経済学部Faculty of Economics
NAS100CA(自然科学全般 / Natural science 100)自然科学特講Natural Science Laboratory
藤田 貢崇、松野 響Mitsutaka FUJITA, Toyomi MATSUNO
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 経済学部Faculty of Economics |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2021 |
授業コードClass code | K5582 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 春学期授業/Spring |
曜日・時限Day/Period | 水2/Wed.2 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 多摩 |
教室名称Classroom name | |
配当年次Grade | |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | |
他学部公開科目Open Courses | |
他学部公開(履修条件等)Open Courses (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Courses | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
カテゴリー(2015年度以前入学生) | 総合教育科目 |
カテゴリー(2016年度以降入学生) | 総合教育科目 |
カテゴリーCategory |
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Outline (in English)
In this course, students learn research methods through observations and experiments in natural science and psychology. Students develop the ability to understand scientific methodology and logically evaluate the scientific and psychological phenomena through the eye of the science.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
自然現象を研究対象とする上で、実験や観察によって現象を具体化し、それらの普遍的な法則を明らかにすることは、極めて重要である。本授業では、自然科学ならびに心理学の実験を通して、実験・観察の方法や、それらのデータのまとめ方について学ぶ。
到達目標Goal
・基礎的な実験を通じて自然法則を理解し、身の回りのさまざまな現象について科学的に説明できること。
・心理的な事象を、客観的に分析すること。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP4」「DP7」「DP8」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
本授業は、前半は物理学および天文学に関する内容、後半は心理学に関する内容で構成され、それぞれ藤田貢崇、松野響が担当する。授業では実際に実験装置やデータ整理のためのPCを操作し、レポートを作成する。
・課題や質問等に対するフィードバックは、授業時に全体に対して回答します。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
1:ガイダンス
授業の進め方、評価方法について説明する
物理学実験の基礎項目を学ぶ
2:地図の作成
歩測によって距離を測り、地図を作成する
3:自然放射線の理解
自然放射線を計測し、線量分布図を作成する
4:望遠鏡の作成
身近な材料で作成できる望遠鏡を作成する
5:太陽の観測
天体望遠鏡を用いて太陽を観測する
6:水を含む化学製品の理解
ゲル状物質を作成し、水がどのように保持されるかを理解する
7:乳製品について理解を深める
市販の牛乳を用いて、乳製品の特性を理解する
8:心理実験の基礎
心理実験の方法論を学ぶ
9:知覚実験
視知覚実験をおこない、自分自身の知覚特性を測定する
10:知覚実験の解析
知覚実験の結果を解析する
11:認知心理学実験
認知心理学の実験をおこなう
12:認知心理学実験の結果解析
認知心理学の実験の結果を解析する
13:感性評価実験
感性評価実験をおこなう
14:感性評価実験の結果解析
感性評価実験の結果を解析する
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
・前半(第7回まで:藤田担当回)は、毎回の実験課題への取り組みを通じ、実験の方法論、データ収集手法、解析方法、実験レポートの書き方を学ぶ。
・後半(第8回以降:松野担当回)は、心理実験を自分自身で体験し、その結果を自分自身で解析する。分析をおこなうための統計的な知識やソフトウェアの利用方法を自習する。
・本授業の準備・復習時間は、各4時間を標準とする。
テキスト(教科書)Textbooks
教科書は使用しない。
参考書References
必要に応じて授業中に紹介する。
成績評価の方法と基準Grading criteria
・自然科学実験への取り組みと実験レポートの評価(50%)
・心理学実験実習への取り組みと実験レポートの評価(50%)
いずれも、実習形式での授業であり、欠席した回におこなった内容を含む課題レポートの評価はおこなわない。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
本年度授業担当者変更によりフィードバックできません。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
・前半・後半それぞれの初回に、担当教員より詳細を説明する。
・本授業の後半では、各自、充電済みのノートPCを持参すること(実験プログラムを駆動する必要上から、タブレットは不可とする。OSは問わないが一般的なブラウザが動作すること)。フォルダ・ファイルとは何かについての知識、画像ファイルの取り扱い、わからないことを自分でWeb検索するスキルなど、基本的なPCリテラシーを受講生がもっていることを前提に授業をおこなう。統計解析のために統計ソフトウェアR、R studio (いずれも無料)を使用できる環境を準備し、基本的な使用方法を自習することを求める。自習のための資料は授業で紹介するが、使用ラップトップがインストールに必要なスペックを満たしいているか確認しておくこと(大学の貸出ノートPCにはインストールされている)。
・COVID-19の流行状況に応じて、授業形態をオンラインに変更する可能性がある。
その他の重要事項Others
・この授業は、実験・実習を行う授業であり、実験装置等に限りがあることから、受講人数の上限を定めている。受講者を初回授業時に抽選するので、受講希望者は初回の授業に必ず出席すること。
・初回授業の集合場所は、研究・実験棟(12号館)1階 101教室となる。2回目以降の授業は、必要に応じて実施場所を変更する場合がある。
・全体についての実務的質問は、藤田貢崇に問い合わせること。授業内容に関する質問は、それぞれの講師の指示を仰ぐこと。