経済学部Faculty of Economics
ECN218CA(経済学 / Economics 200)演習Seminar
長原 豊Yutaka NAGAHARA
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 経済学部Faculty of Economics |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2021 |
授業コードClass code | K7040 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 年間授業/Yearly |
曜日・時限Day/Period | 木4/Thu.4 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 多摩 |
教室名称Classroom name | |
配当年次Grade | |
単位数Credit(s) | 8 |
備考(履修条件等)Notes | |
他学部公開科目Open Courses | |
他学部公開(履修条件等)Open Courses (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Courses | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | ○ |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
カテゴリー(2015年度以前入学生) | 演習(選択科目) |
カテゴリー(2016年度以降入学生) | 演習(選択科目) |
カテゴリーCategory |
すべて開くShow all
すべて閉じるHide All
Outline (in English)
(1) All the seminarians are required to write a graduation thesis.
(2-1) Therefore our seminars are organized only for (1) like below.
(2-2) Seminarians are to organize a reading circle for (1), which includes the professor.
(3) Not only to sort out the previous academic studies concerned but also to collect the necessary materials, and then make presentations.
(4) To make suggestive proposals towards the presentations of the other seminarians.
(5) To make a concrete plan for the graduations thesis through (1)-(4).
(6) To complete the graduation thesis.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
演習の最終目的は4年次における卒業論文の作成です。そのためにゼミ生は、2年生から4年生にかけて、それぞれの段階に相応した研究の蓄積を行います。
また卒論作成のための準備段階でセミ生に共通するテーマの文献の輪読も行います。
(1)2年生の段階での卒論テーマの設定
(2-1)2年生から3年生にかけて設定したテーマに関わる研究史のサーベイと資料・文献の蒐集。
(2-2)ゼミ生はゼミ生全体が共有するテーマを設定し、教員を含めた輪読会を組織する。
(3)(2-1)および(2-2)で整理・蒐集された既存の研究と資料から自分のテーマに相応しい研究論文を整理し、それにもとづいて蒐集した資料を系統的に組み立て、他のゼミ生に向けたプレゼンテーションを行う。
(4)他のゼミ生のプレゼンテーションに対する応答を纏めて、対抗プレゼンテーション(批判会)を行う。
(5)こうした作業を通じて自分の卒論のテーマをブラッシュアップし、具体的に組み立てる。
(6)以上を踏まえて、卒論を完成させる。
到達目標Goal
1 自立した学習能力
2 プレゼン能力
3 「報告」文書の作成能力
以上3点の能力を高める。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、経済学科・現代ビジネス学科は「DP8」「DP9」「DP10」「DP11」に関連。国際経済学科は「DP9」「DP10」「DP11」に関連。
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
(1) 卒論に向けた準備の報告(輪番制でPowerPointなどを用いたプレゼンが必須です)
(2) (1)のための参考文献のリストの作成にもとづいた各ゼミ生独自の文献一覧表の作成と事前提出が義務となっています。
(3) 教員は、前回の報告を次回の冒頭で、補足解説を含めて、ゼミ生全員の課題としてフィードバックする。
(4) (1)〜(3)に併行して、全員のテーマを考慮に入れつつ、教員が提案したゼミ全体のテーマである。現代資本主義に関する論文や著書を輪読する。
