公共政策研究科Graduate School of Public Policy and Social Governance
ENV500P2－016（環境保全学 / Environmental conservation 500）自然環境共生研究DStudies on Sustainable Use and Conservation of Nature D
三村 起一Kiichi MIMURA
授業コードなどClass code etc
| 学部・研究科Faculty/Graduate school | 公共政策研究科Graduate School of Public Policy and Social Governance |
| 添付ファイル名Attached documents | |
| 年度Year | 2024 |
| 授業コードClass code | X9809 |
| 旧授業コードPrevious Class code | |
| 旧科目名Previous Class title | |
| 開講時期Term | 春学期前半/Spring(1st half) |
| 曜日・時限Day/Period | 木 6/ Thu.6,木 7/ Thu.7 |
| 科目種別Class Type | |
| キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
| 教室名称Classroom name | 市院棟‐501 |
| 配当年次Grade | |
| 単位数Credit(s) | 2 |
| 備考（履修条件等）Notes | |
| 実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
| カテゴリーCategory |
サステイナビリティ学専攻 （博士後期課程）選択必修科目（専門科目） |
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Outline (in English)
In this lecture, with the aim of realizing harmony and symbiosis between the natural environment and humans and building a sustainable society, we will consider the possibility of policies to realize such symbiosis in the future, using various background events related to the natural environment and measures, including related laws and regulations, as teaching materials.
Students are expected to do self-study for about 2 hours each before and after the lectures, to deepen their understanding of the characteristics of the natural environment to be conserved, the current status and issues of problems caused by human activities, and past domestic and international efforts to resolve these problems, and to be able to explain the main points and their own ideas and apply them to their own research from an academic viewpoint.
Grades will be based on every time reaction papers (50%) and final reports (50%).
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的（何を学ぶか）Outline and objectives
持続可能な社会に向けて、自然環境と人間との調和・共生を実現するためには、科学的・社会的な視点を持つ様々な主体による相乗的で多面的な取組が望まれます。
本講義では、自然環境にかかる様々な背景事象や関係法令も含めた対策等を教材に、今後の共生実現に向けた方策・施策の可能性について考究することをテーマとします。
到達目標Goal
保全対象となる自然環境の特性と、人間活動によって引き起こされた問題の現状と課題、さらにはそれらを解消するためのこれまでの内外の取組について理解を深め、その要点及び自らの考えを説明し、学術的視点で自らの研究に応用する力を身に着けることを目指します。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか（該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連）Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP1」「DP3」に関連している。
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)（学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. ）
到達目標をかなえるよう、自然環境保全に関わる法制度等について、歴史的背景や課題、具体的な対策やその達成状況等を国内外の実例やエピソードを交えプレゼンテーションします。知識と問題意識を積み重ね、持続可能な自然環境との共生に向けた自らの意見を養うよう、授業とリアクションペーパーで取り組んでいただきます。
また、課題提出後の授業において、提出された課題からいくつかポイントを取り上げ、全体に対してフィードバックを行います。
アクティブラーニング（グループディスカッション、ディベート等）の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
なし / No
フィールドワーク（学外での実習等）の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching：対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回[対面/face to face]：ガイダンスとイントロダクション
講義の進め方、自然環境への気づき
第2回[対面/face to face]：原始的な自然環境の保全
自然環境保全法を骨格とした保護の法体系
第3回[対面/face to face]：生物多様性の保全１
生態系サービスと生物多様性条約
第4回[対面/face to face]：生物多様性の保全２
生物多様性基本法、SATOYAMA活動
第5回[対面/face to face]：希少野生生物の保護
ワシントン条約から種の保存法へ
第6回[対面/face to face]：外来生物対策
外来種による影響評価と外来生物法 他
第7回[対面/face to face]：一般鳥獣に関する課題１
鳥獣施策のあゆみ
第8回[対面/face to face]：一般鳥獣に関する課題２
普通種管理の課題
第9回[対面/face to face]：国立公園に関する話題１
国立公園制度のあゆみ
第10回[対面/face to face]：国立公園に関する話題２
自然公園法について 自然を満喫するとは
第11回[対面/face to face]：自然の再生に関する課題
自然再生法、エコツーリズム推進法について
第12回[対面/face to face]：ペットに関する課題
動物愛護法、ペットフード法について
第13回[対面/face to face]：自然環境を保全することとは
自然環境問題に関する国内外の動向
第14回[対面/face to face]：まとめと振り返り
我が国の自然環境行政の概要
授業時間外の学習（準備学習・復習・宿題等）Work to be done outside of class (preparation, etc.)
本授業の準備学習・復習時間は、各2時間を標準とします。
講義テーマに関わる知識の深化や多角的な視点を養えるよう、日常的に、講義テーマにかかるメディアや文献・事例等にふれるよう努めてください。
テキスト（教科書）Textbooks
特定のものは使用しません。講義において適宜資料を配布します。
国の機関のホームページを活用（参照）して講義を進めます。
参考書References
講義において随時紹介します。
成績評価の方法と基準Grading criteria
授業毎のリアクションペーパー（５0％）、期末レポート（50％）の２項目で評価します。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
知識の詰め込みとならないよう、重要な点を強調し、具体的な事例や挿話を交えながら、できる限り丁寧に説明し理解を促していきます。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
国の機関のホームページ等を参照します。PC・スマホ等をお持ちください。
その他の重要事項Others
環境省職員として長年環境行政に従事してた経験に基づき、具体的な事例を交えて進めます。
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＜専門領域＞自然環境政策、地球環境政策
＜研究テーマ＞生物多様性、地域脱炭素
＜主要研究業績＞