IGESSIGESS (Institute for Global Economics and Social Sciences)
ECN300CB(経済学 / Economics 300)SeminarⅡSeminarⅡ
高橋 秀朋Hidetomo TAKAHASHI
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | IGESSIGESS (Institute for Global Economics and Social Sciences) |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2024 |
授業コードClass code | K7076-210 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 秋学期授業/Fall |
曜日・時限Day/Period | 木4/Thu.4, 木5/Thu.5 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 多摩 / Tama |
教室名称Classroom name | 322 |
配当年次Grade | 3 |
単位数Credit(s) | 4 |
備考(履修条件等)Notes | |
他学部公開科目Open Program | |
他学部公開(履修条件等)Open Program (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Program | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
カテゴリーCategory |
Advanced Courses/専門科目 Disciplinary Courses/IGESS科目 Ⅳ. Global Issues |
科目主催学部Faculty Sponsored Department | Economics |
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授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
本演習のテーマは、ファイナンス・証券投資という担当教員の専門分野を通じて、PC能力および文章表現能力の向上を目指し、大学卒業後にできるだけ実践可能な能力を身につけることにある。
到達目標Goal
本演習の目的は、証券投資や資産運用に応用可能な基本的なフレームワークを身につけて、それを実践可能なレベルに到達することである。また、グループワークによる論文(レポート、ショートペーパー等)執筆活動やプレゼンを通じて、文章力・表現力を向上させることも主要な目的である。
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
演習は2年生は基本的な知識の習得をメインとし、アカウンティング、ファイナンスの基本を習得し、3年生時に学習する内容となるリスク管理、コーポレートファイナンスの基礎をつくる。
演習履修者は通読するテキストを事前に精読し、教員の進行に従い、適時質問に答える必要がある。この他、2/3年生ともに月1回程度でグループワークでのプレゼンテーションが課される。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching:対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
1[対面/face to face]:秋学期の授業実施方針の説明
秋学期の演習の進め方についての説明、目的、担当の割り振りを行う
2[対面/face to face]:リスク
3つのEMH、無裁定理論
3[対面/face to face]:リスク分散化
ポートフォリオ理論
4[対面/face to face]:グループワーク発表3
株価の過大/過小評価の議論
5[対面/face to face]:CAPM
投資信託のパフォーマンスを評価する
6[対面/face to face]:CAPMの応用
CAPMで企業価値評価における割引率を求める
7[対面/face to face]:CAPMで企業価値評価における割引率を求める
日本の投資信託のデータを利用してファンドのアルファを計算する
8[対面/face to face]:グループワーク発表5
企業の資金調達手段に関するケーススタディ
9[対面/face to face]:オプションの基本
オプションのペイオフ
10[対面/face to face]:オプションの価格付け1
オプションの価格付け(二項モデル)
11[対面/face to face]:オプションの価格付け2
ブラックショールズモデル
12[対面/face to face]:シミュレーションベースのオプション評価
モンテカルロ法を用いたオプション評価、ポートフォリオインシュアランスなど
13[対面/face to face]:グループワーク発表6
オプション投資の有効性の検証
14[対面/face to face]:グループワーク最終報告
4年生の卒論報告など
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
演習の目的は、学習した内容を実践できることが求められる。指定したテキストは事前精読、実践してくること(週2時間)。また、演習内で扱う範囲の理解だけでは十分とは言えず、指定テキストの章末問題を利用して自ら知識の拡充をはかることが求められる(週1時間)。また、より現実的な課題をグループワークを通してこなしてもらうことで、自分の知識の再確認を行ってもらう。それらの内容をまとめて提出するための時間も確保すること(平均して、週1時間)。
テキスト(教科書)Textbooks
Simon Benninga and Tal Mofkadi, Principles of Finance with Excel, 3rd Oxford Univ Pr, 2017)
参考書References
手嶋宣之『ファイナンス入門』(ダイヤモンド社、2011年)
成績評価の方法と基準Grading criteria
グループワークによるプレゼン内容の評価50%、平常点50%で評価する。なお、無断欠席を1回でもした場合、平常点として減点対象とする。また、無断欠席を2回した場合は評価が自動的に「不可」となる。欠席は理由を明記して、ゼミ当日の14時半までに担当教員にメールなどの直接連絡が取れる手段で連絡すること。第三者から伝達および不明瞭な理由による欠席は、どのような理由があろうとも無断欠席と同じ扱いになる。理由を明記した上での欠席でも平常点(減点)として評価に反映される。2年次の学生に関しては報告時の欠席や無断欠席等で評価が「B」以下になった受講生は原則として3年次におけるゼミ活動が困難と判断し、進級を認めない。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
グループワークによるプレゼンを行う回と教員主導によるテキストの内容を理解する回に分けるという試みが学生から好評のため、今年度も継続する。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
各自がPCを持参して、演習中もEXCELを利用できる環境下にあることが求められる。