国際文化学部Faculty of Intercultural Communication
COT100GA(計算基盤 / Computing technologies 100)情報システム概論Introduction to Computer System
櫻井 茂明Shigeaki SAKURAI
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 国際文化学部Faculty of Intercultural Communication |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2024 |
授業コードClass code | C0402 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 秋学期授業/Fall |
曜日・時限Day/Period | https://hosei-keiji.jp/wp-content/uploads/johokanrenkamoku2024_fic.pdf |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 市ヶ谷 / Ichigaya |
教室名称Classroom name | https://hosei-keiji.jp/wp-content/uploads/johokanrenkamoku2024_fic.pdf |
配当年次Grade | 1~4 |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | |
他学部公開科目Open Program | |
他学部公開(履修条件等)Open Program (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Program | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
旧科目との重複履修Duplicate Subjects Taken Under Previous Class Title | |
人数制限・選抜・抽選Capacity/Selection/Rondom | 抽選 |
毎年・隔年Frequency | 毎年開講 |
すべて開くShow all
すべて閉じるHide All
Outline (in English)
(Learning Objectives)
We will learn the basic behaviours of the hardware and software of the computer constituting the information processing system. We also do practical training such as assembler and database functions, not only acquire knowledge, but also learn where the computer actually works.
(Learning Objectives)
- To develop an understanding of computer configuration, hardware and software operation and assembler.
- The course aims to provide students with the knowledge and skills to prepare for some of the exams such as IT Passport.
(Learning activities outside of classroom)
You will need to do some independent study (revision) to make up for any difficulties you have in understanding the lecture content.
(Grading Criteria /Policy)
Grading will be decided based on Assignments and mid-term reports (40%), in-class contribution(10%), and term-end exam (50%).
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
情報処理システムを構成しているコンピュータのハードウェア及びソフトウェアの基本的な役割や動作を学習する。アセンブラやデータベース機能などの実習も行い、知識の習得だけでなく、自らが設定した条件でコンピュータが実際に動く部分を自ら確認し、学ぶ。
到達目標Goal
コンピュータの構成、ハードウェア及びソフトウェアの動作やアセンブラなどを理解し、ITパスポートなどの試験の一部に対応可能な知識や技能の修得を目指す。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
国際文化学部のディプロマポリシーのうち、「DP3」「DP4」に関連。
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
オンライン併用での開講の可能性がある。授業計画や授業実施方法の変更については、学習支援システムでその都度提示する。
履修予定者は、必ず初回授業日までに学習支援システムで本科目を仮登録し、初回授業に参加、または初回授業資料を当日確認すること。
課題等の提出は、基本的には学習支援システム(Hoppii)を通じて行い、フィードバックも基本的には授業内あるいは学習支援システムで行う。補助的にGoogle Classroom等も用いる場合もある。
授業に関する質疑応答については学習支援システムの掲示板機能を活用する。
