文学部Faculty of Letters
GEO200BF(地理学 / Geography 200)世界地誌(4)Regional Geography (4)
浦部 浩之Hiroyuki URABE
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 文学部Faculty of Letters |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2024 |
授業コードClass code | A3446 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 春学期授業/Spring |
曜日・時限Day/Period | 木2/Thu.2 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
教室名称Classroom name | 市外濠‐S406 |
配当年次Grade | 2~4 |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | |
他学部公開科目Open Program | |
他学部公開(履修条件等)Open Program (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Program | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | ○ |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | ○ |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
カテゴリーCategory | 地理学科 |
他学科公開科目 | |
クラスGroup | |
昼夜表記Day or Night |
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すべて閉じるHide All
Outline (in English)
Students will study a wide range of phenomena related to nature and society in Latin America (environment and ecosystems, history and culture, politics, economics, international relations, and their composite issues such as natural disasters and infectious diseases) to deepen their comprehensive (interdisciplinary) understanding of the basic characteristics of the region. Special attention should be paid to the interconnectedness of each of these, rather than simply listing individual issues.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
ラテンアメリカ地域の自然と社会に関わるさまざまな事象(環境や生態系、歴史や文化、政治・経済・国際関係、それらの複合的課題である自然災害や感染症の問題など)を幅広く学び、地域の基本的特徴について総合的(学際的)に理解を深める。単なる個別の事象の羅列としてではなく、それぞれが相互に連関していることに、とくに注意を払う。
到達目標Goal
ラテンアメリカ地域の基本的な特徴について多角的かつ総合的に知ること、またそれを通じ、地域理解(ラテンアメリカに限らず、世界のさまざまな地域の理解)のために必要とされる基本的な視座と応用力(主体的な分析・判断力)を身につけることを目標とする。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP1」「DP2」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
授業は講義形式を中心に行う。
毎回の授業の前に(遅くとも前日までに)、学習支援システム(Hoppii)の授業案内を確認しておくこと(詳細は下記の【授業時間外の学習】欄を参照)。
教室での毎回の授業で、学習支援システム(Hoppii)を通じて小レポートを提出してもらう(下記の【成績評価の方法と基準】欄も参照のこと)。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
あり / Yes
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching:対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回[対面/face to face]:ラテンアメリカとは?
その地域概念
第2回[対面/face to face]:自然環境と生活①
アンデス高山地帯の自然・生業・食
第3回[対面/face to face]:自然環境と生活②
アマゾン熱帯雨林地帯の自然・生業・食
第4回[対面/face to face]:歴史と社会①
植民地社会の形成とラテンアメリカ諸国の独立
第5回[対面/face to face]:歴史と社会②
近代化とポピュリズム・軍事政権
第6回[対面/face to face]:現代の政治・経済①
民主化・民主主義とネオリベラリズム経済
第7回[対面/face to face]:現代の政治・経済②
貧困問題と都市問題
第8回[対面/face to face]:人と文化①
人種と民族、先住民問題
第9回[対面/face to face]:人と文化②
宗教、家族、価値規範
第10回[対面/face to face]:環境と社会をめぐる諸問題①
生態系の破壊と感染症の拡大
第11回[対面/face to face]:環境と社会をめぐる諸問題②
自然災害と災害対応への社会的脆弱性
第12回[対面/face to face]:世界とラテンアメリカ①
ラテンアメリカと日本・アジアの関係
第13回[対面/face to face]:世界とラテンアメリカ②
グローバルサウスとラテンアメリカ
第14回[対面/face to face]:授業の総括と期末試験
ラテンアメリカをいかに理解するべきか(50分)
期末試験(50分)
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
[準備学習]
授業の3日前(月曜日)までに、学習支援システム(Hoppii)に授業の概要を掲示するとともに、授業で映写するスライドをPDFファイルの様式でアップロードしておく。必ず毎回、それを確認しておくこと。
[復習・宿題等]
授業内容を発展的に理解するための自主学修課題(毎回の授業で案内する)に積極的に取り組むこと。また期末試験前には学期全体の学びを総括する一通りの復習をすること。
※本授業の準備・復習時間は、各4時間を標準とする。
テキスト(教科書)Textbooks
教科書は指定しない。
参考書References
石井久生・浦部浩之編 『中部アメリカ(世界地誌シリーズ10)』(朝倉書店、2018)
畑惠子・浦部浩之編 『ラテンアメリカ 地球規模課題の実践』(新評論、2021)
成績評価の方法と基準Grading criteria
毎回の授業で提出してもらう計14回の小レポート(70%)、期末試験(30%)。
レポートの出題内容は、授業のポイントを簡潔にまとめてもらうものなので、これを作成することがよい復習(学んだこと、考えたことの定着)にもなるはずである。なお、レポートの一部に小テストが含まれる。
レポートの性質が上述のとおりのため、毎回の授業を欠かさずきちんと受講していればおそらくそれだけで単位認定に必要な最低得点に達するが、期末試験の受験は、単位認定上の必須条件とする(未受験の場合、単位を認定しない)。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
本年度に初めて法政大学での授業を担当するため、本科目固有のフィードバックはない。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
パソコン、タブレット、スマホなどの電子端末を持参のこと。授業時間中に学習支援システム(Hoppii)を通じてレポート(小テストを含む)を提出してもらうためである。なお、何らかの事情で端末が手元に用意できない場合は、授業開始前に申し出ること(代わりのレポート用紙を配布する)。
授業で映写するスライドのPDF版は、あらかじめ印刷して持参することを推奨する(とくに端末としてスマホしか持参しない場合)。
その他の重要事項Others
[フィールドワーク]
フィールドワークとそれに基づく探索課題の発信(アクティブラーニングの一環)のために、上記の授業予定を微修正し、1回分の授業を教室外の学習に充てることを検討している(ただし、その実施の可否や実施する場合の方式については、全体の履修者数や履修状況を見極めてから判断する)。
これを実施する場合、授業内容に密接に関連するJICA海外移住資料館(横浜市)、目黒寄生虫館(目黒区)、ラテンアメリカへの道フェスティバル(港区)のいずれか一つ(選択式)を訪問してもらう。何らかの事情でそのいずれにも参加できない者に対しては、代わりの課題を提示する。
[担当教員の実務経験]
在チリ日本国大使館勤務(3年間)、国連平和維持活動(PKO)エルサルバドル監視団などでの8ヵ国計12回の選挙監視活動への従事経験があるので、その知見の一部を講義内容に反映させたい。
[担当教員連絡先]
urabe@dokkyo.ac.jp