社会学部Faculty of Social Sciences
SOC300EB, SOC300EC, SOC300ED（社会学 / Sociology 300 , 社会学 / Sociology 300 , 社会学 / Sociology 300）演習１Seminar 1
別府 三奈子
授業コードなどClass code etc
| 学部・研究科Faculty/Graduate school | 社会学部Faculty of Social Sciences |
| 添付ファイル名Attached documents | |
| 年度Year | 2024 |
| 授業コードClass code | L1815 |
| 旧授業コードPrevious Class code | |
| 旧科目名Previous Class title | |
| 開講時期Term | 年間授業/Yearly |
| 曜日・時限Day/Period | 水4/Wed.4 |
| 科目種別Class Type | |
| キャンパスCampus | 多摩 |
| 教室名称Classroom name | 社６１３ |
| 配当年次Grade | 2 |
| 単位数Credit(s) | 4 |
| 備考（履修条件等）Notes | |
| 他学部公開科目Open Program | |
| 他学部公開（履修条件等）Open Program (Notes) | |
| グローバル・オープン科目Global Open Program | |
| 成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | |
| 成績優秀者の他学部科目履修（履修条件等）Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
| 実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
| SDGsCPSDGs CP | |
| アーバンデザインCPUrban Design CP | |
| ダイバーシティCPDiversity CP | |
| 未来教室CPLearning for the Future CP | |
| カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
| 千代田コンソ単位互換提供（他大学向け）Chiyoda Campus Consortium | |
| 入学年度Admission year | |
| カテゴリーCategory | |
| カテゴリー（2022年度以降入学者）Category (2022～) | 専門演習 |
| カテゴリー（2018～2021年度入学者）Category (2018～2021) | 専門演習 |
| カテゴリー（2017年度以前入学者）Category (～2017) | 専門演習 |
| コース・プログラム名Course/Program name |
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Outline (in English)
This is a seminar on Journalism research. You will observe records that have passed through unknown people to the scene of human rights violations . The research purpose is "Challenge for invisibility."You need about 4 hours homework per one classroom.Spring semester discussion 30%, fall semester presentation 30%, seminar theory 40%.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的（何を学ぶか）Outline and objectives
ジャーナリズム研究のゼミです。共通テーマは「不可視化への挑戦」。
社会問題を入口として、情報社会の在り方を観察し、より良い社会のために必要な記録とその共有方法について、実験しながら幅広く考えます。演習１では、研究の基本動作から学び、各自の問題意識を育てます。
到達目標Goal
演習1では特に、以下の3つを学びます。１．情報格差の中で不可視化されやすい領域を、国際人権法を軸に幅広く観察する。２．DX化時代におけるニュースの認証方法（事実性・信頼性分析）を用いて、人びとの認識に対する情報の影響力を観察し、正確な情報判断力を高める。３．研究のための文献リサーチや聞き取り調査の基本を身につける。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか（該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連）Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
社会学部のディプロマポリシーのうち，DP1・DP2・DP3・DP4・DP11・DP12・DP13に関連。 DPについてはこちら https://www.hosei.ac.jp/shakai/info/article-20200325181407/
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)（学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. ）
春学期は、国際人権法の共通テキストと新聞データベースや映像作品などを用いて、社会問題に関する視野を形成します。ゼミ内ディベートを踏まえて、私たちの認識の形成背景も観察します。秋学期は、具体的なテーマを選び、関係者への聞き取りとメディア情報を比較し、より良い情報社会の在り方を考えます。
アクティブラーニング（グループディスカッション、ディベート等）の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク（学外での実習等）の実施Fieldwork in class
あり / Yes
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching：対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回[対面/face to face]：オリエンテーション
顔合わせ・春学期のテキスト紹介、課題作文など
第2回[対面/face to face]：共通テキストの解題
国際人権法の視座とブックレビューの方法の概説、関心事に関する意見交換
第3回[対面/face to face]：自分の情報接種行動観察
マスメディア、SNS、ポッドキャスト等
第4回[対面/face to face]：自分の価値観観察
エディトリアル・ジャッジメント・スケール分析
第5回[対面/face to face]：3年生のプレゼン
同性婚をめぐるディスカッション
第6回[対面/face to face]：共通テキスト輪読１：性役割分担の視座
レジュメ発表：夫婦別姓、ディスカッション
第7回[対面/face to face]：メディアリサーチ:中絶論争
ディベート準備（根拠資料としての新聞データベースリサーチ
第8回[対面/face to face]：共通テキスト輪読３：国籍少数者の不利益
レジュメ発表、在日コリアン、ディスカッション
第9回[対面/face to face]：共通テキスト輪読４：日本人の権利
レジュメ発表：難民の保護、ディスカッション
第10回[対面/face to face]：メディア・リサーチ：ヘイトスピーチ
ディベート準備：言論の自由をめぐる論争
第11回[対面/face to face]：共通テキスト輪読５：子供の貧困
レジュメ発表：難民の保護、ディスカッション
第12回[対面/face to face]：メディアリサーチ２：家庭内暴力
新聞データベースリサイ―チ、ディスカッション
第13回[対面/face to face]：共同研究の検討
テーマ企画書案検討
第14回[対面/face to face]：研究計画の検討
春学期の振り返りと夏の活動計画
第15回[対面/face to face]：共同研究のプランニング
夏休みの振り返り・秋学期の研究企画の話し合い
第16回[対面/face to face]：共同研究の下調べ：文献リスト
グループ別レジュメ発表と検討
第17回[対面/face to face]：共同研究の下調べ：情報の認証分析
直接／間接エビデンス・スケール分析
第18回[対面/face to face]：調査計画書
仮説をめぐるレジュメ発表、ディスカッション
第19回[対面/face to face]：聞き取り調査の準備１
聞き取り先の検討、注意事項
第20回[対面/face to face]：聞き取り調査の準備２
設問案に関するレジュメ発表、ディスカッション
第21回[対面/face to face]：当時者へのアプローチ
質的調査の実施
第22回[対面/face to face]：グループワーク
フィールドワーク
第23回[対面/face to face]：研究発表の準備
パワポ案、ディスカッション（仮説と検証）
第24回[対面/face to face]：研究発表案の修正
修正パワポ案、ディスカッション（考察）
第25回[対面/face to face]：研究発表の経験
プレゼンの振り返り、ゼミ論のテーマ案
第26回[対面/face to face]：ゼミ論の構成
目次のピアレビュー
第27回[対面/face to face]：ゼミ論の構成
論旨展開についてのピアレビュー
第28回[対面/face to face]：ゼミ論の提出
振り返り
授業時間外の学習（準備学習・復習・宿題等）Work to be done outside of class (preparation, etc.)
発表のため、各自のリサーチとレジュメの作成。本授業の準備学習・復習時間は、各2時間を標準とします。
テキスト（教科書）Textbooks
申ヘボン『友だちを助けるための国際人権法入門』影書房、2020
参考書References
好井裕明『違和感からはじまる社会学 日常性のフィールドワークへの招待』光文書新書、2014年
成績評価の方法と基準Grading criteria
春学期の討議 30％、秋学期の発表 30％、ゼミ論 40％。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
理解度を見ながら、必要に応じて進み具合を調整する。
その他の重要事項Others
今日の情報社会のなかで、社会の問題の解決に関心がある学生さんの好奇心や探求心を、応援します。基礎から積み上げていくので、所属学科は問いません。リテラシーが上がってくると、そこに居ながら見えていなかった人の姿が見えるようになってきます。なぜ見えないのか。どうすればいいのか。各自の関心に合わせて、探究していきます。