授業は6つのテーマ、すなわち、1.コンピュータのハードウエアの構成及び役割、2.アセンブラの機能の学習・作成、3.ソフトウエアの構成及び役割、4.データベースAccessの機能の修得及び使用、5.情報処理システムの種類と機能、6.情報システムのセキュリティ、開発・保守の6項目である。
アセンブラおよびデータベースAccessの学習では実習を予定している。その他のテーマについては、講義が中心になるが、コンピュータの具体的な事例・事柄を示しながら、理解が容易になるような講義を進める。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
なし / No
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching:対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回[対面/face to face]:コンピュータの開発経緯
計算具、計算器、計算機と順に開発され、現在の各種のコンピュータの開発を知る
第2回[対面/face to face]:データの基礎的表現
数値データの2進数、8進数、16進数および10進数について、その関係を含めて、理解する
第3回[対面/face to face]:各種データの表現
数値データ、論理データ、文字データ、音声データ及び画像データについて構造を理解する
第4回[対面/face to face]:中央処理装置
中央処理装置を構成する演算装置、制御装置、主記憶装置の構造を学ぶ
第5回[対面/face to face]:記憶装置、入出力装置、通信制御装置
記憶装置、入力装置、出力装置、通信制御装置の構造と役割について学習する
第6回[対面/face to face]:ソフトウエアの基本構成
ソフトウエアを構成する基本ソフトウエア、ミドルウエア及び応用ソフトウエアについて学習する
第7回[対面/face to face]:オペレーティングシステム
OSを構成する各種のプログラムおよびその役割、OSの種類と構成について理解する
第8回[対面/face to face]:言語処理ソフトウエア
機械語、アセンブラ言語および高水準言語の種類及びその処理方式について学ぶ
第9回[対面/face to face]:アセンブラ言語の基礎
仮想的計算機COMETの構成及びアセンブラ言語CASL2の基礎を学ぶ
第10回[対面/face to face]:アセンブラ言語の応用、実習
計算問題を解くプログラムをCASL2で作成する実習を行い、実行して結果を確認し、計算機の構造を理解する
第11回[対面/face to face]:ファイルシステム
ファイル構成、論理レコードの形式、ファイルの編成及びファイル処理方式について学習する
第12回[対面/face to face]:データベースシステムの基礎
データベースAccessの構造、それを使用してレコードの検索およびレコードの並べ替えを実習する
第13回[対面/face to face]:ソフトウェアの開発と保守、情報セキュリティ
ソフトウェアの開発と保守の考え方及び情報セキュリティと重要性を理解し、その方法を学ぶ
第14回[対面/face to face]:授業のまとめ
コンピュータの構成や動作原理などを復習し、開発保守や情報セキュリティを考えた上でコンピュータの使い方を議論する
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
1.授業内容をテキストに従って予習する。
2.課題を提出し、授業内容を復習する。
3.授業で使用したソフトウエアについて、テーマを考えて独自で使用し、その機能を体験する。
本授業の準備学習・復習時間は各2時間を標準とする。
テキスト(教科書)Textbooks
「情報システム概論」,和泉順子,櫻井茂明,中村文隆,サイエンス社, 2018, ISBN 978-4-7819-1430-5
参考書References
授業内で適宜指示する。
成績評価の方法と基準Grading criteria
成績評価は、課題・小テスト等(40%)、期末テスト(50%)および平常点(10%)で行う。
この成績評価の方法をもとに、本授業の到達目標の60%以上を達成した者を合格とする。
期末テストの実施が困難な場合は、小テスト・課題・レポートを基準に、掲示板などでのコメントや情報共有を平常点として加点、オンライン試験などの実施などで評価する予定である。詳細は初回授業時に説明する。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
理解を深めるため、授業進度を適宜調整する。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
教科書を各自で準備し、予習・復習に用いることで授業内容の理解を深める。
情報実習室のパソコンを使用した実習型の授業である。情報実習室で対面授業を行う場合は、教卓機パソコン画面上のテキストや資料を使用して進める。
オンライン併用の場合は、各自で学習環境を整える必要がある。基本的にはWindowsでもmacOSでも構わないが、実習を想定しているAccess(データベース)はWindows環境のみのソフトウェアとなるため、この実習の場合は適宜登校・情報実習室PCの利用を推奨する。
オンライン併用の場合は、授業の解説や補足のためにZoomあるいはWebexを用いる場合がある。また、授業資料やお知らせ、課題等は基本的には学習支援システムを利用して配布・提示する。
授業時間内にこれらに接続可能なネットワーク環境も必要である。
その他の重要事項Others
初回の授業に必ず出席すること。
情報リテラシーⅠ、情報リテラシーⅡを前提科目とする。
本科目は、例年 抽選科目となる。抽選の期間や方法など学部事務からの案内などを確認すること。
前提科目
情報リテラシーⅠ、情報リテラシーⅡ