経済学部Faculty of Economics
PHL100CA(哲学 / Philosophy 100)倫理学AEthics A
齋藤 範Susumu SAITO
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 経済学部Faculty of Economics |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2021 |
授業コードClass code | K5155 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 春学期授業/Spring |
曜日・時限Day/Period | 集中・その他/intensive・other courses |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 多摩 |
教室名称Classroom name | |
配当年次Grade | |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | |
他学部公開科目Open Courses | |
他学部公開(履修条件等)Open Courses (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Courses | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
カテゴリー(2015年度以前入学生) | 総合教育科目 |
カテゴリー(2016年度以降入学生) | 総合教育科目 |
カテゴリーCategory |
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Outline (in English)
In this lecture, students acquire basic knowledge about ethics and learn ethics concerning various problems of modern society.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
「自己と他者の関わり」を中心的なテーマとし、倫理学の基礎となる考え方や現代の倫理をめぐる諸問題について学びます。
到達目標Goal
倫理学の知識を体系的に習得するとともに、現代社会における倫理的な問題について自ら主体的に考察し、自分の考えを具体的に述べることができるようになることを、本授業の目標とします。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP4」「DP8」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
授業形態は講義で、音声収録を行ったmp4ファイルの教材をGoogle Classroomにて視聴する「オンデマンド配信型」で実施します。Google Classroomへの案内や入室に必要な「クラスコード」は、Hoppiiのお知らせにて告知します。また、前回の授業で受講生から出た質問や考察や感想をいくつか取り上げて、全体に対してフィードバックを行います。授業では、いわゆる規範倫理学の検討を通して、現代社会を生きる私たちの倫理問題を講義します。具体的には、主要学説を正確に理解するよう講義すると同時に、それらを現実の諸問題と突き合わせ、受講生自身に倫理的思考の実践を促します。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
春学期
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
1:倫理学とは何か
倫理とモラルとマナーをめぐって
2:倫理学の基礎
課題と方法について
3:規範と根拠①
ケーススタディの実践
4:規範と根拠②
ケーススタディの分析
5:利己主義について
エゴイズムとは何か
6:利他主義について
利他的であるとはどういうことか
7:功利主義①
ベンサムとJ.S.ミルについて
8:功利主義②
その可能性と問題点について
9:義務論①
カントの倫理学について
10:義務論②
カントとそれ以降の倫理学
11:正義論①
公正な分配とは
12:正義論②
自由と平等をめぐって
13:他者論
自己と他者をめぐって
14:応用倫理とまとめ
世界と環境と生命をめぐって
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
授業でとったノートを、内容を思い返しながら整理し、併せて疑問点や自分の考えや感想も記録します。また、授業で紹介する参考文献などを必要に応じて参照し、理解を深めます。さらに、現代社会において具体的にどのような倫理問題がどのようなかたちで議論されているか、新聞等のメディアを通じて情報を収集し、考察します。これらの授業時間外学習には4時間ほど要します。
テキスト(教科書)Textbooks
テキストは使用しませんが、必要に応じてプリントを配布します。
参考書References
参考書は特に指定しませんが、授業で扱う資料や参考文献については講義のなかで適宜紹介します。
成績評価の方法と基準Grading criteria
成績は、毎回実施する小テスト(40%)と、中間ないし学期末に予定している試験またはレポート(60%)にて総合的に評価します。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
授業で取り上げる具体的なテーマには、人によってはかなり重いと思われる問題(例えば犯罪や差別や貧困をめぐる諸問題)も含まれます。その点を十分考慮したうえで履修するようにしてください。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
授業はオンライン(オンデマンド)によるGoogle Classroomでの実施となるため、PCとインターネット環境が必要です。