
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
【本授業の準備・復習等の授業時間外学習は、4時間を標準とする】学科試験問題集「学科試験スタディーガイド 最新版」 財団法人 日本航空操縦士協会 編
「航空工学」の項を演習問題として復習する。
テキスト(教科書)Textbooks
鳳文書林出版販売(株)「航空力学と飛行操縦論」(遠藤信二 著)
参考書References
特に定めない。
成績評価の方法と基準Grading criteria
成績評価は、自家用・事業用操縦士学科試験と同レベルの期末試験および平常点で行う。配分は期末試験80%、平常点20%とする。本授業において設定した達成目標の60%以上に達した学生を合格とする。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
C172に関する空気力学の解説を入れることは有効