経済学部Faculty of Economics
PHL100CA(哲学 / Philosophy 100)現代社会と宗教AModern Society and Religions A
永井 美紀子Mikiko NAGAI
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 経済学部Faculty of Economics |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2021 |
授業コードClass code | K5161 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 春学期授業/Spring |
曜日・時限Day/Period | 火3/Tue.3 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 多摩 |
教室名称Classroom name | |
配当年次Grade | |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | |
他学部公開科目Open Courses | |
他学部公開(履修条件等)Open Courses (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Courses | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
カテゴリー(2015年度以前入学生) | 総合教育科目 |
カテゴリー(2016年度以降入学生) | 総合教育科目 |
カテゴリーCategory |
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Outline (in English)
This course introduces the foundations of religious studies from a sociological point of view while showing various religious cultures arround the world.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
普段、宗教とは無関係な生活をしているように思えても、実は私たちは多くの宗教的な意味とともに暮らしていることに気づく。宗教文化に関する基礎的な知識を習得した上で、宗教を見つめる視点を構築し、社会との関わりのなかに存在する宗教的現象を客観的に捉えなおそう。
到達目標Goal
①主要な宗教伝統に関して、それぞれの歴史的経緯や特徴などの基礎的な知識を身につけることができる。②それらの知識をもとに、社会にみられる多様な宗教的な現象に気づくことができる。③自分を取り巻く環境における宗教的な現象を客観的に把握し理解することができる。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP4」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
授業形態についての詳しい情報は、学習支援システムで通知します。①PDF版の資料教材を、学習支援システムにアップします。②テーマ毎(内容によっては、テーマの項目毎)確認の課題または小テストを行います。③課題を出した後の授業では、全体に対して課題に関するフィードバックを行ないます。小テストの場合は解答を提示します。④中間レポートを学期半ばに提出します。提出期限については後日、授業内や学習支援システムを通じて通知します。課題図書は参考書に掲げた『グローバル現代社会論』です。生協でも取り扱いがあります。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
なし / No
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
1:イントロダクション
「宗教」という言葉・宗教と社会との関わり
2:主要な宗教伝統1
唯一神信仰の大きな流れ・はじまりとしてのユダヤ教
3:主要な宗教伝統2
ユダヤ教における新宗教運動としてのキリスト教
4:主要な宗教伝統3
イスラームにおける共同体の意味
5:主要な宗教伝統4
唯一神信仰の大きな流れ・補足解説
6:アジアにおける仏教の展開と変容1
インドにおける新宗教運動としての仏教
7:アジアにおける仏教の展開と変容2
仏教の大きな二つの流れ
8:アジアにおける仏教の展開と変容3
日本における仏教受容・神仏習合
9:近代以降の日本の宗教状況1
近代宗教行政政策の余波
10:近代以降の日本の宗教状況2
神道の「解体」とその後
11:近代以降の日本の宗教状況3
儀礼の変容と消費社会
12:社会のなかの宗教1
日本人の宗教意識
13:社会のなかの宗教2
宗教意識の国際比較・日本とヨーロッパ
14:社会のなかの宗教3
アメリカの宗教意識
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
取り扱う宗教の基礎知識に関しては、日本史や世界史、倫理社会の参考書等で確認しておくとよいでしょう。新聞の中から宗教に関係する記事を取り上げて読むことでさらに理解が深められます。学習支援システムにアップされる資料教材には目を通し、紹介された参考文献も関心を持って読んでみてください。資料はプリントアウト出来れば幸いですが、出来なくてもアップされた教材を読んで自分なりにまとめてノートに書き出してみるのもいいかもしれません。授業の内容に関する課題や小テストもありますので、学習支援システムをチェックして提出を逃すことのないようにしてください。提出期限は課題の種類によって変わることがあります。本授業の準備学習・復習時間は各2時間を標準とします。
テキスト(教科書)Textbooks
教科書は使用しません。授業内での教材は学習支援システムにアップします。
参考書References
世界宗教百科事典編集委員会編『世界宗教百科事典』丸善出版2012年
山田真茂留編『グローバル現代社会論』文眞堂2018年(2600円+税)
各テーマに関係する参考文献は配布資料にて適宜紹介します。
成績評価の方法と基準Grading criteria
①学習支援システム上で出されるテーマ毎の課題や小テスト(合せて10回程度)の結果を70%②学期半ばに提出する中間レポートの内容を30%とする割合で総合的に判断・評価します。中間レポートは参考書に掲げた『グローバル現代社会論』を課題図書とします。生協でも扱っています。提出期限を過ぎたものは受け取りませんのでご注意ください。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
意見を受け止め適宜改善に努めていきたいと思います。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
学習支援システムが利用できる機器及び環境