(5) ゼミ専用のEmailネットワークによって随時「相談」「質問」に応ずる。
*毎回が各ゼミ生からの提起と各ゼミからの「応答」、そして教員による両者への対面的フィードバックとしてゼミは組織されています。それはゼミ専用のEmailネットワークを通じて「回覧」できる状態にしてあります。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回:打ち合わせ
今年度における輪読テクストの選定と報告スケジュールの設定
第2回:卒論制作のノウハウ
卒論制作の手引
第3回:過去の優秀な卒論の紹介
過去の優秀な卒論の紹介
第4回:ゼミ生が選択したテクストの輪読⑴
レジュメに基づくテクストの「読解」とそのプレゼン
第5回:ゼミ生が選択したテクストの輪読⑵
レジュメに基づくテクストの「読解」とそのプレゼン
第6回:ゼミ生が選択したテクストの輪読⑶
レジュメに基づくテクストの「読解」とそのプレゼン
第7回:ゼミ生が選択したテクストの輪読⑷
レジュメに基づくテクストの「読解」とそのプレゼン
第8回:ゼミ生が選択したテクストの輪読⑸
レジュメに基づくテクストの「読解」とそのプレゼン
第9回:卒論課題設定報告と教員によるコメント⑴
卒論制作ための課題設定をゼミ生がおこなう(学年に照応した)
第10回:卒論課題設定報告⑵
卒論制作ための課題設定をゼミ生がおこなう(学年に照応した)
第11回:卒論課題設定報告と教員によるコメント⑶
卒論制作ための課題設定をゼミ生がおこなう(学年に照応した)
第12回:卒論中間報告と教員による方向性の再確認⑴
ゼミ生全員によるコンパクトな卒論制作のための集中的な中間報告を行う
第13回:卒論中間報告教員による方向性の再確認⑵
ゼミ生全員によるコンパクトな卒論制作のための集中的な中間報告を行う
第14回:秋学期に向けての方針を確認するブレイン・ストームを行う。
ゼミ生全員による達成度自己チェックの報告(反省会)
第15回:ゼミ生が選択したテクストの輪読⑴
レジュメに基づくテクストの「読解」とそのプレゼン
第16回:ゼミ生が選択したテクストの輪読⑵
レジュメに基づくテクストの「読解」とそのプレゼン
第17回:ゼミ生が選択したテクストの輪読⑶
レジュメに基づくテクストの「読解」とそのプレゼン
第18回:ゼミ生が選択したテクストの輪読⑷
レジュメに基づくテクストの「読解」とそのプレゼン
第19回:秋学期卒論報告と論題についての教員による文字通りのフィードバック⑴
卒論制作のより具体的な報告
第20回:秋学期卒論報告と論題についての教員による文字通りのフィードバック⑵
卒論制作のより具体的な報告
第21回:秋学期卒論報告と論題についての教員による文字通りのフィードバック⑶
卒論制作のより具体的な報告
第22回:秋学期卒論報告と論題についての教員による文字通りのフィードバック⑷
卒論制作のより具体的な報告
第23回:秋学期卒論報告と論題についての教員による文字通りのフィードバック⑸
卒論制作のより具体的な報告
第24回:4年生の卒論報告⑴
3年生による4年生の報告会の組織化(教員は卒論の達成度を確認する)。批判の組織化
第25回:4年生の卒論報告⑵
3年生による4年生の報告会の組織化(教員は卒論の達成度を確認する)。批判の組織化
第26回:3年生の達成度チェックと教員による方向性の再チェック⑴
3年生による4年生の報告会の組織化(教員は卒論の達成度を確認する)。
第27回:3年生の達成度チェックと教員による方向性の再チェック⑵
3年生による4年生の報告会の組織化(教員は卒論の達成度を確認する)
第28回:3年生の達成度チェックと教員による方向性の再チェック⑶
教員による3年生の卒論に向けた達成度チェックと学年進行にむけての方針確認
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
1 卒論制作に必要な資料・史料の蒐集
2 テクストの輪読は、当該書籍だけでなく、その理解に必要な関連文献の積極的な読解をも含めて報告レジュメの作成を行なう。本授業の準備学習・復習時間は、各4時間を標準とします。
テキスト(教科書)Textbooks
各学期の第1回目に今年度におけるテクスト(著書および論文)を複数指示する。
参考書References
それぞれの受講生の卒論のテーマに即して、そのつど個別に、紹介します。
成績評価の方法と基準Grading criteria
(1) 3年生
輪読報告(50%)
卒論の準備過程(50%)
(2) 4年生
成果としての卒論の提出と評価(100%)
※ 当ゼミには2年生は所属していない。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
(1) 知識と情報の反復的な整理をおこなうこと
(2) 日常的な関係性の確立
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
対面ゼミでも資料の共有などPCを活用するので、各人がノートパソコンを持参することが要請されている。
その他の重要事項Others
ありません。
専門分野
日本経済史・経済理論
研究テーマ
経済史・経済史方法論・経済理論
主要業績
(1) 『天皇制国家と農民』日本経済評論社、1989年
(2) 『われら瑕疵ある者たち』青土社、2008年
(3) 『ヤサグレたちの街頭』航思社、2015年
(4) 『敗北と憶想』航思社、2